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23時を回った頃、菅沢と北部による通行の優先権を巡る交渉が始まった。両曳山が向き合う少し前には、朝から降り続いていた雨が自然に止んだ。これにより思う存分戦う事が出来る。寒い夜だったが、この城南堂歯科前は熱気に包まれている。だいぶ前に薬師堂参拝ならびに、西勝楽町張番見せを終えている北部(画像)。その後は西勝楽町丁内を賑やかしながら、自丁内に帰るのが目的の曳山のようだ。一方で対峙している菅沢は、西勝楽町丁内を賑やかしている曳山で、「自丁内に帰るのであれば、我々に道を譲るべきでないか?」と厳しく突っ込んでいるが、初日に挑発ならびに宣戦布告を受けている北部は、菅沢相手に道を譲る気など毛頭無いようだ。 これまでも何度か対戦がある両雄。前回1990年の対決では、その年に曳山を新造した菅沢が上になった状態を保ちつつ、後退した北部を激しく追撃した。北部としては厳しい一戦だったと思われる。しかしその2年後に北部も曳山を新造。旧型の曳山と大きさに大差は無いようだが、機能性が大幅に向上していると思われる。これで菅沢とは対等な条件での戦いになるであろう。勝手な表現だが、リベンジ戦の様相だ。後方に本番装備(テコ)を取り付ける北部。ぶら下がり用ロープが付いた、細長い円柱状のテコ3本である。ちなみに1992年〜2006年までこのスタイルで、2007年以降は真ん中だけ(各丁内で流行りつつあった)スーパー天棒に差し替えられている。 ※参考 北部の2007年以降の本番装備 → http://blogs.yahoo.co.jp/moriokawakamono/29189079.html 薬師堂参拝や張番見せを終えている北部のお囃子は“道中囃子”。若衆が最も好み興奮を誘う曲である。北部のお囃子担当である鈴木組のは、通常よりテンポが早い上に独特のアクセントがある。そして18丁内ある曳山の中でも、最も音が響く大太鼓を使用しているので、非常に激しく力強い“道中囃子”なのだ。目の前に控える菅沢は、おそらく北部にとって西部にならぶ最大級の敵であろう。又、菅沢とは6年ぶりの再戦だが、(歴史的背景の他に)お祭り初日からの因縁もあるので、丁内の威信を賭けた一大決戦になる。それを察したのか囃子方の鈴木組も、“道中囃子”のボルテージを上げた。厳しい表情の若衆が多いが、闘争心は最高潮に高まっている事だろう。 新ミニ曳山コメント掲示板DX(ファン登録者限定)→ http://blogs.yahoo.co.jp/moriokawakamono/29083720.html
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