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江戸時代の本草学の本や海外の博物学の本で見る人魚は様々なバリエーションがある。
鮫人、メールフラウ、ヴァッサーニクセ、ゼーウィフ、シレーヌ、メリュジーヌ等々。 そんなバリエーション豊富な人魚だからこそ、人魚を題材とする小説類もバリエーション豊富に描かれる。
中でも、異形コレクション 「人魚の血」は小説としての人魚のエンサイクロペディアとして楽しめる。
ちゃんと泉鏡花の「人魚の祠」も収録あるし 山田章博の漫画「人魚變生」もあるし、
椿實の「人魚紀聞」も収録されているのが嬉しい。 谷崎潤一郎著「人魚の嘆き」は収録するには少し長かったのか、収録は叶わなかったのは残念。 中央公論社版の本のあの挿絵は水島爾保布さんでしたっけ? もうひとつ忘れてはいけないのが高橋留美子の「人魚シリーズ」だ。 5月連休で広島に帰った折に、
1994年 『週刊少年サンデー』 7号の切り抜き:高橋留美子の人魚シリーズ「最後の顔」前編の
切抜きを発見して、読んで、ああ、これは単行本未収録なんだよねと思って確認の為にWebで調べたら…… いつのまにか版を変えて全作品単行本化して発売されてますやん。 それ以来、ずっと最寄の古本屋で探すが、なかなか新しい版の人魚シリーズ全3巻は見つからず。
あっ、まんだらけに会社帰りに寄ればすぐ見つかるじゃん……燈台下暗しでしたね。
本日行くと、品揃えは完璧、凄いですまんだらけ、ちゃんとありました2003年発売の新装版全三巻。
「人魚の森」、「人魚の傷」、「最後の顔」 の作品は特に最高の人魚サスペンスドラマと思います。
小品の「舎利姫」も味わい深いですね。 この3巻目に収録されている「夜叉の瞳」「最後の顔」が長らく単行本化されなかったわけですね。 『週刊少年サンデー』 掲載の「最後の顔」の表紙のイラストですが、なぜか3巻目に使用されずに
2巻目に流用されているのが、なんとも解せないんですが(笑)
今観ると第一話から最終話で絵柄がだいぶ異なります。 うる星やつらの第一巻と最終巻もこんなかんじで絵柄がかわってましたねぇ、時間の流れを感じます。
なにはともあれ、シリーズの全話が同じ体裁で揃うと気持ちがいいものです(笑)
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2012/9/6(木) 午前 1:09 [ jhs29422z45z42 ]