特殊乗り物と近代妖怪

忘れてしまったあの日の世界へ

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幽霊飛行船 その4

◆事件名

『バークレイ事件』(仮)

◆概要

[ジャンル] UFO

[日時]
1897.4.22 23:00

[場所]
アメリカ合衆国テキサス州

[体験者]
ジョン・M・バークレイ

[事件の経緯、内容]
 バークレイは電球よりもはるかに明るい飛行物体が15フィート上空にいるのを目撃。30ヤードほど離れた所にいたスミスという人物に「潤滑油と硫酸銅と鉄タガネがほしい。ここに10ドルある。おつりは好きに使って欲しい」と言われた。


◆チャームポイント

 水だけでなく、科学的な物質を要求する点。


◆資料

『UFO超地球人説』(ジョン・A・キール 早川書房 '76) P.81〜

幽霊飛行船 その3

◆事件名

『パインレイク事件』(仮)

◆概要

[ジャンル] UFO

[日時]
1897.4.17 22:30

[場所]
アメリカ合衆国ミシガン州パインレイク

[体験者]
ウィリアム・メジヴァロン

[事件の経緯、内容]
 ミシガン州ランシングの『ステイト・リパブリカン』に「飛行船の搭乗者が、翼がハンターの流れ弾で損傷して困っていた。修理をこの場でしたいので乗員の為に卵サンドイッチとコーヒーを買ってきてくれと言われ、支払いはカナダ銀貨で行われた。他にもコルクの栓を要求された。飛行船はサーチライトで湖を照らし、搭乗者はヤリで魚をとっていた」と報告があった。賢明なる読者諸君はお分かりの通り、この当時実用化された飛行船はアメリカには存在しない。


◆チャームポイント

 水だけでなく、夜食を要求する点。湖にサーチライトという辺りは当時のジュール・ヴェルヌの科学小説のようだ。


◆資料

『UFO超地球人説』(ジョン・A・キール 早川書房 '76) P.78〜

◆事件名

『テクサーカナ事件』(仮)

◆概要

[ジャンル] UFO

[日時]
1897.4

[場所]
アメリカ合衆国アーカンソー州マッキニー入江

[体験者]
ローレンス・A・バーン判事

[事件の経緯、内容]
 アーカンソー州の4月15日付け『デイリー・テクサーカニアン』に掲載されたところによると、金曜日に面積調査の監督にマッキニー入江に行った所、当時話題になっていたものと思われる『飛行船』を目撃。3人の『日本人』が乗りこんでおり、機械類はアルミニウムでできていて、アルミニウムのタンクにガスが詰められる事によって浮上し、降下するときは排出するようだと判ったという。


◆チャームポイント

 当時の新素材アルミニウムをいち早く取り入れ、しかも搭乗者は『日本人』という所もジャポニズムの流行からなのかもしれない。


◆資料

『UFO超地球人説』(ジョン・A・キール 早川書房 '76) P.74

幽霊飛行船の一例

◆事件名

『オズボーン事件』(仮)

◆概要

[ジャンル] UFO

[日時]
1897.4.17 22:30

[場所]
アメリカ合衆国ミシガン州

[体験者]
ビド・オズボーン

[事件の経緯、内容]
 ミシガン州ランシングの『ステイト・リパブリカン』に「長さは800フィートぐらい。大きな獣のようで上部には日本のちょうちんをいっぱい乗せ、孔雀のような大きくて幅広い翼を持ち、黒栗毛で、上のほうからジム・ペアドとチャーリー・ピッチャーのような声がしました。ペテンじゃありません」と報告があった。


◆チャームポイント

 一連の『幽霊飛行船事件』の頃の話だが、ウソにしても奇妙過ぎる。生き物かもしれない。日本のちょうちんという所にジャポニズムの影響を感じ取れる。


◆資料

『UFO超地球人説』(ジョン・A・キール 早川書房 '76) P.78

エミルシン事件

◆事件名

『エミルシン事件』

◆概要

[ジャンル] UFO

[日時] 1978.5.10 8:00

[場所] ポーランド ワルシャワ南東145キロの村エミルシン

[体験者]
ヤン・ボルスキー(資料3ではヴォルスキー)(70)

[事件の経緯、内容]
 森の中で荷馬車を走らせていたボルスキーは、前方にダイバーのような2つの姿を発見する。最初は「ハンター」だと思ったその人影は、ボルスキーが通り過ぎようとした時、荷馬車に飛び乗ってきた。
 その人物は全身にウェットスーツを着て、顔や手は緑がかっていて、背中にこぶがあった。また、時折唇の片端をひずめてしかめ面をした。しばらく行った先の空き地の上空に妙な形の飛行物体が浮いていた。短めのバスぐらいの大きさで小屋のような屋根があり、ニッケルをメッキしたように輝き、四隅にドリルのようなコルク抜きのようなものが高速回転していた。
 昇降装置に乗ってその中に入ったが、内部にはベンチ(資料3では二本のケーブルで固定された座席)と天井にパイプが走っているだけだった。
 また、キジ、カササギ、カラスなどが計20羽ほどいて、見えない力で拘束されているようだった。ボルスキーは裸にされると、スープ皿を二枚合わせたような装置を向けられて検査を受けた。
 その後、彼らは氷のような菓子を口でバリバリ食べており、ボルスキーにも薦めたが彼は断った。
 ボルスキーは帰されたが、警察にこの事を通報した事で調査が行われ、少なくとも20人がこの物体を目撃していることが判った。
 しかしボルスキーはマスクをかぶってグローブをはめた外国人だと思っていたという。

◆チャームポイント

1) いきなりカースタント
 じいさんの乗っている荷馬車にウェットスーツを着たまま飛び乗る身のこなし。忍者も真っ青です。

2) じいさんを裸にして撮影?
 老人好みというのもあるのでしょうか? 広い宇宙にはどんな趣味嗜好があるか判ったもんじゃありません。

3) 空飛ぶ小屋で来襲
 なんとも面白い「空飛ぶおうち」。それもドリル装備。地中でもへっちゃらでしょう。

4) 鳥もコレクション?
 地球の土産は珍しい鳥類でしょうか? ワシントン条約など知ったこっちゃありません。

5) 氷砂糖(?)大好き
 確かに非常食としても有効な食物。長い宇宙旅行には必需品なのでしょうか?

6) しかし冷静なボルスキー
 これだけの体験をして、「外国人だろう」とは落ち着き過ぎ。さすがに歳を重ねるとちっとやそっとでは驚きません。

◆資料

(1)『宇宙人の死体写真集2』中村省三(グリーンアロー出版社/91) p.118
(2)『宇宙人大図鑑』中村省三(グリーンアロー出版社/97) p.147〜
(3)『エイリアン・ベース』ティモシー・グッド(人類文化社/98) p.463〜
  

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