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王妃の帰還
柚木麻子 実業之日本社文庫 2013年1月刊 面白かったです。 ネタバレあり。 お嬢様女子中学二年生のあるクラスの 人間模様を描く。 王妃とはそのクラスNo.1に位置する滝沢さんのこと。 トップから陥落した王妃を迎え入れることになった範子たちの地味グループ。 が、とばっちりを受け、穏やかだった範子のグループも何だかぎくしゃくしてくる。 王妃は空気は読まないし、下々の気持ちにも 無とん着。 まさに、マリーアントワネット。 そうなんです。 歴史好きでおっとりお嬢さんの範子が 歴史ネタを重ねて描写する形で話が進む。 それが、気持ちを軽くするというか、 気楽にがんがん読ませてくれる。 どろどろ。 えー??こんな裏切りあり? 水面下の画策だらけの女子中学生。 クラスにはそれぞれ独立した五つのグループ。 うまく住み分けてるから治安が保たれていたのに。 私にも中学時代があって、 自分の立ち位置の確保に結構神経使ってたなぁ。 結局、グループが大事なんじゃなくて 自分が自分を持ってしっかり立つってことかな。 でも、そんな単純なものじゃないから大変なんだろうけどね。 渦中にいるときは、ホントに出口がない悩みって感じだったかも。 それから、今の子たちの言葉遣いとか、 流行りや雰囲気をつかんでいて柚木さん、すごいなぁ。 昔の中学生と変わらないもの、変わっていること、 ちゃんと描いておられました。 うろうろ迷ってる子に、 そして、面白い読み物待ってる子に、 早速手渡したい! |
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うんうん、女子中学生向き。
まさにぴったりの本ね。
これ、ぜひぜひ本好きさんに紹介してあげてくださいね。
この本、署名は知ってたけど、昔物語かな、なんて思って舞いs多。
まったくの現代ものですね。
私も図書室の本を読みたいです。
ボランティア、借りられるから、色々借りようかしら?
ナイス!!
2015/9/28(月) 午後 9:50
> うさママさん
ぜひぜひ。
大人向きなのかも。
歴史も女子の心理もわかった上で、のぞきみる感じで面白く読めるかと思います。
渦中の子たちはどんな感想を持つか。気になります。
2015/9/28(月) 午後 10:17