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森友学園疑惑は、3月1日の共産党の小池晃参院議員の予算委員会での質問とその日の夜の元防災相・自民党参院議員・鴻池祥肇の会見、さらに、2日朝の小池晃議員の続きの質問、「週刊文春」など各メディアの独自取材などによって、逃げ切ろうとしていた政府や森友学園らの思惑を打ち破り、一気に土俵に引っ張り出した。
 
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小池質問については、一般紙よりも、スポーツ紙や夕刊紙などがなりか大きく取り上げていて、「日刊スポーツ」社会面では、「安倍襲う爆弾メモ」と大見出しを立てた。
 
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おもしろいのは、“安倍政権寄り”で、しかも考え方や編集方針が籠池理事長が役員を務める「日本会議」と同じ方向であるはずの「産経」が、普段は「天敵」であるはずの共産党に対して「政論」というコラムで次のように書いていることだ。引用したい。
 
 
民進は共産党の爪の垢煎じて飲め
 
学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地払い下げ問題で、学園側が自民党の鴻池祥肇元防災担当相に便宜供与を求めたとする文書を、共産党が暴露した。「怪しさ」の演出だけを狙う稚拙な手法ではなく、ファクト(事実)を示して政権を揺さぶる姿勢は、野党のあり方として高く評価されるべきだ。
 それに引き換え、だらしなさが際立つのは民進党である。頻繁に「森友学園調査チーム」なる会合をマスコミフルオープンで開き、「政府を追及してますよ」というポーズを印象づけることには熱心だが、共産党のような攻撃材料は入手できていない。民進党が乱立させている多種多様な「調査チーム」の大半は、関係省庁の官僚のつるし上げに終始しているのが実相だ。
 共産党の成果を前に、野党第一党として少しはバツの悪さを感じているかと思いきや、2日の参院予算委員会を見る限り、その姿勢は相変わらずである。
 杉尾秀哉参院議員は、臆面もなく「週刊文春」の記事を紹介しながら森友学園問題について質問し、「文春は厳密に裏取りをしております!」。得意げに記事を読み上げる姿には「独自の努力で資料を入手する。裏付けを取って国会で取り上げる」(共産党の小池晃書記局長)という矜持(きょうじ)はみじんも感じられなかった。
そもそも、多額の歳費に加えて領収書不要の文書通信交通滞在費(月額100万円)まで支給される国会議員が、数百円で購入できる週刊誌を「武器」にしていること自体、ちゃんちゃらおかしな話である。
 杉尾氏はこうも述べた。 「政権の応援団の産経新聞、読売新聞も『徹底調査を』と社説で掲げている」
 勝手に他人にレッテル貼りをするよりも、ふがいない野党第一党こそが、政権の最強の“応援団”になっていることを肝に銘じたほうがいい。  (松本学)
                      (以上 引用)
 
 
さらに、今回の小池議員が読み上げた「面談記録メモ」が、鴻池事務所のものであることは、1日の夜の鴻池氏の会見と、2日目の質問で明らかにした通りだ。
 
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さらに、その資料を「誰が共産党に提供したか」について、今朝の「日刊スポーツ」の「政界地獄耳」で説明している。これも引用したい。
 
 
「日刊スポーツ」4日付「共産党への怒りなかった鴻池氏の不思議
 
★共産党書記局長・小池晃は1日の参院予算委で、国有地の売却交渉をめぐり、学園側が自民党国会議員の事務所に接触していた面談記録を入手して首相・安倍晋三に質問した。首相は「どんなメモなのかもわからない」と怪文書扱いしたが、同日夜、元防災相・自民党参院議員・鴻池祥肇が会見。事実上、鴻池事務所のものと認めた。また翌2日、小池も面談記録は、鴻池のものだと明らかにした。
★鴻池は自民党タカ派ともいわれ、元都知事・石原慎太郎や副総理兼財務相・麻生太郎が首相時代に官邸で官房副長官を務めるなど麻生側近ともいわれる。また、与野党に限らず筋の通らないことは厳しく糾弾するなど、昔かたぎの党人派議員といえる。07年6月、安倍内閣が国会での国家公務員法改正案成立のため、会期延長し、参院選の日程をずらしたが、鴻池は官邸スタッフに対し「苦労知らずの『仲良し官邸団』の諸君よ。参院は官邸の下請けと違うんやで」と批判。また08年の参院予算委員長の時、国交副大臣・松島みどりの答弁が長く、制止しても聞かないため、委員会出入り禁止処分にしたこともある。
★不思議なのは鴻池が即座に会見したものの、なぜ、自分の事務所の面談記録が共産党の小池の手に渡ったのかという疑問や怒りが一言もなかったことだ。その解説を民進党元財務副大臣・桜井充が2日、「誤解のないように」とのタイトルがつけられたメルマガで絵解きした。それによれば「鴻池氏自身が『学校法人の認可をおろさせたくないので、共産党に情報を提供した』とし『鴻池氏は実直で、礼節を重んじる方だ。思想は近いかもしれないが人間的に問題があって許せなかったために、このような行動に出たのだと思う。鴻池氏が体を張って情報を提供してくださった』」と解説した。参院独特の連帯感や信頼関係からくるものなのか。興味深い。(K)
                         (以上 引用)
 
