チェロの耳穴

旅行、定演、積み重なっていました。更新&訪問&リコメントがなかなかできなくて、ごめんなさい。。。

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先日、チェロの練習で気づいたことがあります。

それは、ベタな言い方をすれば、早弾き練習…。。。


個人レッスンの時には、弓の持ち方、重さののせ方、角度もろもろの事で

頭がいっぱいで、ゆっくり、丁寧にをモットーに練習してきたのですが、

エチュードの中で、まれに16分音符の早い音階があるんです。


いつだったか、

「morinさん、いつも丁寧に弾いていらっしゃるのだけれど、一度、音質とか気にせずに

どれくらい早く弾けるかやってみてください。」

こんなふうに先生にアドバイスいただいて、挑戦してみてから、ハタと気づいたのです。

こんなふうに左手を使って速く弾く練習を今までしたことがなかったのです。

できるかなぁ…。運動不足でプヨプヨしている左手の指を眺めながら、挑戦です。


でも、

指が、凍り付いて動かない・・・・。


もっと早く弾けますか?仰るので挑戦するものの、今度は気持ちばかりが焦ってしまって、

左手がすべりに滑ってしまう^^;。

先生、何度も辛抱強く、もう一回と仰ってくださるので、私も頑張るのですが、

あまりに意志の疎通ができない素っ頓狂な左指のせいで、不謹慎にも

笑いがこみ上げてきそうになるのです。


その日のレッスンの最後に、先生アドバイスくださいました。

速いから無理と思っていると、いつまでも弾けないのですよ。

自分で、どのくらいの速さなら弾けるかというテンポからだんだん速くしていく練習も

大切です。あと、自分の頭の中で、そのテンポで歌えるかどうか。

歌えれば、弾けるはずなんです。

そうかぁ。

その日帰ってから、四分音符=90〜100回/分のテンポで猛練習。。120になると、やっぱり怪しい。

この練習をこんなに頑張るのには、訳がありまして、

アンサンブルの課題曲芥川さんの「弦楽トリプティーク」3楽章などは、

四分音符=152回/分のテンポで弾かなくてはいけないんです。

到底今の私の腕ではついていけるレベルではないのです。

そうはいっても、アンサンブルの合同練習の時にはまわりは待っていてはくれません。。


先日も、速いテンポのところ突っかかってしまうたびに、前列の先輩Y氏が

振り向かれるので、その度にビクッとしてしまうのです。

業を煮やしてか、Y氏は優しくおっしゃる。

このテンポなかなか難しいから、ボーイングだけでも合わせるようにしましょうねぇ。

ははぁっ。

と返事だけ快くしたものの、やはり実演になると、速さについていくのが精一杯で、

どこがアップかダウンかなんて、頭から吹っ飛んでしまう(アホッ)。

その度に哀しそうにチラ見してくださるY氏。(スミマセン…)。

そのY氏、アドバイスくださるだけあって、ほんとに速いパッセージやスピッカート

とてもお上手なんです。


お昼でご一緒させていただいた時に、お聞きしたらばチェロ歴5年とのこと。

やっと3年になろうとする私とど〜してこんなに差があるのかと思ったら

すらりとおっしゃる。

「あ、僕、ギターは20年くらいやってましたんで。」


おおぉ〜、そうなんですかぁ!!


思わす大声を上げてしまいました。ちょっと失礼なリアクションだったかなぁ。

「何がそうなんですかだよっ。」って思われてしまったもしれません(^^;)。

私の頭の中には、ジミヘンみたいにテケテケ超人的な指使いでギターを

弾いていらっしゃるY氏のお姿を思い浮かべてしまったのです。

常日頃、左手の特訓を積んでこられたのでしょうね。


ローマは一日にして成らず

という格言まで脳裏に浮かんでしまいました。

どんな曲ギターでひいていらっしゃったのですか?

フュージョン系ですか?

ご自宅で、ジミヘンの曲とかチェロでお弾きになること

ありますか…?

