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私用があって郷里の尾道に戻ったんですが、実にこれが5・6年振りでもあります。
まずは、朱華園で昔馴染みのラーメンを食して郷里に帰ってきたことを実感してみます。 盆休みだからというわけではないんですが、30分ほど入店で並びました。 もう一軒、これは尾道の味というよりも、大阪特有の串カツ製法と食材としての瀬戸内海の魚介類がドッキングした隠れた名店「一口」がまだ存在してるかどうかを確認。 看板は変わりましたが、ツブれてはいませんでした(オイオイ(笑)) 別に尾道所縁というわけではないのですが、 尾道の商店街で見ることが出来るフィギュアを3点ほど紹介しましょう。 ①とても怖い福助の看板
これは昭和初期に土堂の足袋販売の末房商店にあった看板で、現在は商店街の中にある無料博物館に飾られております。 とてもとても怖いです。ホラー福助! ②壊れて動かないオバQのムーヴァー 昔は何気に個人電気屋さんの前にあったんですが、 その店も潰れて現在は旅行案内所のようなところに変わっております。 それでも、このオバQのムーヴァーは撤去せずに残ってました。 三本の毛は既にありませんが……。
③壊れて動かないウルトラマンAの巨大ガチャポンカプセルベンダー おもちゃ屋の店頭に置かれています。 1970年代はわりとどこのおもちゃ屋さんにも1体はありました。 いろんなウルトラファミリーがいたんですが今となっては現存するのはこれだけですねぇ。 閑話休題
尾道に帰って、まずこれだけは今回関西圏に持ち帰って再読しようと思っていたものが、これ。
1973年刊行の日本で初の怪奇小説雑誌「幻想と怪奇」
大伴昌司さんが他界されたのが1973年1月27日。
それ以前に1966年以降は大伴さんも怪獣で忙しかったからこの雑誌の発刊には関係されてなかったのかもしれません。 でも、紀田順一郎さんの著作にも書いてましたが、 1963年頃、大伴昌司さん、紀田順一郎さん、荒俣宏さん、桂千穂さん等と共に結成した「恐怖文学セミナー」や同人誌「ホラー」の延長線にあるものがこの雑誌「幻想と怪奇」と思ってます。 わたしも当時はそんなことを知る由もなく……当時10歳ですからまだ小学生ですし。 3年後の13歳の時に尾道の古本屋でこの雑誌の2号から12号まであることを知って、おこづかいを貯めては、約半年かけてこの雑誌11冊をGETしたわけです。 それにしても、誰にも買われずにこの雑誌が古本屋に残っててくれて良かった良かった(笑) それでも創刊号は得ることが出来なくて、1981年頃に広島の古本屋で5000円で売っているのを発見したものの、さすがに高額すぎて買えずじまい。 2000年頃のネットオークションが流行り出した頃、そこで安価に入手しました。 もともと創刊号「魔女特集」は「三崎書房」から1973年2月に発刊されたものの、
発行所の資金繰りで紆余曲折があったらしく
2号「吸血鬼特集」は1973年4月の刊行予定を延ばして7月に発行所を「歳月社」に変えて発刊されたようです。 それ以降1974年の10月に一時休刊ということにして幕を閉じてしまいました。
一時休刊ということでしたが、続刊は難しいと思いましたし、あの当時は 角川文庫で「怪奇と幻想」全3冊、ハヤカワ文庫で「幻想と怪奇」全3冊、創元文庫「怪奇小説傑作集」全5冊、新人物往来社の「怪奇幻想の文学」全7冊……といろいろ他にも読める怪奇小説が多々ありましたし。 新人物往来社の「怪奇幻想の文学」全7冊は特に紀田さん荒俣さんが編集者だったので、雑誌「幻想と怪奇」と親戚関係にあたります。
雑誌「幻想と怪奇」、たかが12冊されど12冊で、端から端までびっしりと幻想と怪奇が詰まっております。
怪奇小説は新旧を問うこともなく時間を超越して楽しむことが出来るもんですから、 今となっては総合的な幻想怪奇文学体系アンソロジーとして魅力的な書物ですよね。 秋の夜長に適した読み物ですネェ。 |
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