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○写真→竹串にさして干しているのは正月の串柿、縄につるし柿
■■■「デタラ芽農日記」にようこそ■■■
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■誓いは、週4日農、一日、4時間農
■はじめて植えたタラの木。たら芽のてんぷらが好きだから
それで「デタラ芽農」と命名したんです。
■三年経ったデタラ芽農、ひきつづき、デタラ芽農が続けられますようにと願いつつ
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★デタラ芽農日記173・串柿とつるし柿と
2008/12/1
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イノシシ騒動も猟期になって姿が消えました。あるひとは、食べ尽くしたから来ないともいいます。柿の木の下のデタラ芽農にもようやく年の暮れ、秋祭りの餅は、雨のためつきたて餅の分配、軒には、つるし柿、正月の串柿を干す寒さがやってきました。いのししにかきまわされたタマネギ地、再度、タマネギの苗植えです。三カ所、三日かかりました。
しかし、去年並に植えました。ずんを切り、互いちがいに植えます。植えた上に、すりぬかを蒔き、足らないとこは、樫の葉の腐葉土。師匠が、つるし柿の柿も取らないと熟れてしまうと、ポツリ。師匠には、私をつかわないと損のように思っている節がある。そして、自分ではこころもとない仕事のあてにする癖がある。タマネギを植え終わると私が手伝った分、時間が余ることになるわけで、その分を渋柿取りになるわけです。実に合理的です。効率的です。
つるし柿にする柿は、「おがき」、紐にさしこむためにT字に枝をつけます。だから、竹竿の先に切り込みをいれて、その切り込みに枝ごと取るのです。それがなかなか挟まってくれないし、空をみあげたままなのでね・・。
正月の串柿にするのは「あおそ」という柿です。串柿は、竹竿の先に袋をつけて取ります。枝はいらないからです。小さな谷川、その山際、その畑際の岸に植えてあります。私が生まれる前からいてます。竹串にさしてゆきます。「いつもにこにこ(二個二個)中むつまじく(六個)」と、さしてゆきます。イノシシのかけあがった岸をかけのぼり、隣の田圃から取らせてもらっての帰り、そんな急な岸で滑ってはと遠回り、イノシシ囲いの網が道にも張られていて「よっこらしょ」とまたいだが足がひっかかってしまい、柿籠ごと思い切りこけた。私の重圧でぐにゅぐにゅになった。もーもーいやいやとブツブツいいながら・・・。なんとか取って家に帰ると、何倍もの「おがき」がとどけられていました。また、今年は、ひゃくめ柿に7個実がなり、それもつるし柿にしました。
吉野の山奥の直売所では、小枝をつけたおがきが一個10円で売っていました。なんやて、10円???。買ってかえりたくなりました。空をみあげすぎて、くらくら、くらくら、おまけに、葉や小枝やかずらをよけながら竹竿に挟み取るのですから、いらいら、あせあせ。買えば、そんなしんどいことしなくていいのです。皮をむいてつるせば直売、一個何倍にもできるのです。いけない、いけない。そんな問題ではない。冬を越すために、春を迎えるために、渋柿を利用して非常食にしたのです。餅も柿の葉寿司も、越冬のための食なのです。生活の知恵なのです。お金の問題でも空を見仰ぐの問題ではないのです。串柿(写真・手前が串柿)は、年々、量的には少なくなっています。今年も親族の分も作ります。
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