 
つまり、「鴻池氏自身が共産党に情報を提供した」というのだ。
 
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ついでに、「政界地獄耳」で紹介されている「桜井充メールマガジン989」も引用したい。
 
誤解のないように
共産党の小池議員が森友学園と政治家の関係を暴露しました。これだけを聞いていると鴻池議員が関係しているように思われるかもしれませんが、実態はまったく違っています。実は、鴻池議員が森友学園の学校法人の認可をおろさせたくないので、共産党に情報を提供したのです。
鴻池議員は、どちらかと言えば右寄りで、いや、かなり右寄りかもしれません()。ですから、森友学園の籠池理事長とは思想的には近いのかも知れません。そこで、籠池理事長は鴻池議員を頼っていったのだと思います。
鴻池議員は実直で、礼節を重んじる方です。さらに言えば、与野党を超越している議員です。思想は近いかもしれませんが、人間的に問題があって、鴻池議員は籠池理事長を許せなかったために、このような行動に出たのだと思います。
この際ですから、是非、鴻池議員の人柄を知って頂きたいと思います。以前、鴻池議員が予算委員長を務めていた時に、私は野党の筆頭理事を務めさせて頂いておりました。その時には、野党の私の意見も最大限取り上げてくださいました。
当時私は、経済財政諮問会議を問題視しており、彼らの参考人質疑を要求していましたが、なかなか実現することはできませんでした。これを実現して下さったのも鴻池委員長でした。
鴻池議員が体を張って情報を提供して下さったのですから、森友学園の学校法人の認可を認めない事は当然のことですが、誰が口利きを行ったのかも含めて、徹底的に真相究明を行っていかなければと思っています。
参議院議員・医師 桜井充
                         (以上 引用)
 
桜井充氏は、民進党参議院議員(宮城選挙区選出)で4期。民主党政権時代に、財務副大臣・厚生労働副大臣、参院経済産業委員長、民主党政策調査会などを歴任しており、現在は、参議院東日本大震災復興特別委員長を務める。
 
 
鴻池氏は、自民党の重鎮議員、しかも昨年の安保法制審議では、参院特別委員会の委員長を務めた人物。「日本会議」の議員懇談会にも所属していて、思想的には右翼である。
そんな人が、共産党に情報を提供した。会見では「野党がんばれ」とも言っている。
 
 
「一強」で、しかもマスコミ幹部や記者には会食でもてなして手名づけ、国会では野党の追及に「あたらない」「問題はない」でいつも逃げ切る安倍政権に対して、はたして、どこから攻めるのかと思っていた。
 
しかし、上記の記事で指摘されてるように、なんといっても「独自の努力で資料を入手し、裏付けをきちんと取る」という国会質問の“矜持”を踏まえた共産党の小池議員の質問と、鴻池氏の「筋を通らないことは許さない」という政治家としての“気骨”が、この問題の真相究明を前に一歩すすめたといえる。
 
いずれもあたりまえのことであるが、それをまったく対極にあるはずの野党の共産党と、自民党の重鎮議員がタッグを組んだことで、大きく動いた。
 
安倍首相夫妻にとっては、まさに「政治の世界は一寸先は闇」だったのかもしれない。
 
国有地の“激安払い下げでは、森友学園の8億円だけではなく、加計学園の36億円の問題も浮上してきた。
ぜひとも巨大な闇を暴くための、今後の野党の徹底追及に期待したい。

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まず、今日の新聞での「森友学園」問題を取り上げた、二つの興味深いコラム記事を紹介したい。
 
「毎日」1日付夕刊の与良正男・専門編集委員のコラム「熱血!与良政談」で「安倍1強時代と森友学園」と題して、17年前の森首相(当時)の「神の国」発言と今の「森友学園」問題を対比している。
 
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「日本は天皇を中心とする神の国」と当時の森喜朗首相が神道政治連盟国会議員懇談会の席で発言し、大きな批判を浴びたのは2000年5月だった。森氏が戦前の軍国主義教育の温床となった教育勅語について「良い面もあった」「普遍的哲学がある」等々とかねて語っていたことも問題視された。
 
あの時は大半の新聞・テレビが連日、大々的、かつ批判的に報じたものだ。そしてこの発言を機に森政権は国民の支持を失っていった。
 
あれから17年たって、今度の「森友学園」問題である。
 
無論、まず解明すべきは同学園の小学校用地として国有地が、なぜあれほど格安に売却されたかだ。だが同時に私は、系列の幼稚園で園児に教育勅語を暗唱させている学校法人が「日本で初めてで唯一の神道の小学校」をうたい、大手をふって登場してきたことに時代の急速な変化と危なさを感じるのだ。
 
安倍晋三首相は先週、昭恵夫人がこの小学校の名誉校長を辞任したと明らかにした。同学園が「安倍晋三記念小学校」の名で寄付金を集めた点に、首相は抗議したと言い、理事長は「しつこい」とまで語った。
 
しかし、その1週間前の国会では「妻から(理事長の)教育に対する熱意は素晴らしいと聞いている」と首相は答弁している。騒ぎが大きくなったから昭恵夫人が辞任したとしか思えない。
 
