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左折した西勝楽町の先に待ち受けるのは桜美町である。夕方に横町橋を渡り切り、横町西部張番(関所のような存在)に曳山を見せ終えて、現在は伏見屋(酒屋)の前で歩を止めて情勢を伺っている。平成初期に当時頂点に君臨していた岩瀬を、その座から引きずり下ろした覇者である。その後、西部との抗争に敗れ飛ぶ鳥落とす勢いを削がれた感があるが、依然として強大な存在である事に間違いない。時刻は19時すぎ、目の前に現れたのは西勝楽町。まだ距離があるが、思いのほか早い時間に登場した最古の名門を、やや驚きを持って注視している。 歴史は西勝楽町が10倍以上、曳山の大きさは同等で、人数に関しては桜美町が倍近く多い。数的優位な事もあってか、桜美町の若い世代の者達は、どこか余裕をようなもの漂わせている。だが幹部を始めベテラン世代の見解は違うだろう。15年前(1986年)の前回対決では大苦戦を強いられたのだ。西勝楽町に乗り上げられ、後退を試みるも追撃を許してしまった。その上、後ろにいた曳山にぶつけられるなど、桜美町にとっては散々な一戦であった。思わぬ形でリベンジの機会を得た桜美町。「よし若衆、立て!」号令と共に、因縁の相手へ向け距離を詰める。 桜美町ミニ曳山(人形・八幡太郎義家) 新ミニ曳山コメント掲示板DX(ファン登録者限定)→ http://blogs.yahoo.co.jp/moriokawakamono/29083720.html
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