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鹿さんが何をしたの 鹿さんは生きてはいけないの 鹿さんはどこへ行くの 木と鹿とどちらが大事 それは木だよ それは鹿だよ 深い雪の中険しい岩場か下界を見つめる鹿 食べ物がみつからない 「お母さん、おなかがすいたよ」 「もう我慢できないね。里へ降りよう」 「お母さん。この木は渋いよ」 「我慢しなさい。それは赤松よ」 「お母さん。まずいよ!まずいよ!食べられない」 「でも我慢して食べるのよ」 桧が食べれられる。私が大切に育った桧が 「鹿さん。お願いだこれ以上食べないでおくれ」 「この木は私が丹精こめて育てた桧。」 「食べないでおくれ。この山林がだめになったら」 「私が食べていけない」 鹿と老人の飽くなき戦いが繰り広げられている。 鹿や猿それに熊に猪すべて山から去ってくれ。 お前たちが居なければ里山は安泰なのだ。 <ここはある林道の真ん中、木陰に鹿が死んでいました。死後数日、死因はわかりません。傍らの地中に埋めました。里人が憎悪する鹿も、この姿は哀れでした。鹿も人も強制できる時代は来ないのでしょうか。と、ふと考えました>
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