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10月頭の川崎。いい香盤だった。
そして、後日、とても貴重な香盤になったのだと知った。
かんなさんの引退。
そう、偶然にもこの香盤に、かんなさんものると分かり「ラッキー」と思った。
時間はだいぶ経ってしまったが、私は彼女にどうしても伝えたいことがあったからだ。
「代打での浅草、素晴らしかったです。もとから組み込まれた演目のように感じたし、
次の景で使われる大道具も上手くパフォーマンスに利用していて、本当に感動しました。
その次の浅草も、ダンサーたちと元気に踊る姿に、私も元気がでました」
長いポラ列、あまりダラポラになってもいけないから、上記のようなことを手短になるよう、
私は喋り下手ながらも、必死に伝えた。
きっと、同じようなことを言う人は、これまでもたくさんいたはずだ、と思う。
だから、今さらの感想だったのかもしれない。
だけど、それだけたくさんの人が、あの時のかんなさんに感動したんだ、それを伝えたかった。
彼女はにっこりと笑って「ありがとうございます」と言ってくれた。
その言葉だけでも嬉しいのに、彼女はここでも素敵なパフォーマンスを披露してくれた。
夏の始まり、そして終わりを感じさせる「蛍」
浴衣姿に風車を持つ姿。無邪気でかわいらしくもあるのに、どこか官能を感じる。
夏の終わりは少しせつない。だけど、その切なさの中、女の子は少しずつ、大人の階段を登る。
そして周年作「かんな道」
この作品の序盤は、ある意味、ストリップらしくない振り付けなのかもしれない。
男形のような、力強い姿。歌舞伎の毛振りを思わせる動き。そこにエロスはない。
だけど彼女は、それだけで終わらせずに、しっかりとストリップに仕上げてくる。
流れる汗は、健康的でもあるが、ライトが当たると、その身体は艶めかしく光る。
健康的で艶めかしい、こんな相反するものが、同時に感じられるのがストリップなのだ。
あぁ、こういうものが観られるから、ストリップはやめられない……
これ、もう一回観たいな。うん、また観に行こう。
そんなことを思った矢先、彼女の引退を思わせる内容のツイートが回ってきた。
寂しかった。まだまだ踊れるだろうに、もったいないとも思った。
特に、一度引退しているからこそ、ステージに上がれるという機会を、大事にしているようにも感じていたから。
ステージに上がれる機会は、まだ作れるであろうに……
だけど偶然にも、その最後のひとときを観ることができて、幸運だったと思った。
あの周年作を観ることができて、そして、伝えたいとことを伝えられて良かったとも思った。
そうだ。気分上々↑↑だ。
……もし今後、私の大好きな踊り子たちが、引退や休業などで表舞台から姿を消してしまったとしても
私はストリップ観劇を、完全に引退することはないだろう。
ストリップ
誰にでもオープンに言うことのない、私の秘密の趣味。
それは後ろめたいからとか、アングラだとか、風俗だとか、そういうのが理由だからではなく、
そっと身に着ける、お守りのようなものだからだ。
奮発して買ったブランドものや、アクセサリー、おいしかった食事やアルコールは、インスタにアップしたくなるが(インスタやってないけどなw)お守りは違う。インスタにのせるものではない。
自分が癒され、心の支えにするもの。
本名の自分から離れて、非日常を楽しむもの。
そんなことを、いちいち他人に説明したくもないし、する必要もない。
ストリップ観劇を内緒にすることに、罪悪感も後ろめたさも感じる必要はない。
中には、ストリップ観劇の様子を、堂々とインスタにアップする人もいるが、それはただの価値観の違いと、
あとは時代の流れ。
それはそれでいいと思う。その影響かどうかは分からないが、数年前に比べると、明らかに
観客は増えているのだから。
だけどストリップを、みんなには内緒の、自分だけのお守りにする……そんな価値観は、
否定されないで欲しいのです。
……いや、ちょっと違うな。
堅苦しいことは抜きに、踊り子を見ようよ、綺麗な女の子たちがいっぱいだよ。
そして綺麗な女の子は当然、同性から見ても綺麗なんだから!これだな。
……と言いつつも、女性客がたくさんいる場内を見ると「私だけが知っていた、秘密の楽しみだったのに……」
と、ちょっと寂しくもなるというね。
これ語りだすと、ループにはまるから、このへんで終わりにします。
続きは、アルコールと一緒に、しっぽりといかがですか(笑)
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