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この前レンタル屋で借りたリメイク版「アイ・スピット・オン・ユア・グレィヴ」、なかなか壮絶な悪夢でした。
1970年代は虐げられた後に反旗を翻す女性が活躍する映画を、指折り数えてすぐに思い当たるのが下の3作品あります。
1つは、1979年の「エイリアン」、この映画以降に強い女性を描く映画が多く生産されました。
パワーアップして「エイリアン2」で強い女性像は完成されたと思います。
2つ目に1978年の「発情アニマル」、ハムラビ法典に即した復讐劇ですねぇ。 バスターキートンの姪(でしたっけ?)が主人公演じてます。
3つ目に1976年の「リップステック」。 ミッシェル・ポルナレフが音楽を担当していたことからサウンドトラックを買った覚えがあります。
アーネストヘミングウェイの孫(でしたっけ?)のマーゴ・ヘミングウェイ(モデル)が出演していることでも話題になった映画です。 こちらもオモチャにされた女性が銃を片手に復讐するハムラビ法典映画でした。 で、1978年の「発情アニマル」、これが原題「アイ・スピット・オン・ユア・グレィヴ」で、今回見た映画のリメイクの原典なのですが、公開当時は成人映画として上映、見ることができませんでした。
実はレンタル屋でもみたことがなくて、今回リメイクに便乗してやっとDVD化になったんだと思ってたのですが、実はそうではなかったのです。 悪魔のえじき〈ヘア無修正版〉というタイトルでDVD2001年から販売され、 ひっそりレンタル屋のホラーの棚にあったわけです。
調べるとビデオも発売されてました。 タイトルがコロコロかわるから、ホントわかんないですよねぇ。 やはり「発情アニマル」は今回発売されたDVDのように「発情アニマル」と書いてくれないと(笑)
リメイク版もよかったのですが、原典はなぜかカルト映画という冠をつけて語られることが多いのですが、リメイクを見る限り普通の映画のように思えました。
その点が自分の中でひっかかってて、まあ、一応原典も観ておこうかと。 そのような紆余曲折があって、オリジナル版を今回みたわけですが、 なるほど、たしかにリメイクは越えられていないと思うし、カルト映画の冠はホンモノでした。
断言しよう、「旧作の方がもっとすごいんですけどぉ!」 ナニが違うかというと、過激さはリメイクの方が上ですが、ジワジワくるのはオリジナル版ですねぇ。 原典の方が、土の匂いがします。泥臭い感じで、過激ではないですがジワジワ虐待されます。 それゆえに悲壮感は旧作の方が勝ってます。 リメイクと大きく違うのは、色気で誘ってから復讐するのです。その手段の方がもっと怖いですね。 気を許したエロい男がガブッとやられちゃうわけですから、弱肉強食の世界をまざまざと見るようで怖い。 傷だらけの裸体で森を歩く姿が痛々しい……でも、それをリスペクトした想像以上に恐ろしい復讐劇……そんな悪夢のような映画でした。 調べると、北米盤はなんとI Spit On Your Grave: The Original 1978 Director's Cut となってます。 ディレクターズカットが存在するんです。ランニングタイムは100分……あれ?日本公開版より短い? まあ、これはいつか入手して比べて観たいところ、なんとブルーレイまで発売されてるわぁ。 おっと、海外では「Day of the Woman」という別タイトルまであるぞぉ。
海外DVDジャケットみるまで知りませんでした。
いろんなタイトルを持つ映画だなぁ(笑)
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