里恋詩くて、熊野・高野・∞

川柳、絵手紙・写真他公募、12月題は『師走』『まちぼうけ』。『からすとんぼ』に掲載。

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里恋写真→加太のよむぎ餅
イメージ 1
 
★からすとんぼ121(8月)・・・ブログから投稿できます。
○〆切7
/24
○近詠は、5句以内。コメントへ詠んで下さい!!
○共通課題「夏野菜
」「節約」(各3句以内)コメントへ詠んで下さい!!
*からすとんぼに掲載させていただきます。
*すばらしい一行詩(575)にはさと農園から旬のプレゼントをさしあげます。
 
◆課題・・・『夏野菜』『節約』で句と絵手紙と写真などいかがでしょうか。
 
絵手紙は、コメントには無理とおもいますのでメールかはがきでおねがいします。参加コメントいただければ内緒であなたのゲストブックにメールや届け先をお知らせにまいります。
 ★
 
さと川柳・2011−7−1
近詠
○あの日あの一言つかえて下痢になり
○冗談にしてくれなかった妻(ひと)がいる
○田舎のぼんぼんやっと四十肩
○まちごたかやればできるのままに生き
○ここから先に来るなと書いてたか
○恋しいというてた頃が懐かしい
 
課題「夏野菜」
○きゅうりのすだれ祭りのこんちきちん
○あんたはんお好きなおナス漬けてます
○虫かてな美味しいさかい食べるんや
 
課題「節約」
○節約で経済効果でるんかい
○未来まで節約してるマイホーム
○ぼくメタボ節約ムード壊してる
◆◆◆あなたに観想詩   ようこそ◆◆◆
 
 あなたを想い観て祈る詩です。よかれよかれと想い詩。
 
しあわせ祈り詩。
  週観日観させていただきます。
 
小難になれば、まあまあになれば、なかなかになればと想い祈ります。
 道草とも想い、やわらぎになればと、安らぎになればと、しおわせになればと想いつつ詩わせていただきます。
 
詩の泉からくみ取らせていただいた源詩です。
さとやんの感想も雑感として時折添えます。
 
いつまで続くか、なんて今はわからない。何時辞めてもよいことかもしれない。小難にできたら、そこそこにできたら、なかなかにできたらよいのかなと想い、前に進めていけたらと、よりよくなればと想い、縁のある間続けたい、
 
未曾有の地震お見舞い申し上げます。これから、これから、
・・・・・・・・・・・・
里恋写真⇒
岬町の海釣り公園。  
 イメージ 1
 
☆週観7/11
〜7/17
・・・最近、ごぶさたしています。詩えないわけではないのです。詩う気持ちになれなかったのです。・・・ 
 
◆月曜日7/11
 
一言
ごめんで
すませたら
ああ
どんなにか
つこやかなのに

◆火曜日7/12
 
ここから
先に
来るなとは
どこにも
書いて
なかったよ
 
 
◆水曜日7/13
 
正直者は
ばかをみたら
いいのですか
 
◆木曜日7/14
 
骨身に
しみるまで
なかなか
らしいね
 
◆金曜日7/15
 
そんなに
あわてなくても
逃げないけれど
逝くとき
逝かないとね
 
◆土曜日7/16
 
だれかて
自分は
まちがいないと
堂々と
歩いているよ
 
 
◆日曜日7/17
 
ペンが
まちがえたのか
 
 
 
 
◇◆◇「里恋詩くて」    ようこそ◇◆◇

◇◆◇和歌山新報毎週木曜日掲載中・・2009/11/19〜〜〜◇◆◇

  里恋詩しくて76
・・・・6/30 
 
 
 
★里恋詩写真→新聞の写真とは異なることがありす。
人物の写真については新聞だけとなりす。その時は
別の写真にさしかえています。ご了承下さい。
 
 
 
