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『ブラタモリ 〜会津磐梯山』からの流れで観た、NHK版『ほこ×たて』的番組で、それも、奇しくもドリル。(『ほこ×たて』名物が、ドリルVS最強金属であったので…)
「0.5mmのシャープペンシルの芯に穴をあけろ! 目指すは6cm貫通」。
「凄ワザ史上、最もミクロな対決」は、前編のおさらいに続き、両技術の特徴、前回の失敗〜問題点解明、改善の後リトライの様子が、克明に。
しかし、何しろ「微細ワールド」なので、見てて いーーーっ! となるのであった(笑)
片や極細ドリルを手動で操り、手の感覚を頼りに穴をあける旋盤職人。もう一方は、1秒間に数万回の“雷”を落として穴を掘る放電加工の達人。
芯の端を固定具で挟み、横倒しにされた芯がそのまま中空にある状態で、真横から穿ってゆく、ドリル側。
放電加工の方は、芯を金属の筐体で完全に覆って水中に沈め、じりじりと芯を溶かして掘ってゆく。
手ぶれや摩擦が懸念されるドリルに比べ、粛々と掘ってゆける放電加工の方が有利なのでは? とはじめ思っていた。が、芯の側面割れが繰り返され、それを「見えるよう」に、覆う筐体を透明素材に変更。
ドリル側は、半分程度まで進むと「溝が切られていない部分の摩擦」が元凶で、芯が割れてしまう。それを回避するべく、溝の幅を長くした極細特注ドリルを、メーカーに製作依頼。
そして、削ってはドリルを引いて削り屑を取り除き、また削っては引いて取り除き・・しながら、肉眼と手業で、じわじわと進めてゆく、息詰まる世界。
スタジオでの制限時間2時間、20分を残して作業を終えたのは、ドリルで・・覗けば見事向こうに光が!
放電加工は、12ミリまで穿って、タイムアップ。
職人の手業の凄さを見せつけられた結末だったけど・・
ものが「シャーペンの芯」なだけに、なんかちょっと「そこに意味はあるの?」って感じも若干してしまった(いや、こんだけ凄いんだから、きっと何かに応用が効くのだろうけど…)、「シャーペンは大学時代に買った0.7ミリをウン十年使ってます」な私。
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