秘密基地

年甲斐もなく怪獣で遊んでみた

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SFマガジン10月号、つまり今月号がレイブラッドベリの追悼特集なのだが、
近所の書店では売り切れたようで取り置きがない。
 
ミステリマガジン10月号は書店にあったので、
この本にもブラッドベリ追悼ページがあるかも?……と確認すると、やはりありました。
 
ブラッドベリの単行本未収録作品「町みなが眠ったなかでが収録されてます。
都築道夫訳というのも珍しい。
EQMM('59年6月)の再録とのことだが、コレは今度図書館で頁コピーで入手するとしよう。
 
結局、梅田の紀伊国屋書店まで戻って追悼特集のSFマガジンを買う。
実にJ・G・バラードの追悼特集以来の購入なのだ。
http://blogs.yahoo.co.jp/monster_papa/60401072.html
……って、2009年9月以来の購入かよぉ!(驚)
 
イメージ 1
 
今回購入したSFマガジン、とりわけ「こっ、これは!」というようなブラッドベリ作品は収録されていなかったが、
牧眞司さんのブラッドベリコレクションとブラッドベリ年譜、ブラッドベリの絶筆となる短い自伝エッセイ、
海外のSF作家の追悼エッセイや日本国内SF評論家の追悼エッセイ
が読めるのは嬉しい。
特に井上雅彦さんのエッセイは絶品である。
小説の方は、再録の「霧笛」「歌おう、感電するほどの喜びを!」と
初訳の2009年の新刊から2編が収録されてます。
と、なるとまだミステリマガジンの1篇の方がめずらしいと思うんだけどな。
 
レイブラッドベリの作品世界に引き込まれた頃、リチャードマシスンロバートブロックも同様に知り、
J・G・バラード、スタニスワフレム、ジャックフィニィのSFとも出会い、
これらの本を読むことによって毎日が驚きに満ちた擬似SFホラー体験だった。
毎日が新しい驚きで、当時はネット社会ではなかったが、
本屋でハヤカワ文庫や創元文庫のあとがきを立ち読みすることでいろんな情報を得ることも出来た。
 
自分がレイブラッドベリを好きになったのが1970年代中盤、
ブラッドベリは円熟期を迎えた作家で、しかも日本でも相当人気があった。
そうなると、既存の本は出版済みで、あとは作家がきまぐれに出す数十年に1回の新刊を待たねばならない、そんな状況だった。

そんなわけで、単行本、文庫本を読み尽くしたあとは、
わたしが生まれて間もない頃に発刊された昔のミステリマガジンやSFマガジンに掲載されたブラッドベリ等の作品を漁り、さらに、翻訳本だけでは我慢できなくなってきたので、ポツポツとレイブラッドベリの原書を買うようになってきた。
中学生の頃は1冊くらいしか買えなかったが、ブラッドベリの原書については大学2年くらいまで買っていたと思う。
そのせいか、今回撮影した書影を数えると14冊ある。
14冊は見つけたが、The October Country、The Halloween Treeも買った記憶があるので探せばまだあるはずだ。

ブラッドベリの文章は日本語で読んでも原著で読んでもかなり美しい。
それに気付いたのが、「10月はたそがれの国」で宇野 利泰さんが訳した「みずうみ」という短編に触れた時だった。
別の訳者が別のアンソロジーで「みずうみ」を訳していたが、宇野訳と比べるとブラッドベリの美文が生かされていないように思えた。
宇野 利泰さんは大・江戸川乱歩と共に推理雑誌「宝石」を面白くした功労者でもある。

当時は未訳だったI Sing The Body Electricも先に原著を買った。
また、未訳の戯曲The wonderful ice cream suitも買ってみたが、
自分の好きなブラッドベリ作品はどうやら1960年代以前のようだ。

待望の新刊「Long After Midnight」が1976年に米国で発刊され、日本でもすぐに発売されたが、
そこにはもう自分の熱愛するブラットべリはいなかった。

ブラッドベリを知って実に37年近く経過したが、その時読んでいた短編小説はさらに私が知る20年前から存在していた。
わたしより年上である。
となると、現在で既に初期の小説は半世紀を越えている……りっぱな古典小説だ。
 
(1947) Dark Carnival 
 この作品はThe October Countryに収録されているが、当時の原著は驚くほど高価なのだ。
(1950) The Martian Chronicles
 
イメージ 2
 
(1951) The Illustrated Man
 
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(1953) Fahrenheit 451
 
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(1953) The Golden Apples of the Sun
 
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(1955) The October Country 
一番好きな作品なのに、現在行方不明だ。広島に持ち帰ってるんだろうなぁ。

(1957) Dandelion Wine
 
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(1959) A Medicine for Melancholy
 
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(1962) The Small Assassin
 
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(1962) R is for Rocket
 
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(1962) Something Wicked This Way Comes
 
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(1964) The Machineries of Joy
 
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(1966) S is for Space
 
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(1969) I Sing The Body Electric
 
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(1972) The Halloween Tree  
これも好きな作品で、現在行方不明。やはり広島にあるんだろうなぁ。
(1976) Long After Midnight
 
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(不明)The wonderful ice cream suit & Other plays
 
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ところで、当時1ドルは300円から250円くらいだった。
今と比べればとても高い。
海外では1970年代後半、ペイパーバックの値段は約1.5ドルだったようです。
それにしては、丸善などの洋書店では1冊1000円〜1500円くらいしてました。
今思うと凄く高かったのネェ〜(驚)
 
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