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時刻は深夜23時30分を回った頃だろうか。薬師参道・西勝楽町の通りで対峙した桜美町と岩瀬。昭和時代から因縁深い両丁内。いきなり若衆同士の小競り合いが勃発し、どこか異様な雰囲気である。小競り合いも沈静化し、通行の優先権を巡る交渉が始まった。桜美町は「西勝楽町張番にお見せしに行く曳山」で、岩瀬は「薬師堂参拝に向かう曳山」か。先ほどまで行なわれていた横町と岩瀬の本番激突も、同様の構図で交渉が決裂している。 通例であれば薬師堂参拝が目的の岩瀬に通行の優先権があるが、交渉が難航している。桜美町が後方に本番装備を装着した。中央にスーパー天棒(極太のテコ)で、両脇に通常のテコ2本で固める形式である。どうも岩瀬と一戦交えるつもりのようである。もしここで岩瀬に道を譲ってしまえば、(各所の情勢から)桜美町は対戦相手と巡り合えず、そのままお祭りが終わってしまう可能性が高い。多少強引でも岩瀬とは対決に持ち込みたいようだ。 平成初期の抗争を制して、昭和時代の借りを返した桜美町。これを期に強豪の一角へと登り詰めたが、「当時の桜美町の曳山は最新鋭で、岩瀬の曳山は旧型だった」の指摘もある。それを払拭し“真の完全勝利”を手にする為にも、曳山を新造した岩瀬を叩く必要があるだろう。ましてこの年の岩瀬は70周年−桜美町は自ら岩瀬に対して最高のリベンジの機会を用意した。横町戦に続いてダブルヘッダーになる岩瀬。果たしてどう打って出るのか。 |

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