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ティムバートンの新作「ダークシャドウ」をDVDレンタルで借りて観た。
好きな映画「スリーピーホロウ」に雰囲気が似た作品だけに大いに楽しめたのだが、 さらに深く心を鷲掴みにされたのが、映画の中で使われた1960年代、1970年代の音楽の数々。 いきなりムーディ・ブルースの Nights in White Satin がメインタイトル曲としてかかるんだから プログレファンにはたまらない。 映画の時代設定も1970年代とあって、1970年代おたくも充分楽しめる作品でした。 1970年代のオカルト事情は、映画「エクソシスト」に代表されるとおもいますが、 別の次元でブーム等にかかわらず、ずっと君臨していたのが「心霊写真」 ことあるごとに本や雑誌グラビアなどで紹介されてきた世界の不思議を題材にしたコラムで、 心霊写真は扱われており、我々子供の目に触れる機会が多々ありました。
それら心霊写真は、海外の心霊写真が中心で、掲載頻度の高い幽霊の写真などは「なじみ」になるほど、 何回もみたことがある。
イギリスの妖精写真や、階段を下りる幽霊の写真、空中遊泳する足のない男の写真などは幾度となくみた写真の代表格だろう。 1冊のまとまった本としては、サラブックスの中岡俊哉著「恐怖の心霊写真」シリーズがあり、 これはこどもたちの必須図書になった。
そんな昔みた記憶のある心霊写真の写真集を見つけたのが今年の8月。 すぐに図書館に入荷を依頼して10月にこうして手にした一冊の本が、コレ。 「世界の心霊写真 カメラがとらえた幽霊たち、その歴史と真偽」洋泉社刊行。 洋書の翻訳で、解説に木原さんが関与してます。
1980年代1990年代2000年代の写真もあるのですが、 1970年代にみたことのある心霊写真の大半は収録されております。
もともとそれらの写真は有名な心霊写真ですからねぇ、 心霊写真の歴史を語る本なので収録を逃しはしてないのでしょう。
しかもその写真たちを真偽しているというおまけつき。
怖いとか、ドキドキした当時の気持ちを含めてノスタルジアに浸れる写真集です。 こうやって心霊写真をみていると、絶対の真実を写すというカメラ信仰の裏で、 当時のカメラで発生してしまった二重露出や、ブレによる部分消えなどの現象が 数々の存在しない幽霊を認めてしまったということが多かったんだなァと変に納得。 カメラで撮影したがゆえにこれは真実だ……という固定観念があったんですねぇ。 当時は心霊写真をみながら、夢と浪漫と恐怖を堪能していたわけですから、 それは実はニセモノだったといわれたら、 「第三の選択」や「グレートハンティング」の時のようなショックを感じますが 今尚そんな心霊写真に夢と浪漫と恐怖を堪能しているわけですから 当時から進歩していない自分を再発見する方がもっとショックかもしれません(笑) 真偽が解明されていない写真も多々あります。 それにしても、心霊写真にまで郷愁を感じるなんて思ってもみませんでしたが、 1970年代がまだ驚異と神秘に満ちていた時代だったんだという断言は出来そうですね(笑) |
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2012年10月10日
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