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新潮少年文庫の6巻……ということは少年小説=ジュブナイルとは思うのですが、
なぜか読んでみるとそんな気がしない。
丁寧な文章で折り目正しい文章で物語は綴られているし、小学生が主人公なんだけど、
自己を投影する感じで読めるわけではなくて、おじさんが主人公の子供になりきってるかんじ(笑)
小栗虫太郎のジュブナイルも相当無理がある文章と思いましたが、ああ、そういえば、乱歩の少年探偵団もどちらかといえば、こんなかんじの丁寧なオトナの言葉で綴られてはなかったか?
あれらも子供の視線または発想を表面化するのではなく、乱歩自身が子供の視線の高さから見た世界を書いた少年小説でした。
それに対し海野十三は光瀬龍や眉村卓と同じように子供の視線または発想で書いているような気がする。
ということはジュブナイルは大別してこの2つの流派があるのではないか??
などと思いながら「つぶやき岩の秘密」を読みました。
ジュブナイル小説もそうですが、みじかにある謎とそれを解く悦楽が包含されてます。
ジュブナイル小説の内容はSF、伝奇モノ、ホラー、犯罪モノ等々ありますが、一環してかならずあるのが「謎解き」。
まぁ、これがないと書籍も映画も人生も楽しくないのかもしれませんが(笑)
3/25もうすぐですね。
「ゴジラ東宝特撮未発表資料アーカイヴ ―プロデューサー・田中友幸とその時代 」が発売されます。
1984年ゴジラ、それ以降のゴジラには特に愛着はないのですが、それでも光瀬龍や眉村卓が考えたゴジラのプロットは興味あります。
楽しみです。
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