BLOG さぬき路

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天福寺と安倍晴明の墓

 天福寺 香川県高松市香南町岡1077 真言宗御室派 本尊 薬師如来立像
 美応山宝勝院天福寺。天平年中(729〜766)に行基が諸国行脚の途中、この地に来られ、由佐の音谷を仏法相応の霊地であるとされ、五尺三寸の薬師如来を彫刻し、一堂を建立、安置し、美応山法輪院清性寺としたのが起源です。
 その後延暦年中(782〜805)に空海がこの寺に来遊され、真言宗の道場とされました。そして、これを信仰して四条天皇は、国司橘の公忠に命じて、音谷清性寺を現在の所に移し、寺号を天福寺と改めました。
 天福寺には数多くの宝物が保管されています。例えば、伊勢物語(後鳥羽院)御歌(後醍醐天皇)弥陀六字名号(空海)薬師如来立像(行基菩薩)など、数百点に及んでいます。
 香川県 現地説明板より転載しました。
 天福寺由来記によると、その後天福元年(1233)国司橘公忠が四条天皇勅願所として再興し真言宗に改宗すると共に天福寺にしたとある。細川頼之が居を構えたという岡館の近くにあり長く細川氏の保護下にあったようである。
 以上の文は香川県立図書館蔵香南町史資料編より転載しました。

 仁王様と狛犬(非公開)
 天福寺が長宗我部元親により焼き払われた後、本尊薬師如来のみは仮祠に安置され、その他の仏像は元の堂宇のあった所に晒されていたが、江戸時代に入り、時の藩主松平頼重公により現存する天福寺の諸堂が再建されたが、仁王門だけは後回しになった。すると阿形・吽形の仁王は悲しみ落胆し、これは仁王がおるのに寺が焼かれた故仁王門を造ってくれないものと勘違いし、その責をとり切腹した(今も吽形の仁王には腹の付近が折れている)。旧の仁王門は現在地の下方付近にあったらしいが、その後現在地に再建された。しかし、このとき仁王像が石造りのため重たくて人間の力では上の所に安置することが出来ず困っていると阿吽の仁王様が立ち上がり仁王門の中に自ら入り座したそうである。
 また、山王堂が再建されたとき狛犬の製作を左甚五郎に依頼し、出来上がったので御堂に安置した。しばらくすると毎夜のごとく近隣の田畑が荒らされることが多くなり、農家の人々は困り果て、その原因を調べるため毎夜見張っていた。するとある夜、山王堂の扉が開き狛犬が出てちかくの田畑を荒らしているのを発見した。それを見た農家の人はその対策を住職に相談した。そこで住職は狛犬の頭に五寸もある大きな釘を三本ずつ打った。それ依頼狛犬は外に出ることはなくなったということである。
 普通仁王像は木造りであり、狛犬は石造りであるが、天福寺の場合それが逆になっている。そのいわれは分からない。
 以上の文は香川県立図書館蔵香南町史資料編より転載しました。
 
 安倍晴明の墓
 安倍晴明は2001年公開の映画「陰陽師」で狂言の2代目野村萬斎が晴明を見事に演じて一気にその名が広まった。原作は夢枕獏さん、口上は「人と魔物が一緒に生きていた平安の世に陰陽道の秘術を駆使した晴明の活躍を描く」伝奇小説。中略
 晴明は延喜二十一年(921)摂津の国阿倍野(現大阪市阿倍野区)に生まれ説が最有力だが、奈良県桜井市安倍説も、讃岐説もギブアップしてはいない。
 寺に伝わる江戸中期の「天福寺由来記」には平安時代に「阿部氏清明」(原文のまま)なる人物が寺に関係し、近くに一族の墓があると記され、同時代の古地図に「清明屋敷」と「阿部氏堂(墓)」が描かれている。
 墓は少し離れた山間にあったが、圃場整備のため移転を余儀なくされ、現在は本堂脇の一画に移った。石の標柱には「安倍晴明之墓」。
「安倍晴明之墓」と伝えられる石の祠。中に抱き合わせた石の雰囲気がとても妖しい。
四国新聞平成25年5月4日(17)より転載しました。
 写真は2013年6月4日撮影
 場所はスポットノート『寺院・お堂などのmap/空海ゆかりの地と四国八十八ヶ所+別格二十霊場のMAP/伝説・民話map』に投稿します。
 周辺施設:さぬき空港公園・香川県園芸総合センター・高松空港・讃岐こどもの国
 
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ミニ88箇所
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狛犬 香川県立図書館蔵香南町史資料編より 
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閉じる コメント(6)

こんにちは


安倍晴明のお墓が香川県にあったとは知りませんでした

いつも勉強になります。ありがとうございます

2013/6/9(日) 午後 1:28 [ 中国整体療術院 ] 返信する

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中国整体療術院さん、何故かあるんですね。近くの冠纓神社にもあります。何故!讃岐にあるのでしょうね。
全国至る所にあるんでしょうね。

2013/6/9(日) 午後 7:06 [ ロッキー ] 返信する

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仁王像、狛犬、が石と木の逆転とは初めてです。安倍晴明の墓と百聞は一見にしかず、一度見て見たいものです。
ナイス!

2013/6/9(日) 午後 8:00 まゆ陶工房 返信する

こんばんは=*^-^*=

仁王様が切腹されたりご自分で歩かれたり、
なんだか人間ぽくておもしろいです(*^_^*)
狛犬さまは5寸釘を打たれてちょっとお気の毒です(>_<)
安倍清明のお墓は、雰囲気ありますね。
(≧∇≦)ъ ナイス!

2013/6/9(日) 午後 11:02 ナイスな心意気 返信する

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ナイスさん、香川の地方紙の四国新聞にさぬきの都市伝説という特集記事でお寺を知りました。
丸亀の安楽寺の石の仁王様は善通寺の空海が書いた額を取り戻した時に腕を切られたたか?。
http://blogs.yahoo.co.jp/month_164/14494823.html

晴明の墓(祠)可愛くありませんか?。

2013/6/10(月) 午前 11:27 [ ロッキー ] 返信する

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まゆ陶工房さん、伝説・伝承ですから真偽はわかりませんが、見ればなんだか微笑ましい姿じゃありませんか。あとの人が付け加えたのでしょうか。
近くの冠櫻神社にも安倍晴明の墓があったと思います。
狛犬を直に見ることができると良いのですが。

2013/6/10(月) 午前 11:33 [ ロッキー ] 返信する

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