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友人から秋山晶さんの「アメリカンマヨネーズストーリー」という本をいただいた。
秋山晶さんはボクが最もリスペクトするコピーライター/クリエイティブディレク
ターで、この本は秋山さんがキューピーマヨネーズのためにつくった広告を、一冊
の写真集&コピー集に編んだもの。
コピーというより一編のショートストーリーで展開される広告なのだが、文章中の
どこかに必ずマヨ(マヨネーズの略)という言葉が出てくるところがミソ。今改め
て読み返すと、その時代の空気感みたいなものが感じられて、とても懐かしい。ア
メリカがまだ、ボクたちのイメージのままのアメリカだった頃を思い出させてくれ
る。(こういう言い方って分かるかな?)
ザ・バンド、イーグルス、サイモン&ガーファンクル・・・。
ボクが若かった頃にインスパイアされたアーティストたちを、堂々と広告コピーに
登場させた彼のセンスは凄いと思ったし、それを認めたキューピーという企業も素
敵だと思った。
編集後記に、秋山さんの文章があった。
「99年、イーグルスが再結成して来日コンサートを見に行った。客席の隅で、泣い
ている男性を目にした。その時僕は、この広告をつくってよかったと思った。」
それを読んで、ボクの心も少し震えた。
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