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「他のために生きる」ことへの実践
多くの宗教的指導者や宗教組織は、自分たちの教理や伝統のみが進路と救済にいたる道だと主張している。しかし宗教学を学んだ私の見解としては“教理や伝統”と呼ばれるものの大半は、宗教創始者の死後、これらを制度化しようとした弟子たちによってつくられたものだ。宗教創始者たちが語った実際の教えを紐解けば、多くの宗教における信仰が互いに相通ずる精神を持っていることが分かる。実に神秘的なことだ。
実際いかなる宗教も、真理そのものを独占することはできない。真理は普遍的なものであり、これを追究する宗教のほとんどが自然に表現されている。私は様々な宗教が持つと特有の貢献や美徳をないがしろにしているのではない。信仰の目的が、世俗的目標でなく精神的目標(スピリチュアル・ゴール)の達成にあるという事実を強調したいのだ。その精神的目標の観点から考えれば、世界の全宗教がそれぞれの教理や信条を除いてすべて同じ目的と原則、価値を共有しているというのが私の見解である。さらには教義に説かれる「真理」と「信仰」が明白なら、神の願いである「他のために生きる」ことへの実践が重んじられ、真の平和や調和の世界を実現できるはずなのだ。
神は、すべての偉大な宗教的伝統の創設と発展の背後でインスピレーションを与えたのであり、ある特定の宗教に限定されるのではない。このことを多くの人は認識していないと思われる。このような私の考え方は、私の家庭で受け継いだ内容に端を発するかもしれない。
*コリアン・ドリーム「精神的指導者VS宗教的指導者」中から抜粋 |

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