…などと口に出そうになった愚問を、もっとお近づきになるまではと、

唾と一緒にぐっと飲み込むmorinでした。

ともあれ、左手のトレーニング、開始です。

(写真)昨日見に行ったベルギー王立美術館展の中の作品で、お気に入りの作品。
    ヤーコブ・ファン・オーストの「奏楽の人々」(1667年)です。
    ビオラ・ダ・ガンバ奏者やバイオリニストたちに音楽的支持を与えているのでしょうか
    楽譜を手にした指揮者らしい人の姿もみえますね。自身でビオールを弾きこなした
    画家ヤーコブの姿(右から3人目の指指している人)も描かれています。
    ベルギーの15世紀の中産階級の人々の中でも、このようなアマチュア芸術家集団
    の集まりがあったのですね。
    私ももっと腕を磨いて、仲間の人たちとこんなふうに音楽を創り上げる楽しみを
    味わってみたいです^^。

   

閉じる コメント(19)

口ずさめれば弾けるってのはギターではよく言われます。目指せジェフ・ベックってことで(笑)ちなみに、パット・メセニーさんのギターの運指はぜんぜんだめって本人が言ってました。親指がネックの上に乗っちゃってるから若い人は真似しないよーにだって(笑)

2007/4/23(月) 午後 5:59 [ あるこ ]

確かに速く弾くということは難しいですが、結局は左手と弓のタイミングだと思います。私は昔弾けない速いパッセ―ジを、左手をしっかりとった後で弓を弾くという動作をゆっくりからだんだん速く何度もやらされ、結果自然と弾けるようになったこともあります。よかったら試してみてください。

2007/4/23(月) 午後 9:57 [ 柳 さわ ]

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ピアノも歌えれば弾けますよ。私も早いパッセージは弾けなくても雰囲気とかイメージで持っていったりしますよ。それから、またゆっくりのテンポにしたりリズム変奏したり。。。早いところは「来たぞ〜」って思ったら固くなっちゃうので、自然に。。ですね。。お互い頑張りましょう!morinさんの記事って、笑うところもあって好きです♪

2007/4/23(月) 午後 11:04 myu

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あるこさん♪>よ〜し、名誉挽回にY氏にパットメセニーの運指について、知ったかぶって聞いてみようカナァ(ウソウソ笑)^3^。歌いながらチェロを弾いてみるっていうのもいいかもですね。弾き語り^^?

2007/4/24(火) 午前 9:34 morin

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さわさま♪>ありがとうございます!とても言いこと教えていただきました♪そのような練習方法を考えた事がなかったので、今度ぜひやってみます!経験豊かな先輩方から、こうしたアドバイスがいただけて、ひたすら感謝です。ほんとにブログって、有難いです^^。

2007/4/24(火) 午前 9:37 morin

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りねさま♪>そうなんです。早い所、「きたぞ〜」ってどこかで思っていて、ロックがかかってしまうんでしょうね。自然にですね。リズム変奏も楽しそうですね。私、家では無意識に鼻歌歌っていて、気がつくと課題曲とか勝手に編曲してしまって覚えてしまう困ったな癖あるんです。やばいですよね・・・^^;。

2007/4/24(火) 午前 9:45 morin

昔は、バイオリンの流しの人がいましたね。物悲しい感じでお願いします(笑)。以前、新宿のドイツ料理屋で飲んでたら、バイオリンとアコーディオンのおじさんが食ってる傍で演奏してくれました。陽気なドイツ人でした。

2007/4/24(火) 午前 9:54 [ あるこ ]

ちなみに、クリムゾンのロバート・フィリップ先生の運指は完璧と思います(ギター学校の先生だし)。親指は中指の反対側です(笑)。

2007/4/24(火) 午前 9:55 [ あるこ ]

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[歌えれば、弾けるはず]なんです。ね。私はメトロノームでテンポを挙げていきますが、早弾きの練習まではしとことがありません。違法行為のような気がして、、、morin さんは許可がおりたんですよ。頭の体操ですね。頑張って下さい(^o^)丿