格安価格に首相が関与していないとしても、学園が首相の名を利用したのは明らかで、教育をはじめ、戦後日本を否定しがちな首相の考えに学園が強く共鳴しているのも確かだ。彼らにとって首相は「希望の星」であり、「安倍1強」時代は表舞台に出る好機と考えているのではなかろうか。
 
くだんの幼稚園の運動会で、園児が「安倍首相がんばれ。安保法制 国会通過よかったです」と選手宣誓(!)しているビデオを私も見た。これが現実となっていることに驚くとともに、逆に園児が「安保法制反対」と叫ぶ幼稚園だったら政権側は厳しく対処しただろうとも思う。
 
東京メトロポリタンテレビジョンの番組「ニュース女子」の「偏見報道」が地上波で堂々と流れるようになったのも背景は同じかもしれない。この根っこの部分にも私はこだわり続けたいのだ。
                       (以上 引用)
 
 
 
もうひとつは、「日刊スポーツ」1日付の政治コラム「政界地獄耳」の「だまされるな!!言葉の言い換えだけだ」という一文だ。
 
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★ネットの世界では既に国有地払い下げ問題や、首相・安倍晋三夫人・安倍昭恵が名誉校長を務めていたことを“アッキード事件”と称して盛り上がりを見せている。いずれにせよ、首相夫妻が異様な私学の教育方針に賛同し、広告塔を務めた事実から見てこの内閣の政治レベルの低下によって、もたらされたものと言える。公約違反を「新しい判断」と言い換え、オスプレイの墜落を「不時着」と言い張ったのもこの内閣。積極的平和主義や最近興奮すると多用する「レッテル張り」に至っては元の意味すらよく分からない言葉になった。
 
★思えば集団的自衛権の解釈変更という強引なごまかしがこの内閣の言い換えの歴史と言えよう。ばくちを認める法律をリゾート開発を主とする「IR法」と言い換え、共謀罪を「テロ等準備罪」にそれぞれ言い換え、南スーダンの状況では戦闘を「衝突」と言い換えて事態を和らげようとする。本質を隠し穏やかに見せようとしてきたごまかし政治の延長にある。
 
★地方議会では白紙領収書を使い政治活動費の水増しや横領で議員が数多く辞職に追い込まれても総務相・高市早苗は「問題ない」と答弁するなど、政治には特権があっても国民生活では決して認められず、役所は一切受け付けない事案を、政治の世界では政治家や高級官僚が関与すれば何でもまかり通る。今、この国の国会ではそんな異常性を見せつけている。
 
★ごまかし政治の最たるものは役所が作るメモに始まり、文書の管理義務があるものまで紛失、破棄と子供の言い訳のように「なくしたから」と言って切り抜けようとする公務員の姑息(こそく)だ。管理責任が問われたという話も聞かないし、後日、ひょっこり見つかるというのだから「隠蔽(いんぺい)」が正しい表現ではないのか。ここにも国民を欺くごまかしがある。政治家と公務員に、これほどまで欺かれても気にならない国民も我慢強い。(K)
                       (以上 引用)
 
 
 
 
さて、安倍首相は、今日の国会質疑でも「森友学園」の国有地売却問題で、野党に追及されると「そういう印象操作、イメージ操作をしないでくださいよ」とか「私の妻を犯罪者扱いしないでください」「私が、さも事件に関与しているかのような言い方をしている」と、まるで「私を無実の罪に陥れるのか」と言わんばかりに、声を荒げて「抗議」している。
 
しかし、「無実無根」で「事実と違う」なら、事実で反論すればいいのである。
ところが、納得いく説明もなく、ただ情緒的に、自分を追及する者(「悪」と描くような、まさに「印象操作」をしているのは安倍首相ではないか。
 
 
ただ、今日の午後の参院予算委員会での共産党の小池晃議員の質問に対しては、いいかげん言い逃れは通用しなかったといえるだろう。
小池議員は、「森友学園」の籠池理事長と自民党議員の事務所の面談記録を入手したとして、土地の評価額の引き下げに関する働きかけがあったのではないかと追及した。
 
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小池議員が入手したという「ある自民国会党議員の事務所の面談記録」によれば、2013年10月12日に籠池理事長夫妻が来訪し、「小学校用地の件。近畿財務局と大阪航空局職員数名と共に現地視察。その際、事務方の判断できることではないというニュアンスを感じたので、上から政治力で早く結論が得られるようにお願いしたい。土地価格の評価額を低くしてもらいたい」というのだ。
 
小池氏の質問に対して、財務省の佐川理財局長は、「面会記録は残っていないし、何か言うことはできない」と答弁。安倍総理は、「いま読まれた文書はどういう文書かもわからない」と述べ、まともに取り扱おうとせず、「与党議員から不当な働きかけはなかったと聞いている」とくりかえした。
 
小池氏は籠池氏を国会に参考人として呼ぶことを求め、「自民党がどういう態度をとるのか国民は注目する。反対するようであれば重大な問題になってくる」と述べた。
 
 
 
