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世の中のちょっとした機微の変化を感じるときがある。
しかも、その気付いてしまう機微の内容が、とてつもなくショーモナイことなのであるが、
そんなショーモナイことでも気付いてしまうんだから仕方が無い(笑) 事の発端はこうだ。
神戸三ノ宮駅周辺の中古DVD屋で破格値の「スキャナーズDVD−BOX」を発見する。
クローネンバーグの映画「スキャナーズ」のDVD+αである。
このDVD、なぜかBOXでスキャナーズ、スキャナーズⅡ、スキャナーズⅢのセット販売しか発売されていない。
Ⅱ、Ⅲなどは欲しくも無いのだが、スキャナーズのDVDを得るためにはこのBOXセットを得るしかないのだ。
ところが、早くに絶版となり、高値でネットオークション取引されているのが実態である。
なんで廉価版で発売されないのだろう?とか単品で発売されないのだろうと邪推してました。
思い当たることといえば、スキャナーズが産まれる要因として、1946年に発売された妊婦用睡眠薬(エフェメロル)の副作用というのが社会的にマズいのか、
あるいはスキャナーズⅡの中で語られる「毒入り粉ミルク」というのが、昔あった森永砒素ミルク事件を彷彿させるから社会的にまずいのか……といった邪推。
仕方が無いので、数年前に米国版スキャナーズのDVDを買って溜飲を下げていたのだが、今回見つけた「スキャナーズDVD−BOX」はそんな事実を否定するかのような破格値だったわけだ。
クローネンバーグの初期作品DVD……シーバーズ、ラビッド、スキャナーズ、ブルード、最近まではデッドゾーン、戦慄の絆、クラッシュですら入手が難しかった。
それに反して、ヴィデオドローム、裸のランチ、イグジステンズ_eXistenZ などは入手が楽だったが。
こんなわけで、クローネンバーグ映画作品のDVDで入手難のスキャナーズを手に出来たわけだが、
さらに、最近のネットオークションで今まであまり出回らなかったクローネンバーグ監督作品の「シーバーズ」や「ラビッド」までが比較的安く販売されている。
ははん、さては……と思い、AMAZONにイッて「クローネンバーク」というキーワードを打つと、やはり。
ブルーレイで「スキャナーズ」が2013年5月10日に発売されますねぇ、しかもリストア版として。
しかしながら、DVDでの発売は無いようです。ということはやはり「スキャナーズDVD−BOX」はそれで貴重ではあるのですね。
併せて「ザ・ブルード/怒りのメタファー」もリストア版でブルーレイが発売されます。いい時代になったもんです。
さらには2013年4月26日に「デヴィッド・クローネンバーグ DVD-BOX 」と題して「Shivers」「Rabid」のツィンパックが発売。
予約価格なら¥4,507ってことは、やはり買うべきか……また「悪夢のような映画がみたい」コレクションが増えてしまうナァ。
どうせなら「ステレオ/均衡の遺失」 や「クライム・オブ・ザ・フューチャー/未来犯罪の確立」も入れてくれたらええのにぃなどと想いながら気の利かないDVD販売元: オルスタックソフト販売 にカツ!だよね(笑)
とまあ、こんな機微を生活の中で嗅ぎ分けてしまうのは、果たしていいことなのか、わるいことなのか?
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