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1970年代の映画は特に思い入れがある。
自分は1960年代は怪獣や怪人と共に生き、1970年代は映画とプログレッシヴロックと海外SF小説や推理小説、ゴシックホラー系小説と共に生きた。
人生の折り返し点を過ぎる頃には今迄体感した「好きだったもの」が束になって押し寄せてくる。 これが、俗に云う「自分の器の限界分水嶺」というやつで、自分の中身が一杯に詰まったら、今度はまた自分の底にあるものが再び浮上してくるという現象である。
意外にも自分の容量が小さかったんだなぁと感じながらも沸き戻る過去に「好きだったもの」を再度愛でて楽しんでいる。
前に株式会社スティングレイが発売しているDVDの話をフクロムシさんとした折に、
ケヴィン・コナー監督、ダグ・マクルーア主演の「地底王国」を戴いたことがある。
1976年の英国映画で、原作はエドガー・ライス・バローズの「地底世界ペルシダー」。
この映画の前に、やはりケヴィン・コナー監督、ダグ・マクルーア主演、エドガー・ライス・バローズ原作の映画「恐竜の島」がある。1975年公開だったかな。
これは「時間に忘れられた島」の映画化で、 さらに「時間に忘れられた人々」と「時間の深き淵より」を映画化した「続・恐竜の島」(1977年)が続く。
つまり、1975年-1977年はエドガーライスバローズの当たり年で、東京創元文庫からも小説が続々と発売された年でもある。
お陰で、ペルシダーシリーズは全部読むことが出来た。 このように映画と小説の相乗コラボ効果で自分が得をしたような気になったこともあり、特に優れた映画ではない(……これぞB級映画……)と思うのだが、「恐竜の島」「続恐竜の島」への思い入れは深い。
エドガーライスバローズの原作を初めて読んだのが「時間に忘れられた島」だったことも関係しているのかもしれない。 と、いうわけで、そんな映画「恐竜の島」と「続・恐竜の島」であるがレンタルDVDには置いていないので買うしかないかぁ……と思ってたら、
あら、「恐竜の島」のDVDは絶版? しかも「続・恐竜の島」のDVDは日本未発売。
まあ、そうでしょうねぇ、日本で出したとしてもあまり売れないでしょう(笑)
と、いうわけで、仕方ないから、海外盤DVDを押さえました。
なんと4枚組で約1500円
「恐竜の島」「続・恐竜の島」「地球最後の男」「性本能と原爆戦」
「恐竜の島」「続・恐竜の島」の組み合わせはわかるのだが、
「地球最後の男」「性本能と原爆戦」を混ぜるキモチもわからない(笑)
まあ、4本とも好きな映画なので、まあ、いいか(笑) それにしても、ホント、「PANIC IN YEAR ZERO!」の邦題が「性本能と原爆戦」なんですよ(驚)
ちなみに「地球最後の男」はリチャードマシスン原作の「アイムレジェンド」で後に「オメガマン」「アイムレジェンド」と三度映画化されてます。
ロメロ監督の「ナイト・オブ・ザ・リヴィング・デッド」は1964年版「地球最後の男」にインスパイアされて作られたことは有名ですよね。 「性本能と原爆戦」はレイミランド主演・監督の映画で、あらましは次の通り。 第三次世界大戦が勃発して原爆がL.A.に堕ちた。
郊外にバカンス中の家族が生き残ったものの、
人間性を徐々に失いつつある人々の中でやがて自分たちも人間性を失っていくという人間ドラマ。 というか「自分たちだけはなんとしてでも生き残るんだ、他の人が犠牲になろうとも」という亜米利加気質のプラズマテックなドラマ。
で、なんでタイトルに「性本能」が付いているのかといえば、
映画の中で娘が性本能剥き出しの暴漢に犯された暗喩シーンがあるからと思われるのだが、
ヨンガリーヌパパサナシューならいざ知れず、 フツーの人なら「XX00年大パニック」または「XX00年原爆戦」とでも邦題付けるのでは??(笑)
「恐竜の島」「続・恐竜の島」に話を戻そう。
ケヴィン・コナー監督のすごいなあと思うところが女優選定。 恐竜の島のスーザン・ペンハリゴン
地底王国のキャロライン・マンロー 続・恐竜の島のサラ・ダグラス と ダナ・ギレスピー いずれも好みですがな。
サラ・ダグラスのいかにも英吉利的風貌とレイア姫チックな髪がステキであります。
しかしながら、彼女は出演作には恵まれてないですネェ。
唯一有名なのは「スーパーマンII 冒険篇」くらいでしょうか。 勿論、ロイス・レーン役ではなくて惑星クリプトンから追放された3悪党のひとりですが(笑)
サラ・ダグラスのようなスーザンサランドン系の顔はなかなかいいと思うのですが女優としてはあまり大成しない顔なのかもしれません。 キャロランマンローはいわずがもな。
スーザン・ペンハリゴンは他に「パトリック」という日本未公開映画に出てますがわたしもこれは未見。
確かイタリア版はクライディオ・シモネッテイが抜けた新生「ゴブリン」が音楽を担当している といのを知ってるだけですが、
なんとこのDVDも紀伊国屋書店が「エルゾンビ」同様に日本発売してました……意外。 さらに、ダナ・ギレスピー……ハマー作品の「魔獣大陸」同様、
異国のエロティックな勇女を演じてますが、
じつはわたしは彼女は女優業よりもミュージシャンとして知ってます。 1960、1970年代はわりとイギリスミュージックシーンでは有名でしたよ……たしか。 映画「ジュラシックパーク」が出来るまではそれでも恐竜映画の最高峰のひとつだったのかもしれません。
今見ても「続・恐竜の島」の翼竜などは良く出来てますよ。 「恐竜の島」の方が原作に忠実かな。 前半の潜水艦内の呉越同舟状態の緊迫感から時間に忘れらた島にたどり着くまでが小説同様飽きさせないですね。
「続・恐竜の島」も、原作2作を1つの映画に詰めただけあって見せ場は満載です。
恐竜に魔人に日本の武将姿(笑)まで出てくるんですからある意味カルト。 マット画の髑髏城がとても判りやすくてステキ(笑)↓
この海外版DVDですが、「恐竜の島」は英語字幕付いてるんですが、「続・恐竜の島」はフランス語字幕とスペイン字幕しか付いてません。 まあ、内容は単純ですから言葉がわからなくても読み解くことは出来ますが(笑) なによりも原作を読んでいるから日本語字幕なしの映画をみてもあらましが判るところが凄い(笑)
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