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オリーブオイルマスターソムリエのブログです。

日曜日のパティスリー

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久しぶりに日曜日のパティスリーシリーズ更新です。
フランスのパティスリーで修行していた頃のお話です。
初夏に入るとフランスは寒暖差が大きくなります。
昼間は半袖OKになるくらい暑いのに日が少し傾くと『あっ』と言う間に気温が下がり長袖を羽織りたくなります。
そんなわけで、フランスの女の子たちは、お昼は布の面積の少ない服装が多かったですが、必ず羽織るものを持っていて、夕方にはドレッシーになってました。(もちろん昼夜薄着で通す勇ましい女性もいました(^-^))

フランスのパティスリーは0階(日本の1階)がショップ、大抵パティスリーのアトリエ(工房)は地下でした。
注※大規模なパティスリーだとショップとは別に専用の大きな工房を持つパティスリーもあり、そういう所は1階がアトリエでした)

石造りの建物の地下は気温が安定しているので、夏もあまり気温が上がらずエアコン無くても大丈夫でした。

それでもやはり、夏は暑い(≧∇≦)

ロレーヌ地方はミネラルウォーターの産地がたくさんある地方なので、地元の人は水道の水を普通に飲んだり料理に使っていました。

なかなか珍しいかもしれないですね。

パティスリーに配属になり、仕事に慣れた初夏冷たいお水を飲みに厨房に入ると、厨房の料理スタッフのトムが手招きします。

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トム『これ、シェフの新作だよ』
わあ\(^o^)/教えてくれてありがとう。
トム『チキンジンジャー、今、ランチで人気なんだよ、味見してみる?』
もちろん!わあ、おいしい〜(≧∇≦)あれ、生姜?
トム『そうだよ!これはシェフの創作料理なんだよ。パティスリーに東洋からスタージュ(研修生の事)くるようになって東洋をイメージしたんだ』
え〜\(^o^)/そうだったんだ!東洋=生姜なんだ!
トム『レシピ知りたい?』
もちろん
トム『簡単だよ。チキンに塩と輪切りレモン、オリーブオイル、生姜を加えてマリネして後は焼くだけだよ』
チキンにワインじゃ無くてオリーブオイル?
トム『そうなんだよ、オリーブオイルでマリネすると柔らかくなるんだよ。マジック!(≧∇≦)』
そうなんだ、勉強になるなあ
トム『日本は生姜たくさんあるんだろうね、フランスは貴重なんだよ。だから入荷すると小分けして密封して冷凍保存するんだよ。日本では保存どうしているの?』
えっ冷凍(゚Д゚)?
日本では、高くないからたくさん使っているからすぐ使い切るせいか冷凍したことなかったなぁ。
東洋をシェフがメニューのインスピレーションに加えてくれて、ちょっと嬉しかったです(^-^)


写真は昨日自宅で作ったチキンジンジャー



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こんばんは

日曜日のパティスリーシリーズ更新です。

フランスのパティスリーで修行していた頃のお話です。

私と焼き菓子の仕事で衝突、後味悪いながらも、移籍してしまった同期のスタージュの女の子。

数ヶ月後のある日。

当時のホームステイ先に電話が。

マダムM:Mont、電話よ、ユーイっていう子

わ、ユーイ\(^o^)/元気だったんだ

私:サリュー(やあ の意味)

ユーイ:Mont久しぶり

私:今はどのお店にいるの?

ユーイ:私、就職したの

私:わ、そうだったのね、おめでとう\(^o^)/

ユーイ:それがね、東洋なの

ユーイは東南アジアの発展目覚ましい国の名前をあげました。

私:わ、そうだったのね、あれ、時差は?

ユーイ:うん、今日仕事やすみだから、私ねマンダリンオリエンタルホテルのレストランパティシエになったの、配属どこだと思う?

私:う〜んわからないわ、ユーイの第一希望のオーブン担当かな?