一方、国会質問で「ある自民党国会議員事務所」が問題となった夜、自民党の鴻池祥肇(よしただ)・元防災相が記者会見し、学校法人「森友学園」の理事長夫妻と2014年4月に議員会館の事務所で面会し、「これでお願いします」と封筒を渡されたことを明らかにした。
 
鴻池氏は「お願いの議があるようなふうなことをチラッと聞いた。同時に紙に入ったものをこれでお願いしますと。一瞬で金だと分かりましたよ」と述べたが、封筒の中身を見ず、そのまま返却したという。
なお、鴻池氏は、学園から2年間に総額20万円の政治献金を受けていたということで、返金すると述べた。
 
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夜の日本テレビのNNMニュースでは、「森友学園」の国有地取得をめぐる問題で、日本テレビは森友学園の籠池泰典理事長が、自民党の鴻池元防災担当相側に土地の価格を安くするよう働きかけを行っていた際の記録を独自に入手したと報じている。

それによれば、鴻池元防災担当相の公設秘書が森友学園の籠池理事長から2013年8月から去年3月にかけて、少なくとも15回にわたって陳情を受けたことが記録されていた。
 
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メモには2013年9月に籠池理事長から問題の土地について財務省側に「賃借料を“まけて”もらえるようお願いしたい」と依頼を受けたとの記述があった。また翌月の記録には鴻池議員本人が同席した場で、籠池理事長夫妻が「上から政治力で早く結論が得られるようにお願いしたい。土地価格の評価額を低くしてもらいたい」と発言したと記されている。メモには「ウチは不動産屋ではない」などと籠池氏側の働きかけに秘書が反発する内容も記されている。
 
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また2年前にも財務省側の10億円という土地評価額について「高すぎる、何とか働きかけして欲しい」と鴻池議員の秘書に依頼したと書かれている。

この秘書は1日夕方、日本テレビの取材にメモを書いたことを認め、「圧力みたいなことは実際まったくない」と話した。
 
鴻池議員は防災担当相をつとめたほか、麻生内閣で官房副長官をつとめるなど麻生副首相兼財務相の側近としても知られている。

鴻池議員の記者会見やNNNの独自取材などの経緯を照らし合わせると、国会での小池質問の「自民党国会議員の記録」と符合する。
 
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小池議員が、この文書を読み上げたとき、最初は、閣僚席や自民党席も緊張が走り、安倍首相の答弁もしどろもどろとなり、ろれつも回らない場面があったが、そのうち自民党席から「どこの事務所か言えよ!」とヤジが飛び、安倍首相が「どういう文書かもわからず、本当のことかどうかもわからないものを立証する責任はそちらにある」と逃げた。小池氏は、「ここに書かれている内容が違うというなら、それを立証するのは政府の責任でしょう!出所を言わなければ答えないなんて言ったら国会質問なんかできない」と返し、「担当者の名前は分かっているので明日また聞く」と言った。おそらく、政府や官僚など関係者たちは、今夜は寝られないだろうな。
 
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小林よしのり氏が、2月27日のブログでこんな妙なことを書いていたのが気になっていた。。
「共産党が相当のところまで事実を掴んでいるという噂もある……共産党よ徹底的に暴いてくれ!」
その意味がわかった。
 
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これまでは、「森友学園」報道では、“及び腰”だったマスコミも、この数日間で競って取り上げるようになってきた。
しかも、明日2日発売の「週刊文春」では、「森友学園」の小学校設立を巡る問題で、安倍晋三事務所に出入りしていた男性(41)が、国有地払い下げに関して近畿財務局の担当者と面会していたことなど一連の経緯を実名で証言している議事が掲載されるという。
 
いよいよ、政治とカネの本丸に攻め込むことができるのかどうかというところにさしかかってきた。
まずは、明日の朝9時からの小池晃議員の質問を注視したい。
 
ここまで大問題となり、世論調査でも8割が疑惑解明を求めているというのに、今日の質問でも、ニヤニヤと笑っていた無責任な首相や閣僚たちをぎゃふんといわせてもらいたいものだ。
 
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森友学園問題。
テレビの報道番組が、この間は「豊洲問題」と「小池都知事」がメインとなっていたのが、この数日は「森友学園“国有地払い下げ”問題」と「幼稚園の教育方針」に主役の座が変わった。
 
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今日の午後の番組では、森友学園が運営する幼稚園の運動会の映像を、園児にモザイクをかけてやっていた。
まだあどけない園児たちが、声を合わせて宣誓をするのだが、「日本を悪者にする中国や韓国に負けないように」「歴史教科書でウソを教えないようにお願いします」と言ったかと思えば、「安倍首相がんばれ!安倍首相がんばれ!」と連呼して、「安保法制が国会を通過してよかったです」などと言っているのには驚いた。
 
 
こうした中で、国有地払い下げ問題では、国会での連日の質問などによって、森友学園側と、財務省・国交省、そして安倍首相らとの関係がこれまで点と点だったものが徐々に線によって結ばれ、つながりが見え始めている。
 
