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21世紀の試練はアイデンティティーによる葛藤
アイデンティティーによる葛藤が世界を覆う21世紀の大きな試練に立ち向かうには、我々人類全体を奮い起す強力なビジョンが必要だ。そのビジョンこそが「One Family under God」である。私は全世界にこのビジョンを伝える重要な使命のためにグローバル・ピース財団(GPF)を設立した。GPFはインターフェイス(Interfaith:超宗教)、ファミリー(Family:家庭)、サービス(Service:奉仕)の3つの柱を持って、その使命を遂行している。またGPFは精神的なビジョンを持つ国際平和機構NGOとして、既存の「異宗教間交流」とは違った新しいインターフェイスのパラダイムを構築している。我々の目標は、単に宗教間の対話や理解を促進することではなく、普遍的な念願、そして原則・価値を共有して様々な信仰を持った人々が共に世界平和と共栄のために協力するプラットフォームを形成することだ。
そのためにGPFはこのアプローチを見出し、精神指導者にフォーカスして共に活動を展開してきた。このような方法は、とりわけアイデンティティーによる葛藤がコミュニティーや社会、国家を分裂させている地域において大きな反響を呼んでいる。現地の多くの信仰者たちが、日常的に横行する殺人やテロを目撃して、宗教教義の違いを論争しても意味がないことに気付き、自国民を平和に導く精神的指導者となって行動することを選択している。
要約すれば偏狭な宗教的指導者は、人を宗教の区分で分け、宗教を競争と葛藤の原因にしてしまっているのだ。アイデンティティー根差す葛藤が深刻な問題として台頭し、その最も過激な衝突が宗教のアイデンティティーに端を発する時代において、宗教そのものが葛藤の解決ではなく、問題そのものをつくり出している。
これとは対照的に、精神的指導者は(スピリチュアル・リーダー)は普遍的な真理に訴えることで、宗教間の葛藤と分裂の壁を越える。20世紀における偉大な社会的変化は、人間の良心が覚醒する真理を説いた精神的指導者の存在によってもたらされた。21世紀の試練であるアイデンティティーの葛藤を克服するためにも、こうした指導者の出現が望まれている。
宗教的、民族的、部族的に分裂している世界において、何よりも精神的なビジョンの確立が求められている。「One Family under God」は、まさにそのようなビジョンを提供するものだ。このビジョンは偏見や私心がなければ誰にでも受け入れられ、その普遍の真理は大きな社会の変革をもたらし、恒久的に平和な世界を建設できるのだ。結論としては20世紀における多くの例に見られるように、真の平和というものは、政治的・社会的・外交的な手段でのみ達成されるものではない。問題の核心は精神的・道徳的な課題にあり、それは我々の生き様として現れる普遍的原理・価値に基づいて解決されなければならないのだ。
*コリアン・ドリーム「精神的指導者VS宗教的指導者」中から抜粋 |

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