ユーイ:違うわよ、私、皿盛り、デザートの盛り付け担当よ(笑)

私:そうなんだ、ユーイはセンスがいいからすぐ認めてもらえるね(^-^)

ユーイ:そうでもないわよ、アジアはまだ男性社会だし、毎日シェフから注意されてばかり。あのね、クリスマスのパーティフードでMontが私に言ったことそのままそっくりシェフから言われているわよ〜あはは。あの時もっとMontの話聞いておくんだったわ。

私:そんなことないよ、気にしないで、ユーイは頑張り屋さんだからすぐ第一希望に回してもらえるわ(^-^)

ユーイ:多分無理、だってD.Dのお店(私がスタージュしていたお店のこと)にいた時だって、一度も任せてもらえなかったもの。貴方は任せてもらえる焼き菓子があったけどね。

そうだったんだ。

ユーイ:私ね、Montが大好きだったのよ。
今もよ。本当よ。あの時いろいろあったけど。
もうそろそろ電話切らなきゃ。
海外だし、なかなか会えないし、電話もなかなか出来るわけではないけど、さよならは言わないわ、アビアント(またね)

ユーイ、ありがとう!電話うれしかったわ〜!


数年後、観光で日本に遊びにきたユーイに東京で再会いたしました。


(完)





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おはようございます。

日曜日のパティスリーシリーズ更新です。

フランスのパティスリーで修行していた頃のお話です。

同期のスタージュで製菓学校の成績No.1のユーイと私は残業。

シェフのブリュノーから焼き菓子の出来栄えについて問い詰められました。

セカンドシェフのネルは真実を話してくれません。

完全に孤立。

ブリュノー:Mont、本当にこんな白いシガレットクッキー君が焼いたの?そんなはずは…ん?

ブリュノーが私の作業台を見ると…

私の作業台にはいつもブリュノーから指定された焼き色のシガレットクッキーが並んでいました。

そしてユーイの作業台には、真っ白な生焼けのシガレットクッキーが大量にありました。

ブリュノー:ユーイ、君が白いシガレットクッキー焼いたんだね。ダメじゃないか人のせいにしちゃ!君はどうしてMontの言うことをきちんと聞こうとしないの?

ユーイ:……。

ブリュノー:ユーイ、君はもう帰宅時間だから手伝わないで帰っていいから。Mont、悪いんだけど最後までシガレットクッキー作って。

私:はい

ユーイは黙って私にもブリュノーにも何も言わず更衣室のある3階へ階段を上ってしまいました。

後味悪いながらも仕事を終えてお店を出ると、ベテランの売り子さんが手招きしてます。

なんだろう。

店員さん:Mont、大変だったみたいね。私は貴方の仕事するの見たことがないけど、どれを貴方が焼いたのか直ぐに当てられるの。さっきは変だと思ったわ。

私:そうだったのですね、私が焼いたのがわかるのですね。ありがとう〜\(^o^)/

店員さん:だって貴方が焼いたのはどれも綺麗でお店に出すとすぐ売れるの。そう言うのはねわかるものよ!元気出して(^-^)

ありがとう!

休み明けにパティスリーに行くと、ユーイがいません。

あれ、ユーイは?

ティム:あ、この前が最後だったんだよ、彼女はもう辞めて夏休みの後は移籍することが前から決まっていたんだよ。

ガーン(T_T)ショックでした。

頑張り屋さんでネルのお気に入り、パティスリーでは華やかな話題たくさん振りまく存在でした。

もう彼女のフランス語も英語も聞けないなんて。

なんか後味悪いな〜本当にもう会えないの?(ノ_<)

続く!






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こんばんは

日曜日のパティスリーシリーズ更新です。

フランスのパティスリーで修行していた頃のお話です。

季節は夏。

シガレットクッキーはフランスではカフェでアイスクリームのオーダーすると気の利いたお店は口休めに添えてくれていました。

日本では夏は焼き菓子はあまり売り上げが伸びないのですが、私のいたフランスのパティスリーではシガレットクッキーが夏は飛ぶように売れました。

シガレットクッキーとは薄く焼いたラングドシャーというクッキー生地を熱々の焼きたてのうちに一枚一枚天板から外し細い棒に巻きつけて葉巻のような形に成形します。

なんと全て手仕事です。

大変地味なのですが、焼き加減が難しく、焼き過ぎは苦くなり、しかもクッキーがカチカチになってシガレットの形に成形が難しく、かといって、生焼けだとサクサクした仕上がりにならず。
一瞬のタイミングと、熱さをものとせずスピーディな作業が出来る経験が要求される焼き菓子でした。
私の作るシガレットクッキーはパティスリーに併設されているサロンドテの店員さんの評判が良く、在庫がなくなるとシガレットクッキーの追加を私に指名してオーダーをかけてました。