 
全国紙などでは、まだ、あまり掘り下げられた記事とはお目にかかれないが、スポーツ紙と夕刊紙の2つの記事を紹介したい。
 
ひとつは、今日発売の「日刊ゲンダイ」(28日付)で、「『安倍記念小』国有地払い下げ疑惑──安保法制審議のヤマ場に国会抜け出し 安倍首相 怪しい大阪出張と同郷高級官僚との会談」と題した記事だ。引用したい。
 
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疑惑の会合の当日、安倍首相も現地に滞在していた。戦前回帰のアナクロ学校法人「森友学園」への国有地“激安”払い下げ問題を巡り、共産党が国会で暴露した財務省近畿財務局での価格交渉会合。財務省は当日の交渉記録を既に廃棄したというが、安倍の動向もかなり怪しい。この日は国会をわざわざ抜け出し、大阪入り。安保法制の審議が大詰めを迎えていた時期に政治のウラ側で何が起きていたのか。ひとりの高級官僚の存在が一躍クローズアップされている。
 
「隠蔽」交渉の当日に
 
近畿財務局9階の会議室に関係当事者が集結したのは、2015年9月4日のこと。森友学園側からは「瑞穂の國記念小學院」の校舎建設を請け負った設計会社と建設会社の両所長が出席。共産党の調査によると、土地を管理していた国交省大阪航空局の調査係と近畿財務局の統括管理官を相手に、埋設ゴミの撤去について、かなりの高額な費用を提示しながら話し合ったとされる。
 
午前10時から2時間に及んだ交渉が終わった頃、安倍は伊丹空港に降り立った。その後、読売テレビの2番組に出演。読売テレビは近畿財務局の2番組に出演。読売テレビは
近畿財務局から車で10分程度の距離にある。国会開会中の平日(金曜)に現役首相の地方出張は異例で、ましてや当時は安保法制審議がヤマ場を迎えていた。
 
東京からの中継という選択肢もあったのに、午後6時過ぎの飛行機で再び羽田へトンボ返り。安保法制の鴻池浩祥肇・参院特別委員会委員長(当時)に「1国の首相としてどういったものか」と不快感を示されても強行軍を敢行してした安倍には、大阪入りへの並々ならぬ決意を感じざるを得ない。
 
「国交省はこの日、小學院の校舎建設に対し、補助金約6200万円の交付を決定。翌日には首相夫人の昭恵氏が、園児に教育勅語を暗唱させる『塚本学園』で講演、小學院の名誉校長に就任しました」(問題を取材するジャーナリスト)
 
これらのタイミングが安倍の大阪入りと重なったのは、単なる偶然だろうか。実は出張の前日、安倍は国有地問題のキーマンである高級官僚と会っていた。
 
当時の首相動静を見ると、午後2時17分から10分間、官邸で財務省の迫田英典・理財局長(現国税庁長官)と会談。理財局の主な仕事は国有財産の管理だ。つまり、国有地の売却を差配する責任部局のトップから、安倍は何らかの報告を受けていたのだ。
 
「迫田氏は安倍首相の地元・山口県豊北町(現下関市)出身で、東大法学部卒。昨年6月17日付の定例人事で国税庁長官に“棚上げ”されるまで、82年入省同期の福田淳一・現主計局長と次期次官レースを争っていました」(財務省関係者)
 
トップの事務次官ポストを狙う高級官僚が、時の首相に取り入るために「花を持たせる案件」を常に探り、ライバルと忠誠心を競い合う──。官僚組織を扱う小説や映画では、そんなシーンがよく出てくる。
 
当時の次官も“お気に入り”
 
野党は今回の問題で迫田氏の国会出席を要請しているが、与党側は一切、応じようとしない。迫田氏はやましい要素がなければ、身の潔白を進んで証明したらどうか。
 
「森友学園との国有地の売買契約締結は昨年6月20日。1年未満の案件の交渉記録が既に廃棄されたのは足膳です。いずれにしろ、国有地は理財局長の決裁がなければ動かせないし、その際は次官の了承を必ず得ることになります」(財務省OB)
 
交渉当時に時間だった田中一穂氏は、第一次政権時代に首相秘書官を務めた安倍の“大のお気に入り”。
 
同期2人が次官に就いた後の異例のトップ人事には、安倍の猛プッシュがあったとされる。疑惑の登場人物が皆、安倍と強い接点を持つのはなぜなのか。
                         (以上 引用)
 
 
 
