ミニ曳山合戦絵巻

角館のお祭りとキン肉マンの激闘を精巧に再現!!

1996・菅沢vs北部

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1996年9月9日「角館のお祭り・曳山ぶつけ」 菅沢vs北部の本番激突をミニ曳山で再現!!
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前日までとは打って変わって、朝から雨が降り続いたお祭り3日目。最終日でもあるこの日、初日から駆け引きと心理戦を展開していた菅沢と北部は、共に薬師堂参拝を控えている。北部の方が早く参拝を済ませ、菅沢の動きを注視している。その菅沢(左側)だが北部の後を追うコース(下中町→横町→七日町)で、薬師参道を南下して来た。そして途中、北部との交差を終えた岩瀬(右側)と対峙した。前年に対決している永遠のライバルである。

1995年・岩瀬vs菅沢「伝統の一戦」 → http://blogs.yahoo.co.jp/moriokawakamono/folder/703223.html

菅沢と岩瀬は昭和40年代から続くライバル関係で、その対決は歴史の古さ・規模の大きさ等から「伝統の一戦」と呼ばれている。2年連続での「伝統の一戦」も予想されたが、どちらか一方が薬師堂参拝を控えていた為、薬師参道での常道に習い交差した。実は2日目夜にも会っているが、観光用激突の運行の件も絡んで交差している。それぞれ事情があり交差に至っているが、前年ぶつけた永遠のライバル相手に意外にアッサリしている菅沢。

前年とは違う人物が正責任者(指揮官)を努めているが、どうも岩瀬より北部の方に思い入れがあるようだ。例年より岩瀬と顔を合わせる機会が多かったが、ほとんど無関心だったように思える。おそらく北部は菅沢にとって、岩瀬・西部・山根に次ぎ、四番手くらいに来る因縁ある相手だと思うが、この年の正責任者にとっては一番の存在なのだろう。岩瀬と交差した菅沢の先に北部が見える。すでに北部は転回し、菅沢が来るのを待っているようだ。

菅沢ミニ曳山(人形・平知盛) / 岩瀬ミニ曳山(人形・酒呑童子)

新ミニ曳山コメント掲示板DX(ファン登録者限定)→ http://blogs.yahoo.co.jp/moriokawakamono/29083720.html

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22時45分頃であろうか。先に薬師堂参拝と西勝楽町張番見せを終えていた北部に、同じコースを辿り後を追って来た菅沢が追いついた。少し先で転回し、城南堂歯科前で待ち構えていた北部(手前側)の前に、張番見せを終えた菅沢(奥側)が現れると、前日までの一件も絡んで両雄はエキサイト。「もっと前だ!前さ出せ!!」双方ともギリギリまで曳山を近づけた。その距離は1.5メートルくらいだったと思う。近年はこの距離での対曳山はよく見られるようになったが、当時としては衝撃的な光景で、緊迫した空気が漂い危険性も感じさせる場面である。

曳山同士の距離が三尺(90センチ)の切った場合は、無交渉でぶつけてもいい慣例があるが、1.5メートルくらいの距離ならば、いきなり開戦とは行かず(通常通り)通行の優先権を巡る交渉が必要である。しかしエキサイトした若衆同士の喧嘩が収まらない。「何だ、この野郎!?」「おぅ、ふざけるなコラッ!」前日までの鬱憤も溜まっていたのだろう。案の定、菅沢と北部の喧嘩は激しく、約15分に渡って繰り広げられた。何とか幹部ら中心メンバーが若衆をなだめ、ようやく通行の優先権を巡る交渉が開始。その間に後方では本番装備が取り付けられている。又、それぞれお囃子は、若衆が好む“道中囃子”を奏でているが、そのボルテージも次第に上がって来た。

菅沢ミニ曳山(人形・平知盛) × 北部ミニ曳山(人形・上杉謙信)

新ミニ曳山コメント掲示板DX(ファン登録者限定)→ http://blogs.yahoo.co.jp/moriokawakamono/29083720.html

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23時を回った頃、菅沢と北部による通行の優先権を巡る交渉が始まった。両曳山が向き合う少し前には、朝から降り続いていた雨が自然に止んだ。これにより思う存分戦う事が出来る。寒い夜だったが、この城南堂歯科前は熱気に包まれている。だいぶ前に薬師堂参拝ならびに、西勝楽町張番見せを終えている北部(画像)。その後は西勝楽町丁内を賑やかしながら、自丁内に帰るのが目的の曳山のようだ。一方で対峙している菅沢は、西勝楽町丁内を賑やかしている曳山で、「自丁内に帰るのであれば、我々に道を譲るべきでないか?」と厳しく突っ込んでいるが、初日に挑発ならびに宣戦布告を受けている北部は、菅沢相手に道を譲る気など毛頭無いようだ。

