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真紀さんの夫:巻を、別荘に留め置き、事情聴取するすずめ。
時同じくして、軽井沢のいつもの教会で、巻母は嫁:真紀に詳細を語らせていた。
夫婦それぞれの視点からの述懐。「まったく同じ出来事」が、視点を変えるとコインの裏表。
主だったエピソード毎に端的にまとめ、異口同音に発せられた「まったく同じ言葉」が、真逆の意味あいを滲ませていた皮肉と悲哀。(エスプリ?を感じる場面でしたわ)
最初は単に「夫の我が儘」と、真紀さん贔屓で聞いていたけど・・
読まれないままだった詩集(恋にときめいていた時分に、夫が貸したお気に入りのそれ)を、咄嗟だったとは言え無造作に鍋敷きに差し出しちゃった真紀〜! 不可抗力で、パエリア鍋の下にそれを敷かざるをえなかった夫の無念。。
元々広告代理店の制作にいて、言葉と感性を生業としてきた人だけに、その心を鍋敷きにされた気分だっただろうねー(何ともやり切れない)。
で、退職金持って関西へふらふら。所持金が尽きてうっかりコンビニ強盗! 挙げ句の果てに「彼が愛した妻のヴァイオリン」をアリスの窃盗から守るべく、傷害致死?!
短絡的夫、あまりにも不運の連鎖すぎる〜〜。。
あんまり不憫で、そして、暗い・辛い・気の毒展開苦手なもんだから、「どっちも未遂だったら良かったのに〜〜」と、心底。。
(そう思った視聴者、全国津々浦々にン万人だろう…)
このドラマ、初回から使用BGMが凝ってて・・
今回、夫失踪の直前、巻家のデッキから流れ出し、述懐中ずっと鳴っていた物憂く流麗な旋律は、「カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲」。
単体で演奏される有名曲だけど、「そういや、どういう内容の曲だっけ?」と確認。
したら・・
〔シシリーの小村を舞台に若い2組の男女が愛をめぐってもつれ合い、ついには決闘、そして死〕
ジャストフィットな選曲すぎて〜〜。
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