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Cthulhuの発音は日本語記法では、クトゥルー とか クトゥルフ が主流ですが、どっちやねん? と思ったこと無いですか?
わたしがどちらかといえば「クトゥルー」と記載するのに対して、
友人のフクロムシさんは「クトゥルフ」と記載しますし(笑)
Cthulhuの発音、異界の言葉なのでどのみち人間には発音することは出来ないのでしょうから、発音などどっちでもいいといえばいいんですが、ふと気になったものですから。
これらの発音の差をたとえるなら、
CHARLESを英国ではチャールズ、仏蘭西ではシャルルまたはシャール、独逸ではカールと発音するようなものと考えれば良いのかもしれません。
Cthulhuですが、一般英語読みではクトゥルフと発音できるそうです。
創始者のラヴクラフトや継承者のオーガストダーレスによるとクトゥルーと呼んだと見聞されてますが、 Cthulhu神話の研究大家のS.T.ヨシや大瀧啓裕さんによるとクルウルウと呼ぶべきとのことだそうです。 いささか、ややこしいですが、先日、図書館の書架の狭間を歩いていて、ふと眼に留まったクトゥルー書籍。
クトゥルー書籍は大別して三種類のカテゴリ別けがあると思います。
①ラヴクラフトの小説あるいはクトゥルー神話の小説群
②クトゥルー神話の伝道書……わかりやすい解説書やビジュアルムック
③クトゥルー神話の研究書
①については、中学生の頃から東京創元文庫で読んでましたが、
「ラヴクラフト傑作集」からいつのまにか「ラヴクラフト全集」にタイトルが変わってましたし、 おかげで全作品読破することができました。 ②は、主に東 雅夫さんがヤングパーソンズトゥガイド的に伝道書としてまとめたムック形式の図解書やその類です。
これでさらにクトゥルー神話の布教が完成して知名度がグッと上がったと思います。 ③については、最近にわかに訳されたり編纂されたりしているようです。
東 雅夫さんのクトゥルー神話事典 とか、S.T.ヨシのH・P・ラヴクラフト大事典 は有名ですが、 その他、リン・カーターのラヴクラフトの半生やクトゥルー神話が創作されたビハインドを書き示した書など。 いままで、③については、特に興味を示してなかったのですが、たまたま書架にあったS.T.ヨシの「H・P・ラヴクラフト大事典」をペラペラっと読んでみると、面白い。
なにが面白いかといえば、まさに研究書といったかんじで、作品やワードの相関的なつながりがわかるように編んでます。 まさに神話体系を紐解いたかんじで、これは事典ではあるが、最初のページから読んでいっても楽しめる。作品の内容と解説が一つの単元ごとに書いてあるので、読み応え充分だったわけです。 ③についての本を並べてみましょう。
これがその楽しめたHPラヴクラフト大事典
この本は、ラヴクラフトの小説ダイジェストでありビハインドであり、ラヴクラフトの半生の記録であり、ま、つまりはこの1冊があれば、クトゥルー神話のすべてがわかります。
この本こそはラヴクラフトマニアの聖典「ネクロノミコン」に相違ありません(笑)
エンサイクロペディア・クトゥルフ
クトゥルー神話事典
魔道書ネクロノミコン
エンサイクロペディア・クトゥルフとクトゥルー神話事典については、HPラヴクラフト大事典と同じ志向の本ですが、濃厚な内容のHPラヴクラフト大事典と比べたらあっさり軽めの編纂内容ですねぇ。
クトゥルー神話全書 こちらはまさにラヴクラフトの伝記といったものです。
こちらも楽しめましたが、どこかで読んだ内容の再確認といったかんじではあります。
ウィアードテールズのことやロバートブロックをはじめとするSF怪奇小説家との交流を余すことなく描いております。
親の遺産を食いつぶしながら、怪奇小説を書いて人知れず人生を終えて、死後に評価されて有名になった作家。
長い顎、面長で大きいその顔は「ドグラマグラ」の夢野久作や「帝都物語」の加藤保憲を演じた島田久作の風貌を彷彿させてくれます。
考えてみれば、皆がクトゥルー神話を庇護し、たとえばスティーヴンキングの「ミスト」やサムライミ監督の「死霊のはらわた」The Evil Deadシリーズやその他、いろんな作家や映画監督へ影響を与えた功績の方が彼の小説以上にノーベル怪奇賞に値するものだと思うナァ。 |
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2013年02月24日
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