 
・・・・・・・・
 里恋詩くて76・デタラメ農日記・
柿の葉寿司
 
  若葉の柿の葉にサバをつつむ寿司です。田植えなどの農繁期の花といえようか。豊作への祈りと猫の手もかりたい忙しさにふさわしい食べ物かな。吉野川・紀ノ川の特産です。一つ山を越えた有田川、清水の棚田では山葵の葉、あるいは、下流の金屋では、バショウの葉を使用します。また、地域によっては、笹の葉になったり、最近ブログで柏の葉もあるとか。あるいは、葦の葉であったり、高菜だったりと、、、。柿の葉寿司は、吉野山、五条が有名ですが、広く吉野川、紀ノ川流域の山里の郷土食なのです。
 紀伊半島の日高川の最奥の寒川(そうがわ)の山里には、四代目、福島栄助さんの三尾屋さんがある。家宝は、天秤棒だといい、毎朝眺められる居間に飾っています。なんでも祖先は海の美浜町から魚を売りに来て、帰りにはシイタケなどの山の幸を担って戻ったのだそうです。そのてんびん棒を家宝にしているのです。蔵には、村おこしの産品、栄助漬の壺が並んでいます。海と山とのコラボの古漬けの元が今も受け継がれているのです。
 古座川の最奥の松根の山里では、移動スーパー車が小休止していましたので聞けば定期的に回っているとか。大塔山へ最奥の家までまわっているのです。懐かしの演歌など谷合から聞こえてきます。「きはった、きはった」と道まで出てくるのです。ちょっとした村の社交場になります。お互いの無事を確認できる大切な場になっています。「あのおばあちゃんの姿がみえんけれど、どないしたんな」「町の病院に入院したよ」とか。町への御用聞きもしてくれるとか。 
 山里に新鮮な魚など望めることはなかった。塩サバにしたり、焼サバにして串に刺したり、干物にして届いたのです。農繁期は猫の手も借りたいほどいそがしかったので手際よく食べられる柿の葉寿司にしたのだとおもいます。また、正月用にと押し寿司にして木箱におさめていました。冬場の常備食としてわが家では、もろぶたを何段もかさねた餅と軒のつるし柿と石を乗せた鯖の押し寿司(箱寿司)と壺に納まっていたカラシ漬で食いつないで春を待ったのです。子供には辛すぎるカラシ漬だったのでお婆ちゃんが砂糖をまぶしてくれましたよ。
 サバが運ばれた街道をサバ街道といいます。琵琶湖の北、朽木の里が好きで、時折里めぐりしますが、敦賀から朽木峠を越えて京滋に運ばれたのです。紀伊半島では、熊野古道、大辺路が鯖街道といえます。サンマやめはり街道でもありますよね。
 私は、祖母の作ってくれた柿の葉寿司が一番でした。しかし、今は、好きなのは私だけなので、一年に一度ですけれど、若葉の季節に作ってくれます。好きでもないのにありがたいことです。しかも、水田農はやめて久しいのに、、。そうであるのに、味はいつの間にかお婆ちゃんの味になっています。思うに、柿の葉寿司は、それぞれの家の味が一番と思います。青春切符の旅で、生のサバの刺身を食べたくて、正月に、日本海、敦賀にでかけましたが、サバがとれていなくて空振りで日帰りしたこともあります。
 
 
◇◆◇「里恋詩くて」    ようこそ◇◆◇

◇◆◇和歌山新報毎週木曜日掲載中・・2009/11/19〜〜〜◇◆◇

  里恋詩しくて75
・・・・6/26 
 
 
 
★里恋詩写真→新聞の写真とは異なることがありす。
人物の写真については新聞だけとなりす。その時は
別の写真にさしかえています。ご了承下さい。
 
 
 
 
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 里恋詩くて75・デタラメ農日記・
家を守る
 
  ツバメが門で巣作り中。生まれたらしく早朝からセッセセッセと虫を取ってきています。その姿が健気で感動します。私には到底真似のできないことです。せいぜい、ツバメの落とす糞をうけている新聞を新しくかえてあげることぐらいかな。そして、猫やカラスに負けず無事に子育てしてつつがなく巣立つことを祈って看ています。「看る」という字を願望として使用させてもらいました。
 昔の里の原風景を再現したいと思い田んぼの畔にあった「ゆすらうめ」を数年前に同じ場所に植えたのです。たわわに懐かしの赤い実ができています。桑の実も色づいてきています。サクランボで効果があった寒冷紗をグミやゆすらうめにもかぶせています。空かせ眺めれば巨大な龍蛇のような生き物がいてる様に思うのではないか。おかげさまで今年はなんとか懐かしの原風景の味を口にすることができそうです。ゆすらうめの濃い赤い赤い実をつんで味わいました。しかし、昔の頃のような感動する味でもないのです。もっともっと赤くならないといけないのだと思うのです。素朴な中に天然の酸っぱさ、そして、甘味なのだけれど、私の口が肥えてしまっているのではないのかな。それは、自然よりも文明の甘味に慣れてしまっているのではないかと思います。私は、桑の実が好きです。葉をたべる蚕を我が家も昔は飼っていたらしいです。今生きていればおばさんになるのですけれど大阪の紡績工場で働いた後、流行病で亡くなったとか。流行病だったので葬式はなくて、お父さんに背負われて未婚のまま旅立ったとか。我が家の野麦峠です。言い伝えたいとか思って桑の実を植えたのであれば感動ものですけれどね。愛犬との里道にあった桑が枯れてしまって味わえなくなったので植えたのです。
 師匠は、晩生のタマネギを収穫してあり、畑から「運んでくれ」というので運び、夕刻、居間に座りテレビで一息いれていると、裏のスリガラスにヤモリが今年も現れました。ヤモリは、「家を守る」とされる縁起の良い生き物です。スリガラス越しにこれから健気な微笑ましい子育てをみせてくれます。夫婦で蛾など狩りをして下で待つ子に与えるのです。そして、やがて蛾などを気絶させて下で待つ子に狩りを体験させるのです。「今夏は節電せよ」と叫ばれていますけれど、「できるかぎり蛍光灯を灯してあげたい」と思っています。
 人だけが自然ではないのかな。そんな気がします。「ゆすらうめ」の味に感動する人になりませんか。ツバメのように、ヤモリのように、家を守りませんか。
ユスラウメ
赤い赤い
丸い丸い実
文明の舌の
甘味ではない
懐かしい
甘酸っぱい
健気な味に
出逢ったよ
◇◆◇「里恋詩くて」    ようこそ◇◆◇

