ミニ曳山合戦絵巻

角館のお祭りとキン肉マンの激闘を精巧に再現!!

1999・横町vs山根

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1999年9月8日「角館のお祭り・曳山ぶつけ」 横町vs山根の本番激突をミニ曳山で再現!!
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深夜4時半頃だったろうか。横町(中央)と山根(手前側)が一進一退の攻防を繰り広げているが、突如として横町の後方に菅沢(奥側)が現われた。観光用激突終了後、薬師堂参拝に向かい、その後の動向は不明だったが、どうやらまだ街の中心部にいたようだ。他の曳山との交差に時間が掛かったのだろうか?別ルートにて自丁内に帰っていたと思われていたが・・・。ちなみに前日の佐竹上覧時に、横町と菅沢は対曳山交渉で少し揉めている。菅沢が近づいて来て、挟撃される可能性が出てきた横町では、一気に緊張感が高まり警戒心を強める。

「1997年・菅沢vs山根」の本番激突 → http://blogs.yahoo.co.jp/moriokawakamono/folder/1171893.html

横町と山根の関係は元友好丁内同士とご紹介したが、この両者と菅沢とでも深い因縁がある。まず山根と菅沢だが、この年の2年前の1997年。“聖地”秋田銀行前で「歴史的大一番」を繰り広げた。因縁の他、そのステータスからもライバル関係と言っていいだろう。そう評されるのを嫌う若衆もいるようだが、対戦願望を持っている事には違いない。かなり互いに意識していると思われる。一方で希薄な関係と見られがちな横町と菅沢だが、過去に一度だけ対戦がある。1978年(昭和53年)に大激闘を繰り広げたようだ。さて話は戻り横町の右側には、もう一つ道がある(イナクロ線)。ここはY字の分岐点になっており、果たして菅沢はどのような行動を取るのだろうか?

菅沢ミニ曳山(人形・平知盛) / 横町ミニ曳山(人形・武田信玄) × 山根ミニ曳山(人形・武蔵坊弁慶)

新ミニ曳山コメント掲示板DX(ファン登録者限定)→ http://blogs.yahoo.co.jp/moriokawakamono/29083720.html

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山根と戦っている横町の後方に出現した菅沢(拡大画像)だったが、その後の行動は早かった。この三者はそれぞれ因縁があり、どのような絡みになるか注目されたが、この地帯はY字の分岐点になっており、(右折し)横町の右側に見えるイナクロ線の路地へ入っていった。どうやら横町vs山根には一切干渉せず、速やかに自丁内に帰るようである。「菅沢、こっちだぞ!」観衆から菅沢を煽る声が聞こえたが、全く意に介さない様子だ。

意外にアッサリしていたように見える菅沢の動き。普通に考えれば、この日はまだお祭り2日目であり、最終日の運行に備え、無用な争いには干渉せず早く帰りたかったのだろう。もう一つ道があるのなら、無駄な時間を費やす必要は無い。まして同じく荒っぽい気質の横町の後ろにぶつけたとなると、大規模な喧嘩が勃発し深刻なトラブルに発展しかねない。距離が近づいた際、小競り合いがあったようだが不問に付すようだ。

しかし見方を変えれば、かつて自分達と激闘を繰り広げた、両雄が真っ向勝負しているのを見て、最後まで徹底的にやらせてあげたいという、菅沢の粋な計らいだったようにも思える。もし自分達が同じような状況で、第三者からの邪魔を受けた時、快くは思わないだろう。おそらく真っ向勝負に水を差すような、無粋な真似などしたくなかったのではないか。ちなみに翌年(2000年)、お祭り2日目に菅沢は山根と3年ぶりに対決する事になる。

「2000年・山根vs菅沢」の本番激突 → http://blogs.yahoo.co.jp/moriokawakamono/folder/1195751.html

菅沢ミニ曳山(人形・平知盛) / 横町ミニ曳山(人形・武田信玄) × 山根ミニ曳山(人形・武蔵坊弁慶)

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菅沢の登場で一時は騒然としたが、干渉せず立ち去った事で辺りは落ち着きを取り戻す。昭和50年の前回対決では後退する戦術を取った山根(左側)だが、24年ぶりの再戦となる今回は後退などは一切せず、あくまで前進にこだわる気概みたいだ。それを感じ取った横町(左側)の長老・T氏は、突き上げられている状況を逆手に取り、曳山の筋交い部を押しつけて、相手の欄干を破壊してしまえと檄を飛ばす。もしそれが出来れば、自軍の勝利と踏んでいるようだ。両丁内が友好関係にあった時代を良く知る人物で、それこそ前回対決時のキーパーソンでもある。蜜月の時代への郷愁を口にする時もあるが、いざ直接対決となるとそれとこれとは別のようである。かなり興奮し熱くなっている様子だ。昭和50年の大激闘をつい昨日の事のように、思い出しているのかもしれまない。

