秘密基地

年甲斐もなく怪獣で遊んでみた

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先日、ヒッチコックの映画『』を観ていて、凄い発見をしてしまった。

なんと、この映画『鳥』の中に1979年のリドリースコット監督作品「エイリアン」のクルーを発見したのだから。
逆を云えば今頃気付いたのかと云われそうだが、
よもやランバート役のヴェロニカ・カートライトが子役で助演女優的に出ていようとは……しかし顔に面影が充分すぎるくらいあるんだよね(笑)って本人なんだからあたりまえか(笑)

鳥に襲われ、エイリアンに襲われ、確か「イーストウィックの魔女たち」では悪魔に呪いをかけられてましたわな……なんてかわいそうな襲われキャラ女優なんだろうか。

その映画「エイリアン」の前日譚の映画「プロメテウス」の話題を聞いたのがもう1年以上も前の話である。
海外映画情報を調べてたら、ブレードランナーの続編の話やらエイリアンの続編の話があって、
エイリアンの続編の話はポシャったけど、
エイリアンの前日譚を描く企画もありメガホンをリドリースコット自身が取る……なんて話に心ときめかした物である。
 
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前日譚って、あのプロメテウス(ゾウムシのような巨大宇宙人)、5万年前の遺体だと思ってたんですが……どうやら、あの事件はノストロモ号が寄り道をする5年くらい前に起ったという設定なのかな?

海外からの情報は早くから得ていたものの、スコ〜ンとそのことは忘れてたのですが、今年の一月頃の映画「プロメテウス」の記事を見て唖然。

えっ?エイリアンの前日譚だけじゃないの?ん?人類の起源?そんな映画だったんだっけ???……などと思った次第。

遺跡……巨人(プロメテウス)……人類の起源……この3つの言葉がでると、決まって別の作品を思い出してしまいます。
 
ジェームズPホーガンの「星を継ぐもの」「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」の三部作を思い出してしまいます。(実際はさらに続編はつづくのだが)
最近では日本のSF漫画の巨匠、星野之宣さんがこの3部作原作をリミックスした「星を継ぐもの」の単行本を現在3巻までリリースしております。
 
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ひょっとして「星を継ぐもの」の巨人シリーズを原作として、巨人の造型を映画「エイリアン」に出てきたあの謎のゾウムシのような巨人宇宙人として描いたのか?

映画「プロメテウス」の予告を観るとそう解釈してしまったんですね。
そうなると「人類の起源」を探る推理SFになってくるのでこれは面白いハズ……そう思った人はわたしだけではないはず。

そんな期待もあったのでしょう、3Dでしかも日本語吹替え版を選択して、いざ鎌倉……と、映画館に馳せ参じた次第。
 
ところがその3Dのメガネですが、映画本編がはじまる前まではバイオハザードの予告でビンビンに3Dだったんですが、映画「プロメテウス」がはじまってからはどうも3Dメガネが不調のようで、
オープニングのタイトルの人の名前は飛び出してくるんですが、
映画本編の中では3Dでモノが飛び出してくる描写はほぼ皆無(笑)

おまけに、映画館のスピーカー不調だったようで
日本語吹替えのノオミ・ラパスの声だけがなぜか棒読みのように聞こえました(笑)

映画ではいきなりオープニングでデューン・エンターテインメント(Dune Entertainment)という言葉が出てきます。
Dune……といえばフランクハーバートの原作で前にアンドレイホドロフスキー監督H・R・ギーガのデザインで映画を撮ろうとしてましたようねぇ……などとおもっていたら、
なんと、あろうことか、あのときのギーガーのデザイン画が、今回採用されているんですよ。
H・R・ギーガマニアやDuneマニアには嬉しい一場面ではあります(笑)

そんな楽しみやリドリースコットならではの映像美やスタイリッシュな役者のコスチューム、特撮描写はとても目を楽しませてくれますが、
その一方で脚本が貧弱すぎて色々突っ込みどころ満載の内容となっております。
 
わたしが期待したジェームズPホーガンの「星を継ぐもの」のような人類の起源を推理するわけでもなく
映画「エイリアン」に出てきた設定を完全に符合するような扱いをしているわけでもなく
映画の中盤から後半になるにつれ、オイオイ……オイオイオイオイオイオイオイオイ と観ていて心に汗をかくようなことが多々あり、
最後までみて気付いたのだが、あら、これって前編・(中編)・後編前編に相当するんだっけ?……と大きな謎を残しました。
 
でも、人類の起源については、最初のプロローグ部分と中盤の説明と後半の部分をつなぎ合わせると、「人間の原罪」をどう扱いたかったのかが容易にわかります。
 
映画のエンドクレジットにデザインでH・R・キーガの名前があって、デザイン・エレメンツとして紹介しており、
また、物語のベースのエレメンツとして故ダン・オバノンの名前があるのだが、この二人がプロメテウスを観てどう思うのかを聞いてみたいと思う。
 
ヒッチコックの映画は、場面の1つ1つが精巧に計算されていて、
セリフが仮に無くても撮影した画面だけでなにを云わんとしてるかわかるように造っていることを今回の「鳥」再見で確認したんだが、
そんな手作り職人の映画造りの手法とは異なり、
手間をかけないCGで奇をてらう絵を間に合わせで作ってしまうところが最近の映画をつまらなくしている原因なのかもしれない。
 
それにしても、日本の映画配給会社さんの造る宣伝、現実を曲げてまで作る魅惑のキャツチコピー……巧すぎ!
 
 
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