もうひとつ「日刊スポーツ」27日付の政治コラム「政界地獄耳」の「安倍首相『大阪日帰り」は森友絡みだった?』」と題した記事だ。引用したい。
 
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 ★大阪府豊中市の国有地が、近隣国有地の約1割の価格で学校法人「森友学園」に売却された問題について小沢一郎事務所はツイッターで「適正、廃棄、知らない、確認してない、何ら問題はない。本当にふざけた答弁のオンパレード。タダ同然の売却に何ら問題ないという役所の答弁を聞くと背筋が寒くなる。内政、外政あらゆることがこんないいかげんな感覚で処理されているとしたら、もう最悪である。『政府』たる資格が問われている」と指摘した。
 ★24日の衆院予算委で共産党衆院議員・宮本岳志が近畿財務局9階会議室で15年9月4日、問題の小学校土壌改良工事の価格を巡り、工事業者と近畿財務局・大阪航空局の担当者が会合していたと指摘すると、佐川宣寿理財局長は会合は認めるも「記録は残っていない。財務省の行政文書管理規則に基づき廃棄した」と答弁した。同党参院議員・辰巳孝太郎はその日、「首相・安倍晋三は国会サボって大阪入りしてた。前日9月3日は理財局長と会って何かの報告を受けている模様」と指摘。首相動静によれば、首相は4日に大阪を日帰りで訪問、産経新聞は「国会開会中の平日に首相が大阪入りするのは異例」と記事にしている。
 ★また元民主党衆院議員・川内博史はツイッターで「16年6月売買契約。1年経過していないが契約締結に至るまでの経緯(航空局から財務局への委任書類・森友学園の買受要望書・財務局での審査記録・価格交渉記録・埋設物撤去費用打合せ記録)を保存していないと財務省。理財局長は『売買契約が締結されたら文書管理規則上、契約が締結されるまでの間の文書は廃棄することになっている』と答弁。文書管理規則のどこにそんなことが書いてあるのか」。財務省の「行政文書管理規則」には保管期間が10年間とあり、国有地の扱いだけに取引後もしばらくは情報を管理する規則だ。虚偽答弁もさることながら今週も事態は深刻化していくようだ。政府たる資格が問われている。(K)
                        (以上 引用)
 
 
国会での安倍首相や政府の答弁は、まったく答弁になっておらず、強引に逃げ切るつもりのようだ。しかし、国有地売却でこんな超激安での払い下げがまかり通るようなら、まじめにやっている人たちはバカらしくなってしまうだろう。
 
なんでも「問題ない」「あたらない」とか「そんなことがあるわけないじゃないですか」で済んでしまう、逃げ切ってしまうようなことはもう許してはならない。
 
「政界地獄耳」で指摘しているように、今まさに「政府たる資格」が問われているのである。
 
徹底追及あるのみである。

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「東京新聞」31日付夕刊の社会面に「風邪で休みバイト代減額 セブン店舗 法廷の制裁上限超す」と題した記事が。
 
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以下にその記事を引用したい。
 
東京都武蔵野市にあるコンビニ大手セブン−イレブンの店舗が、風邪で休んだアルバイトの女子高生(16)に、代わりを探さなかったことを理由として、実際に働いた5日間のアルバイト代2万3375円から休んだ時間(計10時間)のバイト代に相当する9350円を差し引いていたことが31日、分かった。
セブン&アイ・ホールディングスの広報センターによると、店では、「休む際に代わりの人を探さないとペナルティーを科す」という“ルール”を設け、アルバイトに伝えていた。
 
担当者は「代わりを探すのは雇用主の責任。労働基準法で定めた減給制裁の上限も超えている」としている。
女子高生は、すでにアルバイトを辞めているが、店側は差引額の全額を返済するという。
 
女子高生は1月中、風邪をひいたと伝えた上で1月に2日間のシフトを休んだ。同26日にバイト代が手渡されたが、明細には実際に働いた25時間分の額面が記載されていたものの、15時間分のバイト代しかなく、明細には「ペナルティ」「¥9350」と書かれた付せんが貼られていた。                                       
                  (以上 引用)
 
 
「朝日」の夕刊では、労働問題を手がける棗一郎弁護士が「労働契約は自らの労務を提供することで、他の人を配置するのは使用者の義務。罰金を課すことは労働基準法16条に違反する可能性がある」と語っているとある。
 
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「労働基準法」では「第16条(賠償予定の禁止)」で「使用者は、労働契約の不履行について違反金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない」とある。
 
 
私の息子の友だちの話や、高校生の子を持つ親御さんの話しで、コンビニアルバイトで共通して出てくるのは、「シフトを勝手に入れられてしまう」「休む時に、『代わりを見つけてくるのが当然だろう』と言われる」という。あるいは、「店長に罵倒される」という人もいた。高校生は、学校があるのに、深夜のシフトにされたり、「他にいないから」と学校の授業時間にかかる時間帯のシフトに組み込まれたりもする。
 
夜のニュースでも街でのインタビューでは同様の答えだった。
 
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流通大手セブン&アイ・ホールディングスでは、その営業利益の約8割をコンビニ事業=国内1万8千店舗て稼いでいるという。
 
すでに、どこの街に行っても、セブンイレブンのない街はないし、主要な街道沿いには、たとえ民家はなくてもセブンはある。
 
誰もが、たいていは、1日に1回くらいはセブンイレブンで買い物をしているのではないだろうか。他に店がないからだ。
 
食べ物、飲み物もそうだが、生活に必要なものがすべてそろうし銀行ATMも、コピー機やFAX機もある。セブンができれば、他のお店はいらなくなる。特に地方では、セブンができ、量販店でもできれば、小売店・商店は潰れる。例えば、酒類小売の規制緩和で、コンビ二で酒が売れるようになり、街の酒屋がどんどん潰れた。このように、セブンだけが残れば、人は、そこしかないので、セブンだけが頼りとなる。
 
