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◇◇里恋日記にようこそ◇◇ |
里恋日記
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◆里恋日記・・三途の川を歩く
ある人は夢に見たという。三途の川を歩いて渡ったそうな。お父ちゃんがおいでおいでというので渡ったとか。それはそれはきれいなスキ通った川だったと。浅かったので渡れたと。おとうちゃんが呼びに来たんやと。
どないおもいますかね。
ある方は、お手紙をくださった。もうちょっとで渡るところやったという。川の向こうは花畑であったと。色は黄金色の花畑だったとか。おいでおいでと美人の方やったそうな。危なかったと。それは、村での伊勢参りでのこととか。
みなさんはどうだろうか。聞かせてほしい。
琵琶湖の楊梅の滝で滝に問うてみた。
白ひげ神社と石仏たちの湖西で石仏たちに問うてみた。
琵琶湖の鮎をいただきながら、鯉こくに酔いながら問うてみた。
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◇◇里恋日記にようこそ◇◇
◆里恋日記・・柿の葉寿司を歩く
若葉の柿の葉にサバをつつむ寿司です。田植えがすんで疲れているころに食べるのかな。吉野川・紀ノ川の特産です。一つ山を越えた有田川では、山葵の葉、あるいは、バショウの葉を使用します。日高川以南では、葦の葉を用いるとか。あるいは、ササの葉を用いるとか。
山里に新鮮な魚など望めることはなかった。塩サバにしたり、棒に焼いて刺したり、干物にして届いたのです。農繁期は猫の手もかりたいぼといそがしかったのでてぎわよく食べられるように柿の葉寿司にしたのだとおもいます。また、正月用にと押し寿司にして木箱におさめていました。冬場の常備食として春を待ったのです。
最近は焼きサバ寿司とか、棒寿司とか、なかなかサバも食材豊かな魚になっています。サバが運ばれた街道をサバ街道といいます。琵琶湖の北、朽木の里が好きで時折里めぐりしますがサバ街道です。紀伊半島の熊野道は鯖街道でもあります。さんま街道といえるかもしれません。
わたしには、祖母の柿の葉寿司が一番です。好きなのは私だけなので一年に一度若葉の季節につくってくれるぐらいですかね。それぞれの家の柿の葉寿司がその家のひとには一番だろうと思います。
私はいろんなサバ寿司を食べたいと里めぐりします。サバの刺身を食べに二月に敦賀にでかけサバがとれていなくて空振りで日帰りしたこともあります。
鯛よりもサバがいいのです。あなたはどちらかな。
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◇◇里恋日記にようこそ◇◇
◆里恋日記・・ヤモリがやってくる
ツバメが門で巣作り中。ピーチクパーチクうるさくなってセッセセッセと子のために虫を取って交互に夫婦で飛んでくる。その姿が健気で感動する。私には到底真似などできないことです。せいぜい、ツバメの落とす糞をうけとめている新聞をかえてあげるしかできない。猫やカラスに負けず無事に子育てして巣立つことを祈って看ているしかない。「看る」という字を願望として使用させてもらいます。
「ゆすらうめ」が瞼の中に浮かんできます。原風景の田圃の畔にあったのです。数年前その「ゆすらうめ」を同じところに植えたのです。赤い赤い実をつんで味わいました。しかし、昔の頃のような感動する味でもないのです。もっとあかくならないといけないのだと思うのですけれど甘味が感じないのです。素朴な中に天然の酸っぱさ、そして、甘味なのだけれど口が肥えてしまっているのではないかと、自然よりも文明の甘味慣れてしまっているのではないかと思います。
師匠は,晩生のタマネギを収穫してあり、畑から門に運んでくれというので運び、夕刻、居間に座りテレビをつけて一息いれていると、裏のスリガラスにヤモリが今年も現れた。ヤモリは、家を守るとされている。スリガラス越しにこれから子育てをみせてくれます。夫婦で蛾など狩りをして下で待つ子に与えるのですがやがて蛾などを気絶させて下で待つ子に狩りを体験させるのです。
人だけが自然ではないのかな。そんな気がします。「ゆすらうめ」の味に感動する人になりませんか。ツバメのように、ヤモリのように、家を守りませんか。
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