特殊乗り物と近代妖怪

忘れてしまったあの日の世界へ

UFO伝説

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掃除機を持った怪人

◆事件名

『ビルボルド事件』

◆概要

[ジャンル] UFO

[日時] 1973.12半ば

[場所] ベルギー ブリュッセル北東12キロのビルボルド

[体験者]
V・M氏(仮名)

[事件の経緯、内容]
 深夜に目覚めた目撃者の男性が、裏庭の便所に行く途中キッチンでカーテンを通して緑色の光を目撃し雑音を聞いたので開けてみると、金属探知器(掃除機あるいは放射能測定器という話もある)の様な物を持って歩いている、緑色に光るワンピースのスーツを着た「生物」を発見した。
 懐中電灯を当ててよく見た所、「生物」は身長90センチぐらいで尖った耳を持ち、大きな黄色い目をしていた。頭にはヘルメットをかぶり、ヘルメットから出たチューブは背中に背負ったナップザックに繋がっており、ウェストのあたりに赤く輝く箱を付けていた。「生物」が目を閉じると顔全体が暗くなった。
 その後「生物」は観察中の目撃者にVサインを送り、塀に向かって歩き、塀の所に来るとそこを腕をふりふり垂直に登り始めた。3mもある塀を登った「生物」はその後、塀の向こうに姿を消してしまった。
 そしてしばらくすると、塀の向こうに丸い透明な飛行物体が飛び立つのが見え、目撃者はその内部に先ほどの「生物」の姿を認めたという。

◆チャームポイント

1) 目的は埋蔵金探し?
 金属探知機で何を探っていたのだろう? 埋蔵金の噂を聞きつけて地球にやってきたのかもしれない。

2) 目撃者にピースサインを送る余裕
 目撃されたからといってただ逃げたり、逆に攻撃したりと言うのはいただけない。やはりコンタクトは余裕をもって望むべきである。

3) 乗り物はシースルー
 中が見えるのは色々まずい気がするが、名古屋の嫁入り仕様トラックと同様、デモンストレーション効果は抜群。

4) 似た事例はオランダでも
 1973年11月10日にはオランダのユードンでも掃除機を持ち、頭の両側にたれる頭巾をかぶり、白い修道服と大きな靴を履いた宇宙人が目撃されている。
 機械持って地球に来るのは流行か?

◆資料
『宇宙人大図鑑』中村省三(グリーンアロー出版社/97)p96

雪ん子宇宙人の正体

◆事件名

『アルタス・バルダス事件』(仮)

◆概要

[ジャンル] ?

[日時] 1971.2 中旬

[場所] アルゼンチン リオネグロ州アルタス・バルダス

[体験者]
フランクリン・アルタミラノ

[事件の経緯、内容]
 古い道を車で走っていたフランクリン・アルタミラノは、3人の妙な人物が道の真ん中で彼に向かって歩いているのを目撃。
 それらは真っ黒な姿で、黒いフードをかぶり、眼窩の中で目がが燐光のように輝いていた。10mほどまで近づいてもまるで動こうとせず、目撃者は車を町の方にターンさせた。
 後で現場に戻ったものの、彼は痕跡を見つけることが出来なかった。 しかしながら、3日後に再び同じルートに車で通っている時に目撃した。最初の時と違って反対方向に移動する様子が見られた。


◆チャームポイント

1) 弱気な目撃者
 動かないアヤシイ人影を見て、町に戻ってしまった目撃者。普段の生活が目に見えるようです。

2) 正体はKKK?
 アヤシイフードの下は実は人間? しかしなんか恐い事にはかわりありません。

3) 「雪ん子」としても有名
 かつて存在した日本の宇宙人サイト、「ECCP」でも「雪ん子」の名でイラストのみ紹介されました。学研の「世界UFO大百科」にも説明なしでイラストのみ出ています。

