特殊乗り物と近代妖怪

忘れてしまったあの日の世界へ

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エミルシン事件

◆事件名

『エミルシン事件』

◆概要

[ジャンル] UFO

[日時] 1978.5.10 8:00

[場所] ポーランド ワルシャワ南東145キロの村エミルシン

[体験者]
ヤン・ボルスキー(資料3ではヴォルスキー)(70)

[事件の経緯、内容]
 森の中で荷馬車を走らせていたボルスキーは、前方にダイバーのような2つの姿を発見する。最初は「ハンター」だと思ったその人影は、ボルスキーが通り過ぎようとした時、荷馬車に飛び乗ってきた。
 その人物は全身にウェットスーツを着て、顔や手は緑がかっていて、背中にこぶがあった。また、時折唇の片端をひずめてしかめ面をした。しばらく行った先の空き地の上空に妙な形の飛行物体が浮いていた。短めのバスぐらいの大きさで小屋のような屋根があり、ニッケルをメッキしたように輝き、四隅にドリルのようなコルク抜きのようなものが高速回転していた。
 昇降装置に乗ってその中に入ったが、内部にはベンチ(資料3では二本のケーブルで固定された座席)と天井にパイプが走っているだけだった。
 また、キジ、カササギ、カラスなどが計20羽ほどいて、見えない力で拘束されているようだった。ボルスキーは裸にされると、スープ皿を二枚合わせたような装置を向けられて検査を受けた。
 その後、彼らは氷のような菓子を口でバリバリ食べており、ボルスキーにも薦めたが彼は断った。
 ボルスキーは帰されたが、警察にこの事を通報した事で調査が行われ、少なくとも20人がこの物体を目撃していることが判った。
 しかしボルスキーはマスクをかぶってグローブをはめた外国人だと思っていたという。

◆チャームポイント

1) いきなりカースタント
 じいさんの乗っている荷馬車にウェットスーツを着たまま飛び乗る身のこなし。忍者も真っ青です。

2) じいさんを裸にして撮影?
 老人好みというのもあるのでしょうか? 広い宇宙にはどんな趣味嗜好があるか判ったもんじゃありません。

3) 空飛ぶ小屋で来襲
 なんとも面白い「空飛ぶおうち」。それもドリル装備。地中でもへっちゃらでしょう。

4) 鳥もコレクション?
 地球の土産は珍しい鳥類でしょうか? ワシントン条約など知ったこっちゃありません。

5) 氷砂糖(?)大好き
 確かに非常食としても有効な食物。長い宇宙旅行には必需品なのでしょうか?

6) しかし冷静なボルスキー
 これだけの体験をして、「外国人だろう」とは落ち着き過ぎ。さすがに歳を重ねるとちっとやそっとでは驚きません。

◆資料

(1)『宇宙人の死体写真集2』中村省三(グリーンアロー出版社/91) p.118
(2)『宇宙人大図鑑』中村省三(グリーンアロー出版社/97) p.147〜
(3)『エイリアン・ベース』ティモシー・グッド(人類文化社/98) p.463〜
  


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