時間は朝5時半に差しかかろうとしている。数時間に渡る一進一退の攻防で、両丁内の若衆も疲れて来たのか、地面に座り込み休んでいる若衆も増えて来た。逆にロープを握って放さない若衆の数は、まばらになりつつある。この膠着状況は動きそうにない。次第に夜も明けて来た。「そろそろ潮時か・・・?」。それぞれじっと自分達の曳山を見上げていた、山根と横町の正責任者(指揮官)が、偶然にも同じタイミングで振り向き目が合った。「そろそろでねが?」「そろそろだな・・・」互いの声が聞き取れたかどうか分からないが、このようなやり取りが行なわれた事は間違いないようだ。この両者は同期生で、実際にクラスメイトだった時代もあるらしい。元友好丁内同士の24年ぶりの再戦は、同い年の指揮官同士の対決でもあったのだ。それから間もなくし両丁内は和解交渉に入る。

山根ミニ曳山(人形・武蔵坊弁慶) × 横町ミニ曳山(人形・武田信玄)

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元友好丁内の曳山による、24年ぶりの因縁の対決も終焉を迎える。4時間にも及ぶ大激闘を展開したが、どちらも降参しなかった。戦いの潮時と鉾の収め時を悟った、両曳山の正責任者(指揮官)の判断の下、和解交渉を行ない9月9日朝6時に和解が成立。どうやら下になっている山根(奥側)が先に動き、曳山を後ろに下げ地面に下ろす模様だ。「いろは寿司」前の緩い坂道を逆走するような形だが、非常にスムーズな動きである。全18丁内中で随一の大きさを誇る曳山だが、非常にバランスが良いと思う。又、その動かし方も秀逸で感服をしてしまう。さて問題は横町(手前側)である。とんでもない急角度まで突き上げられた状態から、曳山を下ろさなければならない。

山根もそれに配慮してか、かなり奥まで後退しそれを見守る。横町は落下防止用のつっかえ天棒を慎重に外しに掛かるも、それが外れた途端、急角度の状態だった曳山が急降下。「ズッ、ズズン!!」凄まじい衝撃音を発し、突き上げられていた曳山が落ちて来た。「うわっ、誰が死んだな!?」確信的にそう思えるような、恐ろしいシーンであったが、幸いにも死者は出なかった。横町側で頭を打ち付けられ、軽傷を負った若衆がいたようだが、大事には至らなかったようだ。これは曳山人形に宿った神のご加護だろうか?一瞬その場が凍り付いたが、その若衆を外へ運び出した後、横町と山根は交差の態勢へと入る。名勝負が凄惨の結末にならなくて、本当に良かった。

山根ミニ曳山(人形・武蔵坊弁慶) × 横町ミニ曳山(人形・武田信玄)

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最後にアクシデントがあり、急角度に突き上げられていた横町の曳山が、つっかえ天棒を外した弾みに急降下。頭に軽傷を負った若衆が発生したが大事には至らなかった。朝6時半、横町と山根は交差に入る。和解成立後の交差は、互いの協力で進む「同時交差」が主流だが、横町は相手に道を譲るケースが多い。この年代の横町の曳山は高く上がる設計で、曳山を解く際は(下になってる)相手が先に後退し、下ろすケースが多かった。その返礼で相手に道を譲っていると聞く。荒っぽい気質の丁内であるが、少々意外な?一面である。又、終戦後の疲労や気の緩みも考慮し、安全な交差を心掛けているのだろう。ただし近年は曳山改造の影響で、本番激突時に下になり、先に後退して下ろすケースも増え、相手に合わせ同時交差する場面も見られるようになった。

昭和50年(1975年)以来24年ぶりに再戦し、壮絶な死闘を繰り広げた横町と山根。元友好丁内とは思えないような激しさだった。けれど最後のアクシデントで死者が出なかった事は、神のご加護だったかもしれない。もしそのような事態になっていたら、この対決はもう二度と見られなかっただろう。両丁内は6年後の2005年に、違う正責任者(指揮官)の下で再び対決する事になる。ちなみに2000年に発刊された山根の70周年記念誌で、1999年の元友好丁内・横町との対決は、比較的大きい扱いで記載されていた。「なぜ特別扱いにしたのか?」と疑問に感じた若衆もいたと思うが、今回の曳山ぶつけ再現に理由が秘められている。最後、交差する直前だったか完了直後に、同期の両責任者が言葉を交わすシーンが見られた。非常に印象深いシーンで、胸が熱くなる物があったと記憶している。おそらく両者は“将”として対決する運命にあり、一生忘れる事の出来ない一戦になったと思う。

山根ミニ曳山(人形・武蔵坊弁慶) / 横町ミニ曳山(人形・武田信玄)

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