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夜20時半を回った頃だろうか。レストラン七兵衛前に集まっている屋台に曳山を見せ終えた西部(手前側)が向きを矯正。ついに因縁の相手・山根(奥側)と対峙した。一気に距離を詰めずに睨み合う両曳山。「まだ時間は早い」互いに意中の相手を前に、若衆達が酒盛りを始めた。曳山ぶつけとは異なる雰囲気を堪能する両丁内の若衆達。 1974年(昭和49年)の初対決を皮切りに、これまで5度に渡り対決した山根と西部。屈指の大丁内同士の激突である。両丁内の年代差は30年あり、当初は西部が山根に挑むような形だったが、次第に同列格の対決に移行し、昭和50年代後半は激しい抗争を展開。そして2001年(平成13年)の対決では、大きく見解が分かれる結末だった。 今回は7年前の決着戦の意味合いもあるだろう。双方とも負けられない一戦であるが、西部の位置がやや左側に寄っている。レストラン七兵衛前の方へ曳山を見せた影響だが、これには深い意味があった。当時この付近は道路拡張工事の途中であり、まだ右側に電柱が存在していた。西部は電柱と距離を開ける為に左側に寄ったのだ。 伝統ある五井酒造店前は“決戦の地”に相応しい場所であるが、山根は西部の真横に電柱が来るのを計算してこの場所に陣取ったのだろう。そしてそれを見抜き、電柱と距離を開けた西部。すでに両者の駆け引きは始まっているのだ。そして酒盛りを終えて距離を詰める山根と西部。その光景はまるで横綱同士の仕切りのようである。 山根ミニ曳山(人形・武蔵坊弁慶) × 西部ミニ曳山(人形・伊達政宗) 新ミニ曳山コメント掲示板DX(ファン登録者限定)→ http://blogs.yahoo.co.jp/moriokawakamono/29083720.html
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