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夜21時半すぎ、通行の優先権を巡る交渉が決裂し、本番激突になる北部と西勝楽町。佐竹北家の丁内・北部と、薬師堂の丁内である西勝楽町の一戦は初対決でらしい。意地とプライドを懸けた戦いである。東部がギリギリまで後方に近づいていた為、本番装備のテコを後方部に取り付けられなかった西勝楽町はなかなかハナ(曳山前方部)が上がらない。本番装備が無いというのは大きなハンデである。それに対し北部は掛け声一発でハナを上げ、間髪入れず西勝楽町に乗り上げた。あっという間の出来事で、後者にとってはかなり厳しい展開だ。
ちなみに北部は、川原町が独立した1997年に曳山を少し改造している。上がった時の高さも増したが、その際のスピードも驚異的にアップした。掛け声一発で上がる上、自由自在に動くようになっている。人数がやや減少した分、機動力などでカバーする計算だったのだろうか。近年は人数も再び回復して来たので、鬼に金棒と言っていいだろう。北部は横ロープを下に繰り出し一層の攻勢をかける。理想的な展開と言っていいだろう。
対する西勝楽町。1998年に新造した曳山は、旧型よりも太い角材を使用しており重量が大幅に増している。その為、本番激突の際になかなかハナが持ち上がらない時もあるのだ。しかしタイミングさえ合えば、掛け声一発で上がるし下に落ちて来ない。そして上がった時の高さは、旧型の曳山より少し高い。何とか最大限まで上げようと、前方では若衆が下から持ち上げ、後方では(東部とスペースが空き)本番装備を取り付け、テコの原理で若衆が重量を掛ける。しかし北部の曳山がガッチリ食い込んでいる為、なかなか状況に変化は生まれない。
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