そんなある日。

シェフのブリュノーが私に近づいてきました。

ブリュノー :Mont、あと30分で終業時間って時に悪いんだけど、カフェからまた君ご指名でシガレットクッキーのオーダーがあったんだ。やってくれるかな?

私 :はい(^-^)もちろんです〜!

ブリュノー : 悪いね、助かるよ。

オーダーの量を見ると、1時間弱かかりそうな量でした。残業かぁ。

黙々と仕事をしていると…

製菓学校の成績No.1が自慢の私と同期のスタージュ、ユーイが近づいてきました。

ユーイ :大変そうね、私が手伝ってあげる

私 :ありがとう〜\(^o^)/ユーイ

ところが…

ユーイは真っ白な生焼けのシガレットクッキーをどんどんオーブンから出して成形してしまいます。

私:ダメよユーイ、生焼けだとサクサクしなくなるからちゃんと焼き加減守らなきゃ

ユーイ:なによ、手伝ってもらって文句言わないでよ、焼き時間短縮すれば早く終わるじゃない

え〜(;^_^Aそれはちょっと違うような

ユーイは次々真っ白な生焼けシガレットクッキーを焼いき、私は彼女とは別の作業台で地道に納得出来るシガレットを作りました。

ユーイ:半分量焼きあがったから私がカフェに持っていってあげる、Montのシガレットと私のシガレットを混ぜてしまえばわからないわよ。じゃ

そう彼女は言うとシガレットクッキーをアトリエからカフェに持っていってしまいました。

大丈夫かなぁ(;^_^Aとりあえず彼女のいないうちに、一枚でも多く正統派の焼き色でクッキー作らなきゃ、彼女のいない間に頑張ろう。

黙々と作業するとユーイが戻り、彼女はまたすごいスピードで生焼けシガレットと作ります。

すると…

カンカンに怒ったブリュノーが事務所からアトリエにやってきました。

ブリュノー:こらーダメじゃないか、こんな白いシガレット売れないよ。

ユーイ:あーそれはMontが焼いたんです。私じゃありません。


ガーン( ̄◇ ̄;)ユーイ酷いよ。

ブリュノー:え、Montが焼いたの?そんなはずは、おい、ネル、本当なのか?

ブリュノーはセカンドシェフのネルに聞きます。

ネルはアジア人の私が苦手でした、絶対かばってくれない(ノ_<)

ネル:さあてね、知らないよ、でも俺はユーイを信用しているから

やっぱり…>_<…

私、このまま信用失っちゃうのかしら(ノ_<)


続く!
日曜日のパティスリーシリーズ更新です。
フランスのパティスリーで修行していたころのお話です。



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フランスの厨房で修行していたころ、フルーツのお味見を良くしました(^-^)
ぶどうの種とか、日本人の私は種があるとオロオロしていると厨房のみんながみんな不思議そうに私も見ます。
『Mont何してんの?』
私 『え、口に種が…』
『え〜Mont、種は口から出さず飲み込んじゃうんだよ、普通出さないよ』
おーまさに『ホワイ フレンチピーポー!』((((;゚Д゚)))))))
さすがグルメの国、種も味わいのうちなのだそう。
確かに種の周りって味が濃かったりしますよね。
細かいこと気にしないフランスの人の大雑把なところが大好き。
私もフランスでは、真似してました(≧∇≦)
ただいまフルーツ中心生活に突入してます。
さすがに金柑の種は食べられないですが、皆さんフルーツの種はどうしてますか?
ジャパニーズスタイルですか?
それともフレンチスタイルでしょうか?\(^o^)/
フランスのフレッシュフルーツのシーズンも後少しでやってきます。

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