4) 1968年にはスペインでも
 同じような目撃はスペインでもあったとの事。文化的には共通点があってもおかしくないですが…

◆資料
Ufos, a Pictorial History from Antiquity to the Present
by David C. Knight



http://ufoinfo.com/humanoid/humanoid1971.shtml
↑こちらの「39」のケース

http://ufoinfo.com/humanoid/humanoid1968.shtml
↑「非常に似た事例」であるこちらの「48」のケース。

◆事件名

『ミラー郡事件』
『ピーナツ型宇宙ロボット目撃事件』←こっちの方が判りやすい

◆概要

[ジャンル] UFO

[日時] 1967.2.14 7:00

[場所] アメリカ合衆国ミズーリ州ミラー郡の農場

[体験者] X氏(仮名)

[事件の経緯、内容]
 その朝農夫のX氏は自宅30m東の納屋に向かって歩いていた、すると牛の群れの一頭が納屋の東を見ているので木立越しにそちらに目をやると100mほど離れた所にパラシュートのような物体が見えた。X氏が納屋の北東の角へ行くと着陸している物体の下でいくつかの小さい物体が動き回るのが見えた。
 動き回っている小さな物体は10〜12体ほどおり、高さは60センチほど。ピーナツのような形状でてっぺん近くに鼻のような突起があった。間隔の大きく離れた「目」とバイザーのようなものがあり、腕は非常に細く、足は見当たらなかった。
 X氏は大きな石を拾い上げて着陸している物体にぶつけて穴を開け、物体が何かを確かめようとしたが、一つ目は物体から4.5mの所で停止して地面に落ち、二つ目は何かにぶつかって跳ね返った。
 動き回っている物体はX氏が近づくと地上に降りているシャフト(直径45センチ、高さ75センチ)に逃げ込み、着陸している物体は6回ほど縦揺れして離陸し、シャフトを引きこむと音も無く飛び去った。
 着陸していた物体は円盤型(近くで見た時はたまご型)で上が丸くて底が平らであり、灰色がかった緑色で表面はシルクのようで継ぎ目もリベットも無かった。
 下部のふちには長さ15〜20センチの長方形の穴が30センチぐらいの間隔で並んでおり、そこから明るい光が放射されていて虹のように色を変化させた。

◆チャームポイント

1) かわいい
恐ろしげな印象を持たれているこの手の事件。しかしこいつは群を抜いてかわいい。牛がいるのにさらわない。そして目撃者に気付いて逃げていってしまう程の気の弱さだ。

2) 他の本に載っていない
『宇宙人大図鑑』を代表するといってもいいこの事件。しかし他の本で見たことはない。いや、中村省三さんだから大丈夫だとは思うのだが…

3) X氏の行動
だからさあ、やたら石を投げるのは良くないってば…

4) トンデモ本大賞でも人気
トンデモ本大賞2004でも紹介され、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。

◆資料

『宇宙人大図鑑』中村省三(グリーンアロー出版社/97)p72

◆余談
そのまま「やじろべえ」としても通じるデザイン。商品化希望。どうせ目撃者は匿名なんだし。

プレマノン事件

◆概要

[ジャンル] UFO

[日時] 1954.9.27 20:30

[場所] フランス ジュラ県プレマノン

[体験者]
レイモン・ロマン(12)
ジャニーヌ・ロマン(9)
ギレーヌ・ロマン(8)
クロード・ロマン(4)

[事件の経緯、内容]
 雨降りの日に納屋で遊んでいた子供達は外で鳴く犬の吠え声に気付いた。一番年長のレイモンが納屋から出ると目の前に「砂糖の塊」があった。それは縦に長い長方形で下の方が二つに割れており、納屋からの光がその表面で反射していた。
 数個の石を拾って物体に投げつけた所、ブリキのような音がして跳ね返った。つぎに玩具の、ゴムの矢が出るピストルを持ち出して発射したが、やはり同じように跳ね返った。そこで物体に直接手で触ろうとしたが、「水のように冷たく見えない不思議な力」で地面に叩きつけられた。
 レイモンの悲鳴を聞いてジャニ−ヌが出てきたが、彼女は「それ」が子供のような足取りでよちよち歩いて去っていくのを目撃した。彼らはしばらく途方にくれていたが、そこに何もいなくなったのを確認して一目散に家に戻った。
 途中一番下のクロードが「あれを見て!」と言った。その先150mぐらいの農場の隅に赤く輝くボールのような物が静かにゆれていた。
 地方の警官があとで現地に行くと、証言のあった場所の直径4mほどの草が反時計回りに倒れ、その内側に正方形に配列した四つの穴があった。また近くの旗竿に新しい傷があり、根本に横に長い穴があった事から、物体は一度この旗竿にぶつかったものと判断された。

