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9月8日から9日へ日付が変わる頃だったろうか。それまで横町がいる場所とは逆側へ進んでいた山根だったが、平和タクシー前で転回(方向転換)。ついに横町の方へ向いた。少し前進し「いろは寿司」前に陣取り、横町を迎え撃つ構えのようである。それにしてもなぜ、東部上新町張番に見せ終えた後、(すぐに横町と対峙せず)わざわざこの場所までやって来たのだろう。いろいろな見方があると思うが、下記の理由があるものと推察する。 一.張番付近での激突を回避 もしあの後、すぐに横町と対峙し激突になれば、東部上新町張番のすぐ近くでの戦いになる。そうなれば(戦いの推移によっては)張番に迷惑を掛ける事に成りかねない。又、張番は各丁内の関所のような存在で、権限は絶大である。もし張番から仲裁が入れば、それを受け入れざるを得ない。そうなれば横町との一戦は中途半端な形で終わってしまう。横町と朝まで徹底的にやり合うには、張番から少し離れた場所に陣取った方が良い。 二.場所的な優位性 山根が陣取った「いろは寿司」前は、緩やかな坂道になっており、山根にとって優位な場所だ。少なからず戦いに影響はあるだろう。それと東部上新町張番付近と違い、この場所は左右両面に広いので、ロープを存分に繰り出す事が出来る。又、激突前の交渉も「共に東部上新町張番に見せ終えた曳山同士」になるので、対等の条件下での交渉になる。もし張番付近で対峙していた場合、横町に「張番見せ」の大義名分を与えてしまっていた。 三.特別な相手への演出 山根は対決の前に様々な駆け引きや、演出が出来る曳山である。ある種の“エンターテイメント性”も秘めていると思う。横町とは「元友好丁内」という、他曳山とは違う因縁がある。すぐに対峙し激突になってしまっては面白くない。横町はやる気満々のようだが、わざと焦らし心理戦を仕掛けたのではないだろうか。そして特別な相手なので(一定の距離を置き)、対戦前の儀式である丁内歌「山根の地蔵さん」を歌いたかったのだろう。 「山根の地蔵さん」 山根の地蔵さんに団子あげて どちらが勝つかと聞いたなら いつも山根が勝ち!勝ち!勝ち!勝ち! もしも山根が負けたら 電信柱に花が咲き 焼いた魚が泳ぎだす 絵に描いたダルマさんが踊り出す フレー、フレー、山根! ※上記の歌は昔話「花咲爺さん」と同じメロディーです。 携帯サイトの「NHKメロディ」からダウンロード出来ます。 かつての盟友を前に「山根の地蔵さん」を大合唱し、大盛り上がりの山根。様々な思いが交錯していると思うが、ムードは最高である。こうして見るとすぐさま横町と対峙せず、この場所まで移動して来た事は正解だったかもしれない。壮行式の意味合いもあり、相手への対戦意志の表明でもある。一方で張番に曳山を見せ終えた直後、「山根の地蔵さん」の大合唱を目の当たりした横町。事実上の宣戦布告を受け、どう打って出るのだろうか。 山根ミニ曳山(人形・武蔵坊弁慶) 新ミニ曳山コメント掲示板DX(ファン登録者限定)→ http://blogs.yahoo.co.jp/moriokawakamono/29083720.html
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