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ヒョンジン・プレストン・ムン(文顕進)

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北朝鮮の悲劇

北朝鮮の悲劇
道徳的な側面からの統一は必ず達成されなければならないものだ。朝鮮半島の分断という悲劇の犠牲者は、訃報が相次ぐ離散家族のお年寄りのみではない。その最たる犠牲者である現在、北朝鮮に居住する住民たちは、我々の想像を遥かに超える過酷な生活を強いられている
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人工衛星からの写真に写る北朝鮮を覆う暗闇は、単なる電力不足という現象のみを語っているわけではない。象徴的な意味において、そこは政治の暗黒地帯であり、住民の生活状態に関する情報のブラックホールでもある。現在韓国に住んでいる2万6000人の脱北者と、対北朝鮮救護団体の情報を通して、北朝鮮の変化の様相が次第に見えつつある。
北朝鮮の実情が徐々に明らかになる中、2014年2月、北朝鮮の人権状況を監視してきた国連人権委員会は、明確な根拠を持った多数の資料をまとめて報告書を発表した。この報告書は、現在多くの北朝鮮民が置かれている苛酷な状況を、かつて以上に様々な領域から鮮明に伝えた。私は「国家の最高位層が設定した政策」の結果として生じた「形容し難いほどの残酷行為」と人倫にもとる犯罪を詳細に報じたその報告書を読みながら、身の毛がよだつほどの衝撃を受けた。国連人権委員会は「国際社会が北朝鮮政府に代わり、その失政による半人倫的犯罪から北朝鮮民を保護することに責任感を示すべきである」と述べながら、国際的なレベルでの道徳的対応を求めた。報告書に詳細に記録された証拠の多くは、勇気を持って取材に応じた脱北者たちの告発による、生きた証言である。
北朝鮮民の多くは飢餓に苦しんでいる。1994年から1998年の間に北朝鮮を直撃した深刻な飢饉によって、政府の食糧配給システムは機能不全に陥り、住民の死亡数は100万名にも上ると推定されたが、一説には300万名とも言われている。
崩壊した政府の食糧配給システムは、北朝鮮全体を栄養失調と慢性的飢餓状態に追い込んだ。非政府組織であるACAPS(Assessment Capacities Project)によれば、2400万人の住民のうち、3分の2が明日の食事も保証されていない状態だという。5歳以下の子どもの28パーセントが栄養失調にかかっており、これが原因で脳の発達に深刻な損傷を大ボス可能性もあるという。

*コリアン・ドリーム「北朝鮮の悲劇」中から抜粋
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ヒョンジン・プレストン・ムン
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