秘密基地

年甲斐もなく怪獣で遊んでみた

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梵天太郎という人物

梵天太郎という人物をご存知だろうか?
あるいは、凡天太郎名義の記載もかなり多いし、漫画では、はちまんじろう名義もある。
 
日本の刺青師、画家、劇画家、デザイナーなのだが、
ウィキペディアにいい紹介文章があったので拝借して以下に記載。
 
『とにかく好奇心が旺盛であり、興味があることは何でもやってみる。肌絵以外に、
「絵を描く」という行為だけでも紙芝居、少年・少女漫画、劇画、挿絵、和洋の絵画、服飾デザイン等をプロとしてこなし、その他、小説家、舞台演出家、映画監督、俳優、歌手、作詞、作曲、飲食店経営者等の顔を持つ』

という人なのだ。

当時は刺青も和彫りは2色だったものを、機械彫りで米国同様多色にした刺青界のパイオニアであり、
水木しげるさんやつげ義春さん、黒須喜代治さん、竹内寛行さんと同様に紙芝居の世界から漫画家になった人でもある。
そのせいか、定まらない画風とか、絵の雰囲気が水木さんやつげさん同様で、
この5人の作品は深いところで根が繋がっていて同系列として受け止めることが出来る。
 
また刺青のデザインの関係で服飾デザイナーとして海外日本の著名な服飾デザイナーからもコラボをしたとあるが、内容を調べると仰天。
カシアス・クレイ(モハメッド・アリ)のリング・ガウンのデザインや山本寛斎とパリコレに出たりピエールカルダンとコラボ等……
 
演歌的な唄でデビューしたり(笑)
キャニオンレコードLP「彫清・番外地演歌」とかEP「さいはての宿」とか8トラックのテープで「やさぐれ演歌」、カセットテープで「刺青師一匹演歌を唄う」等……
 
ウィキペディアにも書いてないこんな情報になぜ詳しいかというと、この同人誌に書いてました(笑)
『凡天太郎 劇画作品集 怪奇篇』 2012/8/12発行 凡天劇画会 1050円(税込)
 
イメージ 1

竹内寛行さんの同人誌や、黒須喜代治「死絵奇談」同様、まんだらけで購入
昔から読みたかったのですが、不良少女系漫画は読んだことはあれど、
怪奇短編についてはしらなかったので、このようにまとめての発刊は嬉しい限り。
 
内容はだいたい同じで、主人公の男が異界に迷い込んで、匂い立つような女性とのまぐわいがあり、彼自身は異化したり死絶するテーマが多いかな。
 
絵柄は壮絶系で、画風が定まらず、1作品づつ違う人が描いてるような感触ですが、劇画の部類に入るんでしょうネェ。

こんなマニアックな漫画まで再読出来るようになったんだから、いい時代になったもんです。
それにしてもまんだらけに置いてる懐古漫画系の同人誌はあなどれません。

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