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ヒョンジン・プレストン・ムン(文顕進)

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北と南の根源的な共通のつながり
何が北と南の人々に関係を結ばせ、共通のアイデンティティーを発見させるのだろうか。脱北者は、しばしば南において歓迎されていないと感じ、そこでの生活に適応することに葛藤する。過去64年の分裂を起こした政治的、そして思想的な論争より、もっと根源的な共通のつながりがつくられなければならない。過去に根差して未来を規定する、根源的な大志と原則、価値を見出すことにより、右と左の相克的な体制を超える第三の道が必要だ。それがコリアン・ドリームであり、弘益人間の哲学に根差した共通の歴史と文化であり、それによってすべての人間の本来の価値が尊重され繁栄する。
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多くの脱北者は、過去の歴史、そして現状のせいより人に対する不信感がとても強い。だが同時に、多くの脱北者との最近の再会の事例から、家庭における伝統や孝の精神は、まだ北朝鮮の人々の胸中に生きているのをはっきりと見て取ることができる。離散家族との再会で、韓国と北朝鮮の家族が家計図を更新して交換する時、彼らは同じ民族であることを明確に理解する。北朝鮮から参加したとある人は、韓国で亡くなった両親の葬式を、彼らと共に住んでいた妹に任せきりにしたことが常に気に掛かっていたと言い、今後は長男である自分が墓参りをする番だと語った。また別の参加者は、母が亡くなった時や弟妹の結婚の際、本来自分が兄としてすべきだったことができなかったと、韓国にいる親戚に謝った。こうした最近の離散家族再会の事例を通して、家庭における伝統や孝の精神が、北朝鮮に住む彼らの胸の中に今も行き続けていることを、はっきりと見て取ることができる。
家族間の心のつながりは、数十年にわたる歳月の別れと、政治制度と生活様式の違いにもかかわらず、より深いものとなった。とある北朝鮮の詩人は、離散家族再会の席で出会った弟に「お互いの国の思想は違うとしても、我々がお互いを抱き合い流す涙と、温かい血は同じではないか」という言葉を残した。また現在、北朝鮮でひとり暮らす兄を心配する韓国からの参加者は「私たちの希望は統一が早く実現し、お互いの家を行き来すること」だと語った。このような話は、朝鮮民族の胸の内に共通の心情があり、いかなる思想や文化の違いをも超える歴史的・文化的遺産の上に立っているということを示すのだ。これがまさに南北コリアをひとつにし、コリアン・ドリームを実現する土台となるのである。北朝鮮の多くの民が耐えている非人道的条件を知れば、統一は道徳的な命令となる。統一なくしては、圧倒的な金正恩政権は、自らの民に対して、地域に対して、世界に対して脅威となり続ける。
*コリアン・ドリーム「北朝鮮の悲劇」中から抜粋
ヒョンジン・プレストン・ムン
ヒョンジン・プレストン・ムン
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