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すでに栄町張番に曳山を見せ終え、転回をした山根はテンポの良い下り囃子に加え、名物「山根の地蔵さん」の大合唱で大盛り上がりである。一方で菅沢の方は、これから栄町張番にお見せしに行く曳山なので、「上り囃子」を演奏し静かに控えている。山根が綺麗な長方形の陣形で若衆が構えているのに対し、菅沢はゆるやかな円状の陣形で構えていた。(前年新造した)山根の重厚な曳山を目の当たりにしても、全く動じる気配がない。 前回対戦の1984年は、菅沢が盛んに山根に対し対戦要求の挑発をしたが、今回は全く対照的な光景だ。1984年当時の菅沢は町で1・2位を争うくらいの人数を誇る大丁内で、最高峰の名門である山根ですらも凌駕するような大権勢を誇っていた時代である。ほとんどの丁内が対戦を恐れていた。敵方の心の拠り所「山根の地蔵さん」の替え歌を歌い、何食わぬ顔で名門を侮辱したのは、全盛を極めていた菅沢だからこそ出来た芸当だろう。 その後の菅沢は、東部が独立した影響で人数が減少した。かつての爆発力は無くなった印象があるが、それでも人数は山根と同じくらい有しており、その存在感は今も色あせる事はない。菅沢は今でも魅力的な丁内だと思う。毎年のように同列格の強豪と死闘を繰り広げて来た菅沢。数々の修羅場をくぐり抜けてきた、その若衆の顔立ちはとても精かんで、どっしりと構え目の前の強敵を見据える姿は、まさに卓越した梁山泊の集団のようである。 菅沢ミニ曳山(人形・平知盛) 新ミニ曳山コメント掲示板DX(ファン登録者限定)→ http://blogs.yahoo.co.jp/moriokawakamono/29083720.html
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