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自然に 素朴に 明日をみつめて

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梅の時期は、もう過ぎたのでは──と、思うような時期になっているが、今年は遅れていて、けっこう”今が見どころ”という場所もあるようだ。
 
水戸の偕楽園は、HPに「318()現在 約3000本のうち2671(89.0%)が開花しました」と出ていた。
 
そんな偕楽園では、おそらく車も渋滞となつているはずなのと、越谷に住む知り合いから「今、満開だよ」と聞いたこともあって、埼玉県越谷市の越谷梅林公園(こしがやばいりんこうえん)に足を運んでみた。
 
 
北越谷駅西口から元荒川沿いに徒歩約20分。
古くから公園周辺は梅の名所として知られているというが、公園のまわりの民家の軒先もあちこちで梅が咲いている。
 
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元荒川沿いの約2万平方メートルの敷地内には、白梅、紅梅、白加賀、晩白加賀(おくしろかが)など40種類、約300本近い梅が植えられているという。
 
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38()9()には第20回越谷梅林公園梅まつりが開催され、茶会(野だて)や甘酒の無料サービス、草花の販売、たくさんの模擬店も出店されたという。はたして、そのころ肝心の梅の花はどうだったのだろうか?
 
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平日だったので、「混んでいる」ほどではないが、いくつかの親子のグループが輪になって花見をしていて、写真を撮っている人も何人ももいた。
 
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梅林の横を流れる元荒川。
 
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この沿岸には、毎年秋になるとシベリア方面から鴨がやってきて、翌年の春に帰ってゆくという。この近くには宮内庁鴨場がある。この地は、江戸時代には幕府や紀州藩の鷹場があったそうで、徳川家康もここで鷹狩りをしたと伝えられている。それが明治41年になり、正式に宮内庁埼玉鴨場として創立されたという。
 
 
 
 
越谷梅林公園を後にして、「こしがや能楽堂」に隣接する「日本庭園・花田苑」に立ち寄った。
 
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花田苑は、元々は畑だった土地に、純日本風の廻遊式池泉庭園をつくったそうで、できたのは平成3年。総費用は10億円以上だったという。
 
入り口の門は、江戸時代の名主・宇田家(越谷市大成町)の長屋門を原寸で復元したという。
入場料は100円。
 
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中に入って、園内を一望すると、なんとかなく、東京にある小石川後楽園に似ている感じがした。
 
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梅が綺麗に咲いていたが、園内は、梅の他に、桜、紅葉、黒松、あじさい、梅など、2000本の樹木が植林されており、春の梅や桜に始まり、冬まであらゆる花が途切れることなく咲き続けるのだそうだ。
 
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茶室では、毎月お茶会も行われるそうで、その日には、和服姿の方たちが、この庭園を歩くそうだ。今度、着物を着て、訪れてみたいものだ。
 
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そして、隣には「こしがや能楽堂」がある。美しい建物で、中も見学できるのだが、たまたま行った日はお休みだった。
 
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入り口から能楽堂に向かう小道の竹林が日本庭園らしい趣を醸し出している。
 
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越谷郵便局にあったという赤い郵便ポストも懐かしい。
 
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出口のところに「ホタルの幼虫」という水槽があり、どこにいるのか見ていたら、係りの人が蓋を開けて見せてくれた。端っこに何匹か固まっていた。6月に成虫になるそうだ。
 
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池に自生しているホタルもたくさんいるそうで、6月末〜7月初めに「ホタル観賞の夕べ」もあるそうだ。東京からそんな遠くないところで、ホタルを自生させているとりくみにたいへん興味を持った。
 
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「越谷市」というと、すでに都市化と開発の波に押されて、東京と変わらない町となっていると思っていたが、これほどの豊かな自然が残され、さらに、失ったものを復元までしていることを知り、たいしたものだと感心した。
 
なお、越谷市は1985年(昭和10年)に一般住民を対象とした日本発の健康保険制度「越ヶ谷順正会」を発足した。国民健康保険法(旧法)が施行されたのが1938年(昭和13年)であったが、それよりも3年早く発足したもので、越谷市は「国民健康保険の発祥の地」と称されている。昭和初期の世界恐慌の元で「病気が貧困の原因だ」と農漁業、自営業者を対象とした健康保険制度を設立したのだそうだ。
歴史もすごいものがある。
 
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今回は、梅三昧だった。今度はぜひ、ホタルを見にまた越谷を訪れたい。
 

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