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「角館のお祭り」が他地域の曳山(山車)系のお祭りと違う点は、各丁内に通過する際にその丁内の張番(関所)の許可が必要だという事である。横町(奥側)と岩瀬(手前側)が薬師参道・伊澤履物店脇付近で対峙した直後、西勝楽町張番の使者が飛んで来た理由であるが、どうやら横町が無到来(むとうらい)を犯してしまったとの事だ。無到来とは張番の許可無く、その丁内に侵入してしまう行為で、張番権限で移動・排除が命じられてしまう。 おそらく横町は通行の許可を貰いに交渉員を派遣していたと思うが、岩瀬の接近を肉眼で確認し、T字路の右折を焦ったのだろう。横町が通過して来た大横丁の通りでの待ち伏せは、場所的に狭く困難だ。横町が右折しない限り、正面から向き合う事が出来ず、T字路角での中途半端な鉢合わせは避けたかったのだろう。結果的にそれが無到来を招く事になった。西勝楽町張番から厳しい叱責を受ける横町。そして驚くべき状況打開案が示される。 西勝楽町張番は「横町は真っ直ぐ本明寺付近まで後退。距離を設け、岩瀬がT字路を左折できる体勢を取る事。そして岩瀬は速やかに大横丁の方へ左折すべし」という案を提示し、それを横町と岩瀬に要求。この場所での本番激突は認めないようだ。張番の権限は絶大。まして薬師堂の所在丁内・西勝楽町の張番には絶対に逆らえない。横町と岩瀬は渋々受け入れる事を了承。横町は曳山を大きく後方へ下げ、岩瀬が左折できる体勢を作った。 T字路を左折する岩瀬。複雑そうな表情を見せる若衆達。「このまま何処とも本番激突無しに、真っ直ぐ自丁内に帰るのか?」不安を感じる者もいるだろう。一方、横町の方がより深刻だ。単純にこのまま追撃すれば良いような気もするが、一度通過した道を何度も往来するなど、伝統ある横町が取る曳き回しではない。このまま真っ直ぐ自丁内に帰るのが常道。苦悶の表情を浮かべる横町の正責任者(指揮官)。帰丁する常道の選択を選ぶのか? 横町ミニ曳山(人形・武田信玄) × 岩瀬ミニ曳山(人形・酒呑童子) 新ミニ曳山コメント掲示板DX(ファン登録者限定)→ http://blogs.yahoo.co.jp/moriokawakamono/29083720.html
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