これまでも何度か対戦がある両雄。前回1990年の対決では、その年に曳山を新造した菅沢が上になった状態を保ちつつ、後退した北部を激しく追撃した。北部としては厳しい一戦だったと思われる。しかしその2年後に北部も曳山を新造。旧型の曳山と大きさに大差は無いようだが、機能性が大幅に向上していると思われる。これで菅沢とは対等な条件での戦いになるであろう。勝手な表現だが、リベンジ戦の様相だ。後方に本番装備(テコ)を取り付ける北部。ぶら下がり用ロープが付いた、細長い円柱状のテコ3本である。ちなみに1992年〜2006年までこのスタイルで、2007年以降は真ん中だけ(各丁内で流行りつつあった)スーパー天棒に差し替えられている。

※参考 北部の2007年以降の本番装備 → http://blogs.yahoo.co.jp/moriokawakamono/29189079.html

薬師堂参拝や張番見せを終えている北部のお囃子は“道中囃子”。若衆が最も好み興奮を誘う曲である。北部のお囃子担当である鈴木組のは、通常よりテンポが早い上に独特のアクセントがある。そして18丁内ある曳山の中でも、最も音が響く大太鼓を使用しているので、非常に激しく力強い“道中囃子”なのだ。目の前に控える菅沢は、おそらく北部にとって西部にならぶ最大級の敵であろう。又、菅沢とは6年ぶりの再戦だが、(歴史的背景の他に)お祭り初日からの因縁もあるので、丁内の威信を賭けた一大決戦になる。それを察したのか囃子方の鈴木組も、“道中囃子”のボルテージを上げた。厳しい表情の若衆が多いが、闘争心は最高潮に高まっている事だろう。

新ミニ曳山コメント掲示板DX(ファン登録者限定)→ http://blogs.yahoo.co.jp/moriokawakamono/29083720.html

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ついに北部を捉えた菅沢(画像)。これまでの対戦を振り返ると、菅沢の方が戦績が良かった印象があるが、それでもこの年の正責任者(指揮官)は一戦交えたかったようである。通行の優先権を巡る交渉が行なわれているが、決裂は必至の情勢で、後方には本番装備「カルテット」が装着されている。4本のテコをそれぞれ欄干に2本、後ろ担木両端に2本と、分散させ取り付けた形式である。この年代はまだ、ぶら下がり用ロープが備わっていない細長いテコであった。ちなみにこれから4年後の2000年に、ぶら下がり用ロープ付の太いテコに差し替えられる。

※参考 菅沢の2000年以降の本番装備 →  http://blogs.yahoo.co.jp/moriokawakamono/29989274.html

菅沢も北部と同じく、曳山のお囃子は“道中囃子”を奏でている。この年代の菅沢は外注でなく、自丁内の若衆がお囃子を担当しており、老若男女の好む“道中囃子”にも強い個性があった。相手の北部(お囃子担当・鈴木組)の“道中囃子”は、大太鼓の響きや独特のアクセントが特徴で、力強く激しいものだ。一方で菅沢の“道中囃子”は、同じくらいテンポが速いが、笛の強弱や小太鼓の連打が特徴的で、どこか荒々しさや狂乱さなどを感じさせる“道中囃子”だった。北部との対峙直後の殺伐とした雰囲気が変わり、菅沢の若衆は高揚感に満ちている。

余談であるが画像の通りミニ曳山の送り子人形(見返り人形)は、お笑い芸人・レイザーラモンHGである。実際の菅沢曳山はこの人形を乗せた事が無いが、1999年から3年間バラエティに富んだ送り子人形(レレレのおじさん・山ん婆ギャル・田中真紀子議員)を乗せた年代があった。特にレレレのおじさんは衝撃的であった。ミニ曳山の方のレイザーラモンHGは、それにちなんだ趣向であるのでご容赦いただきたい。本題に戻り、北部は菅沢に道を譲る気は毛頭無く、40分程度続いた通行の優先権を巡る交渉が決裂。いよいよ6年ぶりとなる一戦が始まった。

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                 − 運は天にあり 鎧は胸にあり 手柄は足にあり −
                     何時も敵を我が掌中に入れて合戦すべし。
               死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず死するものなり。
                 運は一定にあらず、時の次第を思うは間違いなり。
             武士なれば我進むべき道はこれ他なしと、自らに運を定めるべし!!
                      我が軍の旗印は「刀八毘沙門」なり。
               我が軍勢は降魔の軍隊・・・世の悪しき魔を絶つものと心得よ!  
                敵陣へ進軍する際はこの「懸かり乱れ龍」の旗を掲げる。
                       我に歯向かうは神に背くものと知れ!
                   臆する事無く突き進め・・・これより天道に従い、
                平知盛※を成敗しに参る。ひるむな!・・・いざ、出陣じゃ!!

                   2007年・NHK大河ドラマ「風林火山」 第39話より
                   第一次川中島の合戦 長尾(上杉)軍の出陣式
  長尾景虎(上杉謙信/Gackt)の号令より引用   ※武田晴信(信玄)→平知盛にアレンジしています。
               
             菅沢ミニ曳山(人形・平知盛) × 北部ミニ曳山(人形・上杉謙信)

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