2007/4/24(火) 午後 9:13 [ tif*any*5*44 ]

私もレッスンで4オクターブ音階の早弾きをやってみたら?と先生に言われてしまいました。左手の練習だけでなく、右手のロングトーンのボーイング練習にもなります。でも勇気がなくてチャレンジできないんです〜。ひどい音しかでないんだもん。

2007/4/25(水) 午後 3:52 [ - ]

あるこさま♪>チェロを片手に『流し』の旅もいいですね〜。そういえば、ドイツでよく街灯でチェロを弾いているひとを見かけました。皆さり気なくコインを入れていくし、弾いている本人はとてもクール!かっこいいなぁと憧れるけど、日本でやろうとすると、『寅さん』になってしまうかも^^;。

2007/4/25(水) 午後 10:13 morin

あるこさま♪>むむむ。ほうっクリムゾンのロバート・フィリップ…!って、知らないの(恥´`;)。あ、でも親指は中指の反対側っていうのは、チェロでも同じなんですよ!ふぅうむ。ロバート・フィリップ…覚えておきますっ。

2007/4/25(水) 午後 10:17 morin

tiffanyさま♪>いえいえ、許可はぜんぜん下りてないんですよぉ。でも、所属アンサンブルでどうしても弾かなくちゃいけないので、先生に泣きついて渋々教えていただいているんです…。そうそう、でも指をこれだけ動かしていると、ボケ防止にはなるはずですよね^^;。

2007/4/25(水) 午後 10:19 morin

りろりんさま♪>ひぇぇぇ〜〜っつ、4オクターブ…って、当然『ハイポジションも含む』ですよね。。。私にとっては眩暈しそ〜ですよぉ。リロリンさんのようにいろんな曲を弾きこなしてこられた方でも、ご自身ででさらにお勉強されているくらい奥深いのですね…。私が「早弾き」なんていうのは、まだ10年早いかもしれません…。でも10年経ってしまったら、尚更身体能力にも陰りが…嗚呼^^;。

2007/4/25(水) 午後 10:26 morin

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押し売り風で恐縮ですが…よろしかったらこの辺を→http://blogs.yahoo.co.jp/alcohlist/37548487.html

2007/4/26(木) 午前 1:59 [ あるこ ]

あるこさん♪>ありがとございます^^。聴いてみましたが、凄いですね。なんか前衛的なようで古典的でもあるような。職人の世界!それにチェロもそうだけど、ギターもオーケストラ的に演奏できるのですね。ビデオクリップでしっかり手をチェックしてしまいました^^。

2007/4/26(木) 午前 11:18 morin

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こんにちは。私、渓流釣りをします。川はいつ行っても同じ自然現象はありません。そんな時いつも先ずはセオリーを重視します。そのセオリーを幾つ持っていいるか、です。完全に使います。勘はその後です。セオリーを一つずつ増やしていきます。瞬間の決断が速くなります。勘だけでは、身に付かない反射神経です。そんな感じなのでしょうか?門外漢が頓珍漢です。

2007/4/27(金) 午前 10:46 [ gigei10 ]

伎芸天さま♪>なるほどです。どんなことにも共通することですよね。恥かしながら、今の私のチェロ腕、セオリーにまだまだ乏しく、教えていただいたセオリーが、まだなかなか定着しない感じです^^;。確かに勘だけで闇雲に弾いていても上達するものではありませんね。そう、写真でいうと、定着液につけないままの状態です(笑)。因みに、私は釣大好きな旦那様にルアーを教えてもらった事があるのですが、どうも根気と辛抱にかけているようでして…ははは^^;。

2007/4/27(金) 午前 11:10 morin

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はじめまして。トリプティークのことを書いたら、辿りつきました。ギターは50年弾いてますが、歳をとるほど、速く弾けなくなっています。チェロに転向しようかとも思いましたが、思いとどまりました。

2011/12/24(土) 午後 1:51 [ mot*nak*3* ]


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