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何とも紛らわしいのですが、この手の茶碗では
今回取り上げたものが、いちばん古い手になる
のでは、と思います。
それでも、操業開始時期に大差は無いようです。
松浦系で「善徳窯」と呼ばれ、
近隣には、古唐津を焼成していた「田代窯跡」が
残されていましたが、
現在「田代窯跡」はダム湖建設により、
湖底に沈んでしまいました
「田代窯」の陶工は「椎ノ峰」の窯場へ
移動した事が古文書に記されておりまして
後の時代に善徳窯の陶工も椎ノ峰の窯場に
移動したのでは、と考えられています。
佐賀県伊万里市大川町に所在する善徳窯跡
この窯場では「粉引手」の茶碗のみを生産
しており、その他の製品などは観られません。
一製品を専門に生産したような、珍しい窯場
です。
これらは、椎ノ峰茶碗と一緒に並べられたら
見慣れていないと、区別が出来ません
高台径が小さい事で見分けられますが
高台の確認が出来ないと、見分けられないですね
でね
この写真撮影の直後にアクシデントが発生
したんだよね
茶碗の画像で、キズ気の少ないお気入り
善徳窯茶碗が、台からすべり落ちて・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・(涙)
このように、ひとつ、またひとつと形ある品が
消えていき・・・
世に残された同志の、
希少価値を高める役を果たす事と、なって
しまいました
しょうがない、実に見事な最後であったと、
思う事にしよう・・・(泣)
明日は
更新出来るまでに
立ち直れるかなぁ・・・
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こんばんは。
涙なくしては、読めません。形の有るものは、必ず終わりを迎えます。だから美しい。しかし、別れは突然です。まことに派手な散り方ですね。自分も娘が小さい時に、茶碗を何個かやられてしまい、呆然としました。
それにしても、なんとお言葉をおかけしたらいいのでしょうか?心よりお悔やみ申し上げます…
[ ひがにゃん ]
2013/3/11(月) 午後 10:34
エレトップ森川店様へ
驚きの結末ですね。それにしても可愛そうに。残念です。
ひとつ気づいたのですが。割れた陶片を見ると高台周りから口縁に向かって美しいラインをしているのだなあと思いました。高台周りは厚めに作り口縁に向かって薄くなる。
それも均等に。かなりの熟練の陶工の作りとみたのですが。辛いですよね。心中お察しします。
立ち直られる事への祈りをこめてナイスです。
有難うございます。
2013/3/11(月) 午後 11:38
心よりお悔み申し上げます。
更新のために犠牲になってしまったんですね。
それほどの犠牲を払ってまでの更新に感謝申し上げます。
私も、2年前の大地震で、何点かを犠牲にしました。
いまだに整理する気になれず、割れたものは、戸棚の隅のほうに寄せて、そのままにしております(-_-;)
気に入っているものが犠牲になるのを見るのは辛いですよね。
見事な最後に「ナイス!」
[ Dr.K ]
2013/3/12(火) 午前 9:02
う〜かわいそうな茶碗でした。そして所有者のショックも
お察し致します。
江戸前期の古唐津粉引き参考になりました。
[ ことじ ]
2013/3/12(火) 午後 8:13
写真撮影後、割れた茶碗そのときの気持ち、胸にくるものがあります。いつも勉強させてもらい、教えていただいておりますので!