ここまでくると、ある意味で公共性もあり、社会的責任もある企業ということになろう。
 
ところが、そんな企業で、最初に挙げたような違法な働かせ方をさせていることは、2重の意味で大きな問題だ。
 
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セブン&アイ・フォールディングスは、「加盟店の認識不足とはいえ法令順守をいっそう徹底する」と言っているとのことだが、実は、セブンイレブンの違法な働かせ方についは、すでにいくつもの前科があるのである。
 
直近では、昨年の3月28日の参院予算委員会で、辰巳幸太郎議員が、セブンイレブン本部が「効率的な業務を実現するため、就労は15分単位を基本」として、独自の勤務管理システム「ストアコンピューター(SC)」を用いて、労働者の労働時間を違法に切り捨てていた実態を告発している。
 
出勤する際にパーコードをコンピューターにかざすと「出勤スキャン時刻」として1分単位の正確な時間が表示されるのに、15分未満を繰り上げた「始業時刻」が自動的に記録され、逆に「終業時刻」の方は、15分未満が切り捨てられるというものだ。
 
辰巳議員は、「自給900円の労働者が月20日(年間240日)働いた場合、始業と終業で最大14分ずつ繰り上げ、切り捨てられた場合は、年間10万800円もの賃金が正当に支払われない、まさに賃金泥棒だ」と指摘した。
 
当時の塩崎厚労相は「指揮命令下におかれた時間の切捨てや、賃金の割増賃金の不払いが生じている場合は労働基準法違反になる。こういう事例であれば指導しなければならない」と答弁。
 
その後、セブンイレブン本部は、行政の指導も受け、昨年8月23日付で加盟店舗オーナーに対して、「従業員給与システムの変更について」と題して、システム変更を徹底し、「労働時間は1分単位で計算する必要があり、切り捨てることは違法だ」と説明している。
 
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セブンイレブンは、半年前にも、こうした賃金の支払い方で問題を起こしていながら、またも今回、高校生アルバイトに対して不当にも「罰金」を課したことが明らかとなった。
 
しかも、1店舗だけの特殊な事例ではなく、アルバイトの高校生に対して「欠勤するときは代わりを探せ」と過剰な責任を負わせる、一方的にシフトを変えられるなどは、どこの店舗でも行われていたことが、次々と明らかにされている。
さらに、レジのお金があわないときはその責任をとらされ全額払わされたり、恵方巻きやクリスマスケーキ、土用の丑の日のうなぎなどの季節商品の販売では、ノルマを負わされ、家族の分まで買わされたりということもあったという。
 
天下のセブンイレブンが、こんなことをやっていたんでは、高校生をはじめ若者たちは「働く」ということについて幻滅し、将来に希望を持つこともできなくなってしまうだろう。
 
ブラック企業やブラックバイトばかりの日本では未来はない。
大企業は、儲けばかりを追い求める体質から脱皮すべきである。
 
 

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昨年12月のことだが、埼玉県にある「浦和くらしの博物館民家園」に足をはこんだ。
 
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市内に伝わる伝統的な建造物7棟を移築復元し、保存するとともに、過去の清算・生活用具などを中心とした民族資料の収集し展示している。
 
 
民家園の敷地に入ると、すぐ目の前に横長な、倉庫らしき建物が見えてくる。これは、浦和市農業協同組合三室支所倉庫(現さいたま農業協同組合三室支店)の政府指定米穀倉庫として使用されていたものだ。
 
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当初は、栃木県小山市内で大正8年に干瓢問屋の倉庫として建築されたもので、昭和31年に浦和市農業組合三室支所に移築され使用されてきたが、これを旧浦和市が寄贈を受け、平成6年度に移築復原を行ったという。
アーチ形の入り口など和洋折衷のデザインとなっている。
現在展示・収蔵棟として使用されている。
 
茅葺屋根の「高野煎餅」ののれんが下がっている建物は、高野家。中山道沿いの岸町7丁目にあった煎餅を製造販売する商家だった。
 
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建築年代を、はっきりと裏付ける資料などはないが、建築途中に安政2年(1855年)102日の安政大地震が起こったという言い伝えや、部材の仕上げ、建築工法などからも江戸時代末期の安政年間の建築と考えれており、現存する浦和宿中山道商家としては最も古い建物といわれる。
 
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その隣の白い建物は、綿貫家で、常盤2丁目の旧中山道沿い、旧浦和宿の中心部よりやや北にあった建物で、「菱屋」の屋号で呼ばれ、明治35(1902)の「浦和町営業便覧」では「肥料荒物商 綿貫與助」とあり、他には、砂糖、米穀なども扱っていたという。

 
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旧野口家住宅は旧大谷口村(現さいたま市南区大谷口)において代々、「安楽寺」という寺の住職をつとめていた家だという。この旧野口家住宅も寺の庫裏として使用されていたもので、安楽寺が明治初年に廃寺になると、この建物は野口家の母屋として移築され使用されてきた。
 
 
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建物の建設年代は解体時に発見された床の間の地板裏等から安政5年(1858年)の墨書名が発見されておりほぼこの年代の建立と考えらている。
縁側に注ぐやわらかな陽射しがなんとも風情がある。
 
