|
蛇のダニのお話。
蛇の飼育で一度は対決する事が出てくるでしょう。
昨日もダニで困っているという質問が来ました。
生きたダニを使って数々の実験を繰り返してきた私のダニ論をここで少し。
まずは、一番メジャーな殺虫剤バポナ。
これは凄い。毒性が強すぎて蛇も人も死にます。
しかも最近のダニはバポナが効かない場合も・・・。
ダニにも耐性が出来ているようで、バポナも最初は効くけれど、
何度も苦戦していると、何代目からのダニには全く効いた感じがしなくなります。
新品バポナの上を平気で歩いていたりします。完敗ですわ。
ちなみに私は昔にバポナを常用しすぎてバポナアレルギーです。
バポナのある場所や家に入ったら体中が炎症みたいになって赤くなります。
ヒドイ場合は顔の皮膚がただれる様にジュクジュクします。あー怖い。
だからもう私はバポナ使えません。
そう、人間はダニより弱い。
犬用のダニノミ駆除剤であるフロントラインは獣医さんで買えます。
これも凄いですね。
ダニに掛けたらすぐに死亡します。一発でした。
でも溶剤のアルコールが凄すぎて、少し扱いに困ります。
アルコールは蛇へは毒です。かなり毒です。
近い物でベンジン、シンナーなどの揮発性溶剤なども超毒です。
神経障害みたいになって死亡してしまいます。ご注意を。
さて、フロントラインのアルコールですが、
アルコールを飛ばそうと頑張ると、結晶みたいなものが残って使えなくなります。
それにしてもアルコール臭は凄いですよ。
ずーっと臭いですよ。
さて、どうやって使うかなって所ですが、
私流では、スプレーじゃなくて塗るです。
フロントラインはスプレー容器に入っていますので、
ついついスプレーしたくなりますが、コレをすると凄い臭いになります。
アルコールがいっきに揮発して蛇へのダメージも避けられません。
スポイトなどで蛇へたらし、塗り伸ばす。
コレの方が使い方としては安全です。
当然アルコール臭はしますが、スプレーよりはかなり良い方法です。
アゴの裏や、目、首など、ダニの好きそうな所にタップリとたらします。
さわり心地が滑り悪く、ギシギシしますが、ダニの駆除効果は高いと感じました。
塗った後は通気性の良いケージで管理しましょう。
アルコールについてですが、
ダニには全く効果がありません。
アルコールにダニを漬けて実験した事があります。
アルコールは当然少しずつ揮発して消えていきます。
そうしたら、何もなかったかのようにダニが元気に歩き出すんです!!!
凄いですよねー。アルコールに全身漬けられても平気なんですよ。
私でもアルコールに漬けられたら酔っ払って歩けませんよ。
そう、そんな強い敵を相手に戦っていると肝に銘じるべきです。
蛇飼育の強い味方。ダニ。ゼッタイ。は本当にお勧めです。
粉状の薬剤ですので、どうも抵抗があるようですが、毒性としては一番低いです。
ケージ&蛇に振り掛けておくだけですので、使い方も簡単。
蛇が食べても大丈夫な素材です。冷凍マウスに付いて食べてしまっても気にしない。
効果は1ヶ月くらい持ちます。ダニの卵が残っていても継続して駆除します。
欠点は紫外線に弱い事。
紫外線灯などを使っているケージだと、すぐに効果が無くなってしまいます。
ダニ。ゼッタイ。を使っているのに、ダニが死なない場合、
太陽光などの紫外線が当たりすぎていないかご確認を。
ダニの卵について。
卵って強いんですよね。駆除剤が効きません。有機リン殺虫剤でも効果無し。
だから、ダニの親が死んで安心してはダメなんです。
駆除できたーって喜んでいたら、
2週間後くらいに、またビッシリ出てたりするのはそのせいです。
だから、1ヶ月以上安心できません。
1匹ダニを見たら100匹います。
見えないサイズのダニベビーがいます。
卵が残っています。
ピンセットで駆除なんて絶対無理。
蛇も体力があれば、自分で水に浸かって退治したりしますけど、
血を吸われすぎて弱ってきたら無理です。
貧血で死亡してしまいます。
ミイラみたいになってしまいます。
その前に早急に相談を!!
|