[ - ]
2013/3/12(火) 午後 8:19
今晩は
最後の見せ場になってしまいましたね。
惜しい事になりました。
こんな時に言うのもなんですが、断面が紫でけして良い土では無いと思います。
高麗の青磁や李朝の古引きが、この様な土ですが、やはり
共通点がありますね。
[ pada ]
2013/3/12(火) 午後 8:57
おお、(;_;、涙ですね。
これまで長い間形を保っていたものが
割れてしまうときの悲しみは深いです。
ご愁傷様です。
焼き物にはつきものの事故とはいえ、
エレトップさんが保有されているのは
資料的にも本当に大切なお品ですものね。
2013/3/13(水) 午後 1:48
あ、残念ですね。かわいそう。。。所有者のほうもショックが大きいでしょう。写真撮るときこんなこともありますね。
記事を読んでいる最中にびっくりしました。
2013/3/13(水) 午後 4:32
ひがにゃんさん
別れは突然でしたね
普段はもっと低い場所で撮影していたのですが
机の位置を模様替えにて、入れ替えたのですが
その上に乗せて撮影しましたら
目を離した時に撮影用の台が傾きまして、「あっ」でした
。
[ 森川天 ]
2013/3/13(水) 午後 5:20
不あがりさん
高台周りが分厚く、口縁側になるほどに薄く引き上げられて
いますのは、唐津陶も初期伊万里も殆ど同じなんですね
ヘタリを防止するための陶工の知恵なんですね
従って、口縁まで均等に引き上げられた製品など目にすると
電気窯やガス窯の焼成ではと疑いますね
。
[ 森川天 ]
2013/3/13(水) 午後 5:30
Dr.Kさん
そうですか
東日本大震災の時に数点破損されましたか
やはり、割れたとはいえ、簡単には処分出来
ませんよね
ナイス ありがとうございます
。
[ 森川天 ]
2013/3/13(水) 午後 5:37
ことじ さん
キズ気が少なかったので、割とお気に入りだった
のですがねー
大衆雑器の粉引碗なので、古唐津の分類からは外して
考えているんですが、
初期伊万里とくらわんか の関係みたいなもので
古唐津碗とこの手の粉引碗も同じような感じです
結構、あちこちの窯場で生産されていたのですが
すべて、木原茶碗で通っているようですね
。
[ 森川天 ]
2013/3/13(水) 午後 5:46
やまさばのしっぽさん
しばらくは、ボー然としましたが
すぐに現場の実地検証で撮影です
でね、森川店は以外と太平楽なんですよ
2〜3日もすれば、忘れるかな
。
[ 森川天 ]
2013/3/13(水) 午後 5:52
padapadatalentさん
割れ方を見れば判ると思いますが、この手の土は
凄くもろいですね
これは山土をそのまま使用したのでは無く
粉引した白泥が目立つように、あえて黒っぽい材料を
混入させているようで、それがもろい事と関係するの
ではと、考えます
[ 森川天 ]
2013/3/13(水) 午後 5:59
佑果さん
20数年間手元にありましたが、この日までの
運命が決められていたのですね
残念でしたが、資料としては使えますので
それなりの扱いにはなりますが・・・
。
[ 森川天 ]
2013/3/13(水) 午後 6:04
ハンチャンさん
不慮の事故でありますが、それでも森川店の
不注意が原因なんです
普段から取り扱いが安易になっているんですね
内心、この茶碗で良かったよなー
なんて、思っていたり・・・
。
[ 森川天 ]
2013/3/13(水) 午後 6:11
私も最近、自慢のブログでも紹介した
籠つきのグラスを割ってしまいました。
その気持ち、大変良く判ります....
今まで長い間命を保っていたのを自分の
代で失くすなんてと思ってしまいます。
[ 雪月亭主人 ]
2013/3/15(金) 午後 11:31
雪月亭主人さん
そうなんですね、仰る通り自分の不注意で今まで繋がった
形を無くした責任は重いものがあります
いつか、参考資料として復活させてあげたいです
。
[ 森川天 ]
2013/3/16(土) 午前 7:20
エレトップ森川店 様
はじめまして。sirokumachanと申します。拙プログで木原の小碗を取り上げて、
その中でエレトップ森川店様の善徳窯の記事の件をお許しを得ずに記載しました。
申し訳ありませんでした。もし、時間があるときにでものぞいていただけたら
幸いです。失礼いたしました。
[ sir*k*machan ]
2013/5/3(金) 午後 4:16