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久しぶりにレンタルDVD屋さんを覗いてみた。
1970年代の映画で新しくDVD化された作品が増えているのがなによりも嬉しい。 面白そうなDVDもいくつかあったので借りてみた。 ①ソルジャーブルー
1864年のサンドクリーク大虐殺を映画化したものです。
パフィーセントマリーの主題曲はよくラジオで聴いてましたが、こんなに凄惨な映画とは知りませんでした。 ラルフ・ネルソン監督の作品は他にダニエル・キイスの著作「アルジャーノンに花束を」を映画化した「まごころを君に」位しか観てませんが、
ラルフ・ネルソン監督というと「ミステリーゾーン」のロッド・サーリングのご友人という話は聞いた事あるんですが、サーリング傾向の映画は撮ってないようですね。 世間では丁度今、領土の所有権をめぐってそれぞれの国が暗黒の歴史を紐解いてる状態ですが、
侵略、領土搾取、殺戮、そして女は犯して殺すという姿を映画で観て、人間も野生動物の仲間だと強く感じます。 ②不連続殺人事件 亜米利加ではニューシネマ、仏蘭西ではヌーベルバーグと呼ばれる映像の「新しい波」というのが1960年代、1970年代にありましたが、日本でもそのような波を体現したムーブメントがありました。
アマチュアの実験映画を商業化に向けたようなものですが、日本アートシアターギルド、略してATGの配給映画がそれに当たります。 ATG配給映画は洋画、邦画共に好きな映画も多いのですが、最近になってDVD化が加速しているのも嬉しい限り。 今回の「不連続殺人事件」も坂口安吾が江戸川乱歩に挑戦した探偵小説をATGの下で映画化されたというなんとも嬉しいじゃないですか。
おまけに、音楽はプログレファンに嬉しい日本のプログレの魁「コスモスファクトリー」だし、
特撮ファンには嬉しいことに、フジ隊員こと桜井浩子さん出てるし、 シルバー仮面の夏純子さんが出てるし、最初にオッ○イぽろりんで、ドキッとしましたが、さらに後半で印象的なヌードもあるという驚きの演出。 内田裕也さんはこのころは俳優だったんですね。 ③ヒューゴの不思議な発明 何の前知識もなく観たので、まさかこんな映画とは知りませんでした。
原作はブライアン・セルズニックによる「ユゴーの不思議な発明」、いつか読もうと思ってました。 というのも探偵小説のような謎解きファンタジーと前評判を聴いていたので。 まさか、後半がSF映画の開祖のジョルジュ・メリエスの話に通じるとは思ってもいませんでした。 久々にこころ洗われる映画を観たような気がします……ってことはやはりいつも悪夢のような映画ばかりみてるということなのねぇ〜。 ④アイスピットオンユアグレイヴ(新・旧)
1970年代に「発情アニマル」としてポルノ映画扱いになったバイオレンス映画ですねぇ。
旧作は観ておりませんが、これもレンタル屋にあるようです。 リメイク版を観ましたが、「悪魔のいけにえ」逆襲版といった内容で、 やられたらやりかえすという ハムラビ法典 的映画でした。 こういう映画をみると、同系列の「ウィークエンド」や「わらの犬」「ヒッチハイク」も観たくなります。 探すと「ウィークエンド」以外はレンタル屋にありました。 ⑤ヘルレイザー1/2/3 今年になってヘルレイザー1/2/3がDVD・ブルーレイで再販され、WOWOWでも放送されてましたが、ようやくレンタル屋でも扱ってもらえるようになりました。
長らく絶版になってたので、輸入盤で買ったすぐ後に再販が出たという、これはまさに悪夢のような出来事でしたが、レンタル屋で扱ってくれるなら、まあ、許そう(笑) 生きながら生皮をはがされたいそこのあなた、この映画を観てその痛みを疑似体験しよう!……という悪夢を観るのに最適な映画です。 シリーズの回を重ねるごとにクトゥルー神話のような展開になっていきます。 いいですねぇ、カーペンター監督の「マウスオブマッドネス」のようで。 1作目で淫蕩に堕ちていった人妻ジュリアでしたが、2作目ではさらに輪をかけて淫蕩に堕ちていきますねぇ。まさか彼女が主演になるとはおもってもみなかったです。
淫蕩な人妻が生皮をはがされて歓びに喘ぐ悪夢を垣間見ることができます。 3作目は昔観て「何じゃこりゃ」と思っていたのですが、コレ以降のシリーズ4作以降を観た後にもういちど3作目をみると「意外とまともに製作しているではないですか」と
考えを改めました。 ヘルレイザーシリーズはこの3部作だけでいいような気もします。 ⑥ジャンボーグA・ファイヤーマン 非ウルトラ系のミラーマンは相当前からレンタル化されてましたが、
最近「ジャンボーグA」がレンタル化され、10月以降に「ファイヤーマン」がレンタル化されるようですね。 かなり長く待った感があります。新しくレンタル開始になっても古い作品は旧作扱いになることも多いので、 レンタル屋の旧作1枚100円ディの日にはガッツリ借りたいところですね。 ⑦喪服の訪問者
鬼才・石井輝男監督の1971年サスペンスTVドラマ……おおっ、こんなものまで……気付きませんでしたがこれはかなり前からひっそりレンタル屋の片隅にあったようですねぇ。
「恐怖のミイラ」同様に噂だけしか聞いたことのないカルト番組ですからねぇ、今度借りてみよう。 ⑧アポロ18 アポロの月面着陸は自分の子供時代の1大イベントでした。
アオシマのアポロのプラモデル、アポロチョコ、万博の月の石、漫画雑誌のグラビアのアポロ特集、 それらひっくるめてアポロ系に対しては自分はなんでも甘く評価してしまう(笑) さらには1977年の「第三の選択」がある。 「第三の選択」は皆知ってると思っていたが、同世代と話しても覚えている者は少ない。 あとでフェィクドキュメンタリーと知ったが、当時は映画「グレートハンティング」同様にホンモノだと思ってた。 そんなこともあって、実はDVD化を楽しみにしてたのだ。
フェイクドキュメンタリーの中ではよく出来てると思う。 同じような映画で「アルマズ・プロジェクト」があるが、あれよりは上手に編集されている。 |

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