ミニ曳山合戦絵巻

角館のお祭りとキン肉マンの激闘を精巧に再現!!

1996・桜美町vs下岩瀬町

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1996年9月9日「角館のお祭り・曳山ぶつけ」 桜美町vs下岩瀬町の本番激突をミニ曳山で再現!!
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優美vs妖艶 第六幕

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何とか曳山前方部を持ち上げようとする桜美町。しかし、その前に下岩瀬町が前進して来て、そのまま桜美町の曳山に乗り上げてしまった。限りなくフライングに近い下岩瀬町のやり方に、桜美町の若衆達が大激怒。「ふざけるな!」と、下岩瀬町を糾弾する怒号が飛び交い、曳山の周りで若衆同士の小競り合いが始まる。タスキをかけた両丁内の責任者ら中心メンバーが止めに入るが、桜美町のタスキを掛けた面々はどこか釈然としない複雑な表情である。全く予想外の展開になり、大幅な戦術変更を余儀なくされた桜美町。状況打開の手はあるのか!?

下岩瀬町ミニ曳山(人形・悪源太義平) × 桜美町ミニ曳山(人形・八幡太郎義家)

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優美vs妖艶 第七幕

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下岩瀬町に乗り上げられてしまった桜美町は、対抗して曳山前方部を上げようと若衆が、後方で本番装備(テコ)にぶら下り重量を掛けようと努力する。しかし、下岩瀬町の曳山土台先端が(桜美町の)欄干にガッチリ食い込んでる事もあり、桜美町の曳山はなかなか上がらない。3本のテコにぶら下がり力を込めるが、軋む音ばかりが空しく響き渡る。後方にいるのは女性陣が中心で、予想外の展開に悲壮感と焦燥感が漂う。

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優美vs妖艶 第八幕

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下岩瀬町の曳山土台先端が欄干に食い込んでいる為、桜美町の曳山は対抗して上げる事が出来ない。あるいは一旦バックして、下岩瀬町と距離を置いて体勢を立て直す事も可能だが、桜美町はあまり後退する戦術を用いない丁内である。特にこの年の責任者(指揮官)I 氏は、その美学を強く持っているように思える。激突前の交渉の際に「力尽くでも前に進む」と相手に宣言しているので、後退する事は自己矛盾になってしまうのだ。

やむなく桜美町は右側に曳山を振り、下岩瀬町の曳山を脇に点在する露天屋台に激突させる戦術に徹するようだ。たとえ自分達の曳山が下になっていても、相手の曳山を障害物に激突させるなどすれば、降参を奪う事ができるのだ。幸いにも桜美町の右側には旧タカヤナギ駐車場があり、多数の横ロープを繰り出す事ができる。下岩瀬町の曳山を横に振る為、大人数の桜美町の若衆は横ロープを握り、右横の旧タカヤナギ駐車場に展開する。桜美町の黒い半纏が、あっという間に駐車場を埋め尽くす。

下からの桜美町の攻勢で、下岩瀬町の曳山が旧タカヤナギ駐車場側へ徐々に傾いて行く。それに対し下岩瀬町は、防御用の天棒(つっかえ)を曳山の左横に固定し、桜美町の攻勢を食い止め、反対側へ横ロープを繰り出し振り返そうとする。しかし反対側のスペースは旧タカヤナギ駐車場に比べ狭い為、思うように横ロープを繰り出せない。しかし昭和50年〜60年代に、強豪と恐れられる山根と抗争を繰り広げた下岩瀬町。さすがに地力がある。場所的に不利だが、桜美町の攻勢をしのいでいる様子だ。

桜美町ミニ曳山(人形・八幡太郎義家) × 下岩瀬町ミニ曳山(人形・悪源太義平)

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優美vs妖艶 第九幕

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意地でも下岩瀬町を露天屋台の方へ振り、起死回生の降参を奪いたい桜美町。それに対し、何としても桜美町の下からの攻勢を防ぎ、このまま優位な状態を保ちたい下岩瀬町。数時間に渡りギリギリの攻防が続く。一方で桜美町の後方で何か動きがあったようだ。横町東部張番の使者が(推測だが)仲裁の交渉に来た模様だ。その年の年番長だったかどうか定かではないが、使者で来た人は1989年に横町曳山の責任者を努めたO氏である。横町と桜美町は古くからの友好丁内で、この年の桜美町の責任者I 氏と張番からの使者O氏は、おそらく面識があるはずである。友好丁内の敷地内での本番激突は、ある意味その丁内にご迷惑をお掛けしている。仮に横町東部張番からの交渉が仲裁であれば、桜美町は渋々ながら受け入れざるを得ないだろう。

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優美vs妖艶 終幕

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日付が変わって9月10日深夜2時すぎ、横町東張番からの仲裁もあり和解成立。組んでいた状態を解き、離れる桜美町と下岩瀬町。両丁内の若衆はもっと徹底的にやりたかったようだが、責任者同士が下した決定は覆れない。深い因縁が残った両丁内。特に桜美町は下岩瀬町に対する嫌悪感が増したのでないか。その後、両丁内は1999年・2005年・2008年に再戦し、非常に激しい死闘を繰り広げる事になる。

尚、この一戦が契機になったかは分からないが、1998年に「本番激突の際は、必ずハナ(前担木)を合わせてから、次の行動に移る事」という風に、曖昧だった規約が厳格なものに改訂された。正攻法の対決を推奨する他に、怪我人が出るのを防ぐ目的もあると思われる。桜美町と下岩瀬町の1999年・2005年の再戦は、規約に乗っとっての真っ向勝負だった。その再現はまた別の機会に行ないたい。

最後に余談だが、2000年に30周年を迎えた桜美町は「30周年記念誌」を発行している。それには、歴代の正責任者(指揮官)の手記が寄せられていて、無論1994〜1996年まで3年間努めたI 氏からの手記も寄せられていた。角館のお祭りに対する想いや、桜美町の曳山に対する想いなどが熱く語られていたが、I 氏は在任中に対戦した相手丁内の、敵将(正責任者)への感謝の言葉も綴られていたのである。

不思議に思う人もいるかもしれないが、「曳山責任者」という人生最高の晴れ舞台で、自分の対戦相手になってくれた方へのお礼だと思う。前年に揉めに揉めた西部と、この年対戦した下岩瀬町の正責任者の名前も挙げられていた。気心が知れている相手ならまだしも、特に親しい訳でもない相手に、(間接的とはいえ)このような事はなかなか出来るものではない。I 氏は器量が大きく、礼節を重んじる人だと感じた。桜美町は世代交代が進むが、彼に再登板の機会があってもいいと思うのは私だけだろうか・・・。私の尊敬する責任者経験者の一人である。

桜美町ミニ曳山(人形・八幡太郎義家) × 下岩瀬町ミニ曳山(人形・悪源太義平)

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