全体表示

[ リスト ]

CHDKを見つけた時、こんなものがあるのかと結構驚いた。
デジカメのファームウェアに侵入して、私の持っているカメラでは通常出来ないことを可能にしてしまうのである。
中でも山で星の写真を撮りたい私にとっては、露出時間の延長はとても有難い発見だった。
では何故、持っている機能をカメラメーカは制限しているのか。
それは製品コンセプトによる必要機能の取捨選択と価格設定による差別化の意図があると思う。
またソフトウェアが機能を満足していても、ハードウェアが耐久性や性能面で能力不足と言うケースもあるだろう。
この場合は、本体を壊してしまうリスクもあるので、そこは自己責任と言うことになる。

そんなちょっとリスキーなCHDKではあるが、使えるようになると結構楽しめる。
しかし裏ワザであることは間違いがなく、その操作は結構ややこしい。
だからしばらくすると忘れてしまいそうなので、その使い方を記録することにした。
以下、CHDKを使ったインターバル撮影の操作方法である。

1.CHDKの有効化と無効化
 CHDKのインストールはSDメモリに行う。(インストール方法はここでは省略。他のサイトにお任せ)
 SDメモリにはLock/Unlockの切替スイッチがあり、CHDKを使う時はLock状態でカメラを起動する。
 逆にUnlockにすれば、CHDKは無効化され通常のカメラ機能のまま使える。
 イメージ 1

2.CHDKの起動
 カメラの電源を入れると、CHDKのスタート画面が液晶モニターに表示され、再生モードでカメラが立ち上がる。
 シャッターボタンを半押しすると撮影モードになる。

3.撮影準備
 インターバル撮影を始める前に各種設定を行う。
(1)ISO、絞り、シャッター速度など露出の設定を行う。
(2)フォーカスをオートかマニュアルか設定する。多くの場合、マニュアルフォーカスにする。
(3)画像サイズの設定を行う。星を撮る場合はRAWにする。
(4)ホワイトバランスの設定を行う。オートではなく「太陽」がお勧めのようだ。

4.露出時間が15秒を越える場合の操作
 私のPowerShotG11の最大露出時間は15秒で、これを越える場合は、CHDKを使って次の操作を行う。
 上記2の撮影モードの状態で、「プリントボタン」→「MENUボタン」で下図が表示される。
 イメージ 2

 「Extra Photo Operations」を選択すると、下図が表示され一番上の「Disable Overrides」を「Disable」にして、露出時間を設定する。
 この設定を無効化する場合は、「Disable Overrides」を「On」にする。
 イメージ 3

5.インターバル撮影条件の設定
 インターバル撮影をする場合は、CHDKのScript機能を用いる。
 同じく「プリントボタン」→「MENUボタン」の後、下図の「Scripting Parameters」で、インターバル撮影用のScriptを選択する。
 イメージ 4

 インターバル撮影条件として下図の 銑い鯀択する。
 〇1橡膺堯=0の時はEndlessで撮影を続けるので、撮影終了時は、シャッターボタンを押して中断する)
 ▲ぅ鵐拭璽丱觧間(撮影終了後、次の撮影までの時間で、露出時間及び画像保存時間は含まれない)
 撮影中、電池の消耗を抑制するため、モニターを消す事が出来る。
 せ1特罅▲此璽犁’修鮖箸Δ選択する。
  AFでこの機能を使うと、一定時間内に焦点が合わない場合は撮影を中断するので注意。MFを推奨する。
 イメージ 5

6.インターバル撮影設定表
 朝昼晩で撮影条件は異なるので、それぞれの場合の標準的な設定値をまとめておいた。
微速度動画静止画
設定項目朝夕星景(固定)星景(固定)星景(追尾)
ISO100-20080800-1600400-1600400-1600
絞りF3.2-5.6F8F2.8F2.8F2.8
露出時間AutoManualManualManualManual
FocusManualManualManualManualManual
画像サイズM1M1RAWRAW+LRAW+L
インターバル時間5秒5秒1秒1秒1秒
撮影枚数150-500150-50050-600210-20
ダーク画像不要不要
撮影時間目安20-60分20-60分1-4時間10分20-30分
現像標準動画標準動画明暗合成可標準静止画コンポジット
動画再生時間10-30秒10-30秒5-40秒------

7.撮影開始
 各種の設定を終えたら、シャッターボタンを押して撮影を開始する。
 インターバル撮影は長時間になる場合が多いので、これらの設定を間違えた時のショックは結構大きい。
 そのため、撮影を開始する前に最後の確認として、設定された状態を下図のように表示することにした。
 間違いがあれば、シャッターボタンを押して撮影を中断することが出来る。
 既に何度かこの機能に救われた。
 これで正しい設定を確認出来れば、後は勝手に撮影をしてくれる。
 イメージ 6

8.現像
 撮影が終わったらパソコンで現像処理を行う。
 数百枚の画像を使って微速度動画にする場合、画像形式がRAWなら、UFRAW+Sirius Compで現像している。
 画像形式がjpegの場合は、Sirius Compのみで良い。
 いずれもフリーウェアである。

※おまけ
インターバル撮影用のScriptソースはこちらで、G11用に作ってある。
ファイルの拡張子が.basになっているが、「メモ帳」で開ける。
冒頭にも書いたが、CHDKはデジカメ本体の性能以上を要求する場合があるので、相応のリスクがある。
利用の際は自己責任で。

この記事に

閉じる コメント(2)

顔アイコン

宇宙の事みたい(^^ゞ

2012/10/6(土) 午後 5:28 [ ドメニカーナ ] 返信する

顔アイコン

そうです。宇宙です。
天の川を上手に撮りたいです。

2012/10/7(日) 午後 6:59 [ moochy ] 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


みんなの更新記事