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次は旧武笠家表門。この門は、市内三室で代々農業を営んできた武笠家から旧浦和市が寄贈を受けたもので、平成6年度に移築復原を行った。
 
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武笠家では、正規にこの門を開くのは婚礼や葬儀など特別の日に限られ、日常は別にあった通用門を用いたという。また、この門は長屋門の役割を備えながら作業場となる広い土間を持っており、一農家の生活に即した機能性の高い建築といえる。
天明3年銘(1783年)の護摩札が確認されていることや、仕上げの工法などから江戸時代後期の建築と考えられている。市内にいくつか見られたこの形式の長屋門の代表例といえる。
 
旧蓮見家住宅は、さいたま市緑区井沼方、大宮台地の南端部、見沼の低地から入り込む谷に突き出た舌状台地上に所在していた。井沼方は江戸中期享保年間に井澤弥惣兵衛為永によって干拓が行われた見沼田んぼの西に隣接する地域で、見沼田んぼの中には蓮見新田も所在している。
 
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茅葺屋根で、建物の建築年代を直接示すものはないが、構造手法から見て、江戸時代中期18世紀の前半と推定されている。現在さいたま市域に残されている民家では最も古いものと考えらている。
 
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最後に「ミニ企画展『絵葉書に見るさいたまの鉄道』」(12月24日までだった)を見た。明治時代後期〜大正時代の駅弁の掛け紙や、時刻表、鉄道の車体や線路の部品などが展示され、なかなかおもしろかった。
 
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のんびり、1〜2時間で見てまわれる民家園だが、なんと入場は無料である。
 
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地方に行くと、東日本大震災の影響もあるのか、ところどころで、歴史を刻んできた昔からの古民家や蔵などが壊れかけたまま放置され、中には潰されているところも少なくない。予算もかかるが、こうした民家園のようなものに集約していくことはできないものだろうか。
 
こうした施設が、どこにでもできるといいなと思った。
 
 
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民家園をあとにして、「古民家カフェ藍」で食事をした。
 
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囲炉裏や琉球畳の和室があり、「450年前の杉無垢テーブル」があると聞いて気になっていたので機会があれば立ち寄ろうと思っていたお店だ。
 
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2014年3月オープンで、店内は「古民家」とよぶには、新しい印象を受ける。
 
オーナーは、結婚後2時の母となってから勉強して2級建築士の資格を取得したという方で、「母親目線」「女性目線」の設計やリフォームを心掛け、建築士としての施行事例として、このお店を開いたという。お店の看板の「古民家カフェ 藍」の店名の下には「不動産・リフォーム館」とある。家のリフォームや、古民家カフェの営業をしたい人などにアドバイスもしてくれるらしい。
 
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店内には、オーナー作のユニークな陶器が並べられており販売されている。
 
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この日のランチセットのメニューは、煮込みハンバーグと和風ハンバーグ、鶏大根、ドライカレーの4つで、いずれもサラダ・スープ・コーヒー付で800円(税別)とお手軽だ。
お薦めらしい「煮込みハンバーグ」を注文した。
 
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「ワンプレート」というより、「ワンDish(皿)」という感じで、大きな肉厚のお皿に、小皿がいくつも乗っていて、そのお皿がどれも特徴的なので、食べる前からちょっとうれしくなる。
料理も、手作り感があり、塩分控えめでヘルシーだ。
 
そして食後のコーヒーが、ペーパーフィルターごと運ばれてきたのにはびっくり。
 
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やはりコーヒーサーバーや他の器も焼き物であり、オーナーのコンセプトに一貫性があるなと感じた。
 
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陶器にはかなりのこだわりがあるように見えた。

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店内は、落ち着いた雰囲気で、囲炉裏のある和室もある。
 
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群馬県の妙義山で育ったという450年前の杉テーブルがある。
450年前といえば、織田信長が生きていた時代で、真田一族が生き残りをかけてどちらにつくか選択を迫られた時代である。さらに、450年前の永禄10(1567)年は、出羽国米沢城にて「独眼竜」で有名だった伊達政宗が生まれた。
 
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また、200年前の坂本竜馬の時代の杉で作ったテーブルもある。
 
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他にも興味津々の置物がある。沖縄のシーサーの愛らしい置物など、沖縄にまつわるものが多いので、お店の方に「沖縄の出身の方なのですか?」と聞いたら、そうではなく、ただ「沖縄が好き」なのだとのこと。陶芸教室もやっているそうだ。
 
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このお店は、地域とも密着していて、「子ども食堂」も主催している。
 
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昔の家具などもある。
 
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次の予定があり、あまり長居はできなかったが、今度またゆっくり来て、いろいろ聞いてみたい気がした。
 
 
「民家園」に「古民家カフェ」──なかなか充実した半日だった。
 
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■浦和くらしの博物館民家園      入館料:無料
さいたま市緑区下山口新田11791  電話:048-878-5025
東浦和駅から徒歩約25
開館時間:9:0016:30  休館日:月曜日(休日除く)、休日の翌日、年末年始
 
■古民家カフェ藍
さいたま市緑区原山3-20-9    電話:048-789-7340
浦和駅東口から約2,400m(徒歩約35)
営業時間:9:0017:00 定休日:水曜日
 

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