NEW
末娘 in wonderland娘たちが体験入学で学校に通い始めて、1週間。 長女と次女は赴任前に同じ地区の小学校&幼稚園に通っていたし、 3年前にも同じ学校に体験入学をしているので、問題なし。 末娘は赴任時はまだ2才だったし(すぐ3才になった)、 前回の体験入学もしていない。今回が初めての日本の学校(彼女は今年1年生)。 初日、月曜日の朝は私が学校まで送り届けた。 しばらく教室の様子を見ていたが、新しいお友達に囲まれ、楽しそう。 帰りは両脇からお友達にガードされるようにして、楽しげに帰ってきた。 うん、これなら行けそう。と思っていたら… 二日目の下校時、家の前まで迎えに出たら、うちの娘が手ぶらで帰ってきた。 驚いて、「荷物はどうしたの?」と聞くと、「途中で落とした」との返事。 ???訳が分からない。 一緒にいた友達が、「はるちゃんは途中でカバンも傘も水筒も捨てて いきなり走り始めたの。私は水筒を拾って、一生懸命に追いかけてきたのよ。 カバンと傘は○○ちゃんたちが持ってきてる。」 …はぁ? よく分からないけど、とにかくカバンを取りに行かねば。 だけど家の鍵、掛けてきてない。 大あわてで家に戻って鍵をかけ、戻ってみると、○○ちゃんたちが うちの娘のカバンをせっせと運んできてくれていた。 ゴメンねとありがとうを連発してお友達と別れ、家に戻って訳を聞くと、 「お天気がいいから、走りたかったの。」 …はぁ? ますます分からん。 さらに聞くと、 「私はね、暑くて気持ちが悪いから早く帰ってシャワーをしたかったの。 それにね、走ると風が吹いて気持ちがいいでしょ。だから走ろうって言ったのに、 お友達がダメだダメだって言ったの。」 …なるほど。そういうことか。 「わかった。みんなが意地悪したと思ったのね。だから怒って一人で走ってきたのね。」 「そう」 「だけどね、カバンを置いてきちゃダメじゃない。捨ててきたらなくなるよ。 一人で走って帰ってきても構わないけど、自分のカバンはちゃんと自分で 持って帰って来なさい。わかった?」 「はい」 とりあえずケリはついたけれど、カバンをどうするつもりだったのかは不明。 翌日は大雨。 こんな中を30分も歩いて来たらさぞかし機嫌も悪いだろうと思いながら、 近所まで迎えに出た。 しばらくすると、娘は二人のお友達と歩いてきた。予想に反して楽しそう。 …楽しいはず。この雨の中、傘もささずにずぶぬれになって歩いている。 「傘ささないの、雨降ってるよ」と声をかけると、 「え〜、降ってるの〜知らなかった。」と友達と笑い転げている。 プールから上がったばかりのように、頭からびしょびしょ。 一瞬叱ろうかと思ったが、あまり楽しそうなので、思いとどまる。 家に帰ってシャワーに直行させ、その間に恐る恐るカバンの中身を調べる。 生地がコーティングしてあったお陰で、思っていたほどの被害はない。 それでも、音楽の教科書は四隅がぐしょぐしょ。国語のノートも少し濡れている。 先生に借りている国語の教科書が無傷だったのは、何よりの幸い。 シャワーを済ませた娘に、お説教。 「あなたはいくら濡れても構わないけど、カバンが濡れると 中身がびしょびしょになるよ。カバンは、お水を通すんだよ。 ほらね、教科書も濡れちゃった。」 「え〜、そうなの、知らなかった。」 「次からは、雨が降ってたら、傘はさして帰ってきてね。わかった?」 「は〜い」 あと2週間、大丈夫か、わが娘。
|