◇◆◇和歌山新報毎週木曜日掲載中・・2009/11/19〜〜〜◇◆◇

  里恋詩しくて74
・・・・6/19 
 
 
 
★里恋詩写真→新聞の写真とは異なることがありす。
人物の写真については新聞だけとなりす。その時は
別の写真にさしかえています。ご了承下さい。
 
 
 
 
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 里恋詩くて74・デタラメ農日記・
もろて農
 
 今年の梅雨入りは早かった。そして、台風2号の雨が予想以上に降った。そして、予想以上の風でした。東北大震災地は大変な雨風になっただろうと推察します。我が家の夕食は、たいていが師匠の農自慢です。一見平和にみえますけれど体調の悪い時など耐えられないこともしばしばあります。働いて帰宅して聞くのは辛いことの方が多いかな。それも師匠にはお構いなしです。できばえを自賛していたキャベツがこの雨で破裂してしまいました。何事かと思うほど大層な言い方です。その日の夕食メニューは、変更して、キャベツたっぷりのスープに焼きそばでした。その日から毎食お皿にモリモリキャベツが敷かれています。師匠は、それでも「よかった、よかった」と納得するのです。なぜなら破裂する前にお世話になっている人や身内や農の友達に、キャベツをさしあげていたのです。キャベツをあげた人数は十数人いました。キャベツを食べながら「もろてもろた」ワケ、あげるにいたった経緯を自慢気に、得意気に、話します。その日の農日記のように、、、。一例をあげれば、たよりない身勝手な息子(私)にかわって「危ない、危ない」隣との畦畔の草を刈ってくれたからとか、、、。そして、師匠は、サクランボが破裂していた時に気づいて収穫していればと悔しがります。しかしながら、師匠は、キャベツの上のお肉が好きなだけなのですが、、、。
 台風2号は、風もきつかったのか、豆の手が崩れていたり、こけていたり、、小降りになると畑にでかけてそれぞれの作物の有り様を確認して修理します。中でも水回りの点検です。雨が畑から排出されて川に流れていればよいのですが、畑に溜まりすぎていると棚田ですから岸に水が染み込みすぎて崩れやすくなるのです。師匠は、「落ち葉が排水溝のパイプに詰まってないか」と見にでかけます。報告によれば、「畑の下の隣の水田から水も入れていないのに排水されていると、いうのです。それだけ畑の水が地下に沈みモグラ道をつたって石垣から隣の水田にでたからなのです。思えば肥料も流れていることになります。雨風の有り様が夕食の話題です。そこへ、一本の電話が入ります。「おばあちゃん(師匠のこと)」に代わって」といいます。「足が弱くなっているので」と用件を聞くと「おばあちゃんによろしくいうといて」とお礼の言葉です。師匠にワケを聞くと、小雨になったので、乳母車で、従妹の家に行き、自家製のらっきょの甘酢漬けを「もろてもろた」というのです。そのお礼の電話だったのです。その従妹の家から嫁に出た二人の家にも「もろてもろた」らしくて、相次いで電話がかかったのです。
 台風2号接近の日の夕食の風景です。明後日の週末は束の間の晴れとか。一雨ごとに作物も育ちますけれど、同時に、雑草も伸びますし、蛇も蛙も虫も登場します。畑へのあぜ道に「お前だれや」「なまくらな息子か」と蛇さんがとうせんぼう、ヒヤヒヤ、ヒヤヒヤ!!
しかし、梅雨の晴れ間は収穫と耕作と短期勝負ですから忙しいのです。
 

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