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「角館のお祭り」には18丁内が存在し、それぞれ曳山を繰り出しているが、最も捉えるのが困難と言われるのが下岩瀬町である。桜美町にとって下岩瀬町は、3年前の1996年に対決で正面からの激突を避けられ、肩透かしを喰らい大劣勢を強いられた仇敵だ。そんな下岩瀬町をついに捉えた桜美町。曳山のお囃子は“道中囃子”を奏でているが、次第にボルテージだけでなく、リズムとテンポも急加速!「スーパー道中」に昇華させ盛り上げている。後方に本番装備も装着し終え、最高のモチベーションの中、仇敵にリベンジすべく力強く前進する。 前回対決「1996・桜美町vs下岩瀬町」の再現 http://blogs.yahoo.co.jp/moriokawakamono/folder/1099875.html 一方で奥の方に控える下岩瀬町は、通常テンポの“道中囃子”を奏でているが、なかなかその場から動かない。不気味な沈黙を保ったままである。その様子からは全く心理や思考が読めない。桜美町よりも歴史が古い旧丁内の一つだが、どこかビジュアル系の雰囲気が漂い、一部の他丁内の若衆は熱烈に惹かれているとも言われている。独特の哲学と概念を持ち、謎めいた部分も多い下岩瀬町。彼らに友好丁内は存在しない。前回の桜美町との一戦では、相手に恨みを買う戦法を取ってしまったが、何気に正攻法でやっても強い丁内である。 下岩瀬町はこの年の前年(1998年)に山根と岩瀬という巨頭コンビと、それぞれ正攻法で対決したが互角以上の戦いを展開し、世間をアッと驚かせた。体格に勝る山根や岩瀬の方が少し上になったが、途中で後退戦術を取った相手を果敢に追撃。「曳山を前に出す」という成果を上げ、一気に強豪丁内のステータスを確立させた。かつて王者として君臨していた岩瀬を屈服させた事のある桜美町だが、もし下岩瀬町が今回は正攻法で来たとしても、確実に勝てる保障など無い。特に下岩瀬町の突出した機動力は脅威である。 前方にいる曳山が転回(方向転換)し、自分達の方に向け前進して来た場合、一部丁内では機先を制すべく勢い良く曳山を前に出したりするが、下岩瀬町はそれを行なわない。桜美町をじらしているのか?対峙前から心理戦の様相だ。しばらく沈黙を保っていたが、目の前の桜美町と再戦を決意したのだろうか。ついに下岩瀬町の曳山が動いた!先導や責任者(指揮官)の合図の下、ゆっくりと前進する下岩瀬町。だがその時、前方にいた両丁内の若衆同士が接触したのか、小競り合いが起き、間もなくして大規模な喧嘩に発展した。 「何だ、この野郎!?」「やるのか、テメエ!?」罵声や怒号が飛び交い、激化する若衆同士の喧嘩。その間にも桜美町は、仇敵にプレッシャーを与える為か曳山を若干前進させる。両丁内の喧嘩は収まらず、終止の目途は全く立たない。桜美町から放たれる剥き出しの敵意を、下岩瀬町も感じ取ったのだろう。一歩も引かない構えだ。だが両丁内の交渉員のタスキを掛けた、中心メンバーが必死に止めに入ってる。特に桜美町の若者頭(NO.3的存在)の活躍が目立ち、次第に大規模な喧嘩も沈静化。間もなくして通行の優先権を巡る交渉が開始された。 下岩瀬町ミニ曳山(人形・悪源太義平) × 桜美町ミニ曳山(人形・八幡太郎義家) 新ミニ曳山コメント掲示板DX(ファン登録者限定)→ http://blogs.yahoo.co.jp/moriokawakamono/29083720.html
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