◆チャームポイント

1) 見た目の割には結構やる
 下の割れたブリキの角砂糖といった外見に比して、その超能力はあなどれない。「見た目が9割」はこいつらには当てはまらない。どことなく介良事件にも似ている。

2) 乗り物? も結構変
 赤いボールのような外見の上、旗竿ぐらい気付かなかったのか? という感じも有る。いや、そもそもこいつらと関連あるのか?

3) レイモンの行動
 だからいちいち言いたくないが石は投げるなってば! 

◆資料

『UFOとその行動』エメ・ミシェル 後藤忠訳(暁印書館/80)p131

◆余談
 目撃した子供達はこれを「幽霊」と思っていたらしい。円盤も今一つメジャーになりきれなかった時代なのだろうな。

謎のカラカラを求めて

山口敏太郎さんというと、先のカワツチノコ事件でもテレビに出ておられた。
私もウンモ星人の事で問い合わせを受けたりしたが、それはぽしゃったようだ。

で、その山口さんの「本当にいる日本の「現代妖怪」図鑑」
http://www.amazon.co.jp/dp/4773003650/ref=s9_asin_title_1/250-0967195-1805825?pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=center-2&pf_rd_r=1FA82Z7VAK94ZJ4CTF77&pf_rd_t=101&pf_rd_p=61605506&pf_rd_i=489986
記載の事件から・・・


http://www.top.ne.jp/aliceweb/youkai/heya/mitei/
上記より引用させていただこう。

24)からから 大正〜昭和
古河野木町の4号線を入ったところにとある神社がある。
この神社には「からから」或いは「からら」と呼ばれる怪物が出たと言われる。
一の鳥居から三の鳥居まで続くのだが、二の鳥居から三の鳥居には時折大蛇も
出たと言われる。
それでは「からから」の話に入ろう。
昭和初期の話である。
母親と8才の娘が一緒に歩いていた。
古河の親子連れで野木村で用事を済ませて帰る途中である。
ちょうど二人は神社の並木道を歩いていた。
ちょうど半分まできた時の事 二人の頭上に火の玉が現れた。
からからと音を立てて 二人に迫ってくる。
二人がかわすと そのからから音をたてる火の玉は野木っ原に飛び去った。
その形状は竹で編んだ丸い籠のようなもので、いくつも穴が空いており
中から赤い火、黄色の火が出ていうたという。
他の目撃者も多いおり、二の鳥居付近から飛び出す事が多いと言われた。
古河市史資料 第6集  古河市史編纂委員会 昭和53年


茨城県古河市、ここの国道4号から入った所にある神社に、「カラカラ」あるいは「カララ」と呼ばれる妖怪が現れたというのだ。早速行って見ることにした。
 場所の特定は比較的順調に進んだ。神社までに3の鳥居まであるという事だったので、栃木県野木市との境にある野木神社と判った。しかしここ、古河から歩いても野木から歩いても遠い。この「境界に位置する」というのは妖怪の現れる一つの条件なのだな…とか思いながら現地到着。
 参道に何人も地元の人がいる、早速聞き込みだ! しかし「知らないねえ」、「おばけの話自体何にも無い」。いや、長い事住んでるばあさんもそう言うのだ。
 この参道は小学校の通学路にもなっていて、「学校の怪談」が発生してもおかしくない。それにしても話が聞かれないのは残念だった。以前はうっそうとしていたという話だが、今は比較的拓けている。
 この伝説が集落で聞かれたのであって、この場所そのものに伝わっているものではないのかもしれない。

 実は以前お話した「イースタン航空機事件」(「チャイルズ・ホイッテッド目撃」等とも呼ばれる)で言われるように、隕石の落下が見られたのかもしれないが、真相は時間の壁の彼方だ。


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