ミニ曳山合戦絵巻

角館のお祭りとキン肉マンの激闘を精巧に再現!!

2007・北部vs下岩瀬町

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2007年9月8日「角館のお祭り・曳山ぶつけ」 北部vs下岩瀬町の本番激突をミニ曳山で再現!!
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数時間に及ぶ激闘を演じた下岩瀬町と北部。一進一退の攻防だったが、両者とも一歩も引かず、小休止に入った。周囲の状況だが、薬師参拝を終えた曳山や、丁内へ帰る曳山などが少しずつ近づいて来ているようだ。この日はまだお祭り2日目で、まだ最終日が控えている。近づいて来ている曳山には、一癖ある相手も含まれている。もし相対す事になれば、交差するのに朝まで掛かる事態もあるだろう。それでは最終日の運行に支障を来たす事になる。また時間規制の関係で、警察も目を光らせている。このまま激突を続けても決着は付きそうにない。ここいらが潮時だろう。下岩瀬町と北部は、曳山を解き交差する為の和解交渉に入った。 

やっている方、見ている方とも気付いてなかったかもしれないが、この両丁内は角館のお祭りにおいて、歴史に残る偉業を成し遂げている丁内同士だ。下岩瀬町は98年のお祭りで2日目に山根、3日目には岩瀬と対決した。ご存知の通り山根と岩瀬は兄弟曳山であるが、その伝統と実績もさる事ながら、他を圧倒するスケールの曳山で恐れられている。1回のお祭りで両巨頭の相手を務めたのは、たぶん(その年の時点で)下岩瀬町が初めてだろうし、後退する戦術を取った山根と岩瀬を、それぞれ追撃する見事な戦いぶりであった。思えば近年の下岩瀬町の快進撃は、この年から始まったのかもしれない。

一方で北部も2000年代に入り、最大人数を誇る大丁内・西部と4年間の間に3回も対戦した。西部を敬遠する曳山が多い時代である。ここまで西部と激しく争ったのは北部が初めてだろう。どれも互角以上の戦いを演じ、その当時西部が苦しんでいた「奇数年は相手が見つからずあぶれる」というジンクスも解いている。ちなみに北部は、山根や岩瀬と兄弟曳山のため対戦する事はまず無い。一方で下岩瀬町は(北部が激しく争った)西部との対決は、20年以上も遠ざかっている。それぞれが出来ない事を成し遂げた、強豪同士の真っ向勝負。非常に見応えがあった。和解の交渉が成立し、組んでいた曳山が動き出す模様だ。

下岩瀬町ミニ曳山(人形・悪源太義平) × 北部ミニ曳山(人形・上杉謙信)

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軍神vs雷神 終幕

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日付が変わり、9月9日の午前0時半すぎだったろうか。下岩瀬町と北部の和解が成立した。本番激突に至った経緯を振り返ると、横町西部張番に曳山をお見せしたい北部が、それに協力するよう求めた(道を譲るよう要求)が、下岩瀬町は北部のお囃子が“上り囃子”に切り替わっていないという事で、一時間に渡る交渉が決裂。その後、両丁内とも実力行使に出た。数時間に渡る激しい曳山ぶつけだったが、和解交渉では互いに譲歩。互いの協力で交差する「同時交差」という形で決着した。一方が向きを矯正し進んでは止め、相手もそれに合わせ同じような動作で少しずつ動く。どちらも手馴れたもので、交差は無事に完了した。

この下岩瀬町と北部の一戦で、興味深いシーンがいくつか見られた。まず一つは両者とも、後退する戦術を取らなかった事。あくまで前進にこだわった。下岩瀬町は自由自在に曳山を動かせる事で有名だが、今の北部も様々な動きを取れるだろう。一度後退した後すぐさま前進し、ウイリー攻撃を繰り返す事も可能だったと思うが、両者一切それをしなかった。おそらく相手の追撃を受ける危険性を考慮したと思われる。下岩瀬町と北部は共に、すぐさま追撃できる機動力を有している。もし態勢が崩れた所に、相手の追撃を受ければ劣勢になる。もしくは上記戦術を繰り出す、余裕すらない状況だったかもしれない。そしていい意味で、後退などしたくない相手同士だったのだろう。口には出さないが、互いに実力を認め合ってる証拠ではないか。

そしてもう一つ興味深かったシーンは、激突開始から30分くらいの事だったか、藤八堂プロパン側で一対一の小競り合いが起きていた。周りの若衆が割って入って収まったが、少しして一方の若者が「悪がったな。お互いいいお祭りするべ。」を手を差し出し、当初は戸惑った一方の若者も「んだな。お互い頑張るべ」というようなやり取りで、握手に応じたのだ。通例であれば周りの若衆が割って入って収まっても、当事者は釈然としない表情で渋々退くものだが、この握手のシーンは異例の事で、とても爽やかな光景だった。

毛嫌いしていたり、見下している丁内が相手では、このようなシーンはなかなか生まれない。因縁深い対決だと、激突前から小競り合いや取っ組み合いが起こるものだ。わざと煽る連中もいるから、収まるのも時間が掛かる。今回の下岩瀬町と北部で、目立ったのは上記の件くらいだったのではないか。もし他にあったとしても、すぐ収まっているだろう。あくまで推測だか、互いの存在をリスペクトし、この真っ向勝負を不本意な形で終わらせたくないから、素直に出来た握手だと思う。そして激突後の両丁内の満足そうな表情も印象的だった。さて今年もお祭りが近づいて来た。去年からのお祭りの情勢を分析すると、両丁内とも別の相手とぶつける可能性が高いかもしれない。しかし願わくば、この素晴らしい対決をもう一度見たいものだ。

北部ミニ曳山(人形・上杉謙信) / 下岩瀬町ミニ曳山